《オブラディ・ホーネット/「Let(レット) it(イット) Bee(ビー)!」》 [編集]

オブラディ・ホーネット VR 自然文明 (4)
クリーチャー:グランセクト 5000
マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。
「Let it Bee!」 VR 自然文明 (3)
呪文
カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。

DMRP-06で登場したグランセクトおよび自然呪文ツインパクト

クリーチャー面は《ワ・タンポーポ・タンク》上位種にして《いのししとう》上位互換
呪文面はドロー手札からのマナブーストを行う。手札が多いときはマナゾーンに置くカードを選択しやすいが、手札が少ないときは《フェアリー・ライフ》等のカード移動とあまり変わらない。

環境において [編集]

登場以降、ある程度マナが伸びる自然系のデッキであり尚且つ革命チェンジ系統のようにコスト踏み倒しメタが立っていると大きく失速するというタイプでは重宝されるようになった。《異端流し オニカマス》を処理できる性質はもとより、《洗脳センノー》パワー4000にも対処できるパワー5000というのが強い。
《ワ・タンポーポ・タンク》と異なり呪文面のおかげで汎用性が高く、2枚目以降を引いたり相手の盤面にクリーチャーがなかったりしても腐りにくい。

【5色ドギラゴン剣】に関しては、呪文面を使って《アクアン・メルカトール》で増えた手札から仕込みたいカードマナゾーンに埋められるのも優秀。コスト5以下なので《Mの悪魔龍 リンネビーナス》でのリアニメイト範囲内であり、呪文面を使って墓地に落とせば特別墓地肥やしもせずリアニメイト可能。ただ、リアニメイトすれば《異端流し オニカマス》に引っかかるので、リアニメイトで出ながら《異端流し オニカマス》をマッハファイターで処理することは不可能。

超天篇以降は需要に陰りが見られるが、初期のマナブーストとマッハファイターが1枚に揃ったツインパクトとしてはよく使われた部類である。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

比較対象 [編集]

  • 《アカシシーマ》にはクリーチャー面で上回るが、呪文面が全く別物なので差別化の必要は無い。

カード名について [編集]

  • 名前は、世界的に有名なロックバンドであるビートルズの名曲「Ob-La-Di, Ob-La-Da」と「Let It Be」が元ネタである。「ホーネット(hornet)」はスズメバチ、「ビー(bee)」はミツバチの意である。
    フレーバーテキストもビートルズ初の主演映画「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!(A Hard Day's Night)」が元ネタであり、ビートルズづくしである。

メディアでの活躍 [編集]

その他 [編集]

  • 自然単色の軽量呪文で無条件でドローするというのは極めて珍しい。これまでは《虹色の霊光》《ガードレッスン 〜初級編〜》があった。
    • もっとも呪文側の効果はすべて強制の為、実際には手札の枚数は元の枚数-1となる。その為実際の運用としては手札交換とマナブーストを兼ねている呪文に近い。
  • DMEX-17に再録された際に何故か十王篇以来廃止されていたクリーチャーイラスト周囲の白い縁取りが、このカードのイラストに復活している。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]