《ガイアクラッシュ・クロウラー》 [編集]

ガイアクラッシュ・クロウラー VR 水文明 (7)
クリーチャー:アースイーター 6000
誰も、自分自身のマナゾーンの呪文カードをアンタップできない。
W・ブレイカー

DM-16で登場したアースイーター。全員のマナゾーン呪文アンタップできなくする。

基本的に相手はマナを使い切ってくるようにプレイするため、このクリーチャーがデッキにあるのを知らずに戦っていたなら、いきなり一斉マナロックを仕掛けることが可能。
このような場合、相手を除去札を使うことすら困難な状況に追い込めるため、相手が呪文を多用するデッキなら詰みにする程のロックをかけることもできる。

しかしそれ以外の相手だとタダのファッティになりかねないため、採用する際は的確なメタ読みが大切。
デッキや状況によっては逆に自分が詰みかねないため、慎重な運用が求められる。

その特異な能力ゆえ、時代によって環境に顔を出したり引っ込めたりするカードである。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

古くは【バジュラズブルー】ミラーマッチ対策たるサブフィニッシャーとして使われることもあった。

覚醒編環境では、トップメタが【超次元コントロール】【不滅オロチ】など呪文主体で動くデッキが多かったため、このカードがそれらのデッキへのメタカードとして採用されることが多くなった。長い間使われることがなかっただけにここに来てようやくといったところである。こちらほど使用頻度が低かったわけではないが、似たようなカードに《封魔ゴーゴンシャック》などがある。

エピソード3にて種族を除けば上位互換である《害悪のカルマ スタバック》が登場した。《戦攻のイザナイ アカダシ》など、種族を考慮しなければそちらに出番を譲ることになるだろう。

双極篇からクリーチャーでもあり呪文でもあるツインパクトカードが登場。このカードの範囲も広がり強化された。自分がこのクリーチャーのロックに引っかからないようにするため、あえてツインパクト化されていないクリーチャーを使うプレイヤーもいる。

その他 [編集]

  • カード名は「ガイア(gaia: 地球)」+「クラッシュ(crush: 押しつぶす)」。しかし、ぎなた読みで「ガイアク+ラッシュ(害悪ラッシュ)」と呼ぶネタもある。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ガイアクラッシュ・クロウラー VR 水文明 (6)
クリーチャー:アースイーター 6000
W・ブレイカー
水以外の呪文を唱えるコストは2倍になる。

DMPP-05で実装。マナをタップするという概念が存在しないため効果が一新され、コストも1軽くなった。
水以外の呪文のコストを倍にするようになり、方向性こそ異なれど元と同じく呪文の手打ちを強く妨害する。自分も効果の影響を受けるところも同じ。
特に《デーモン・ハンド》などの元コストが重い呪文は、コストを支払ってのプレイが非常に難しくなる。

コストが下がったことで相手の《ヘブンズ・ゲート》等に間に合わせやすくなり、召喚した次のターンに自分の《剛撃戦攻ドルゲーザ》の召喚に繋げることもできる。全体的には強化されたと言っていいだろう。

S・トリガーで唱える呪文にはコスト加重が無意味なため、《聖霊王アルカディアス》のようにS・トリガー封じも兼ねた強固なロックは見込めないので注意。

環境では、【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)《フェアリー・ライフ》《ブレイン・チャージャー》を採用するため召喚が間に合うかが微妙で、仮に間に合ったとしてもを含む《英知と追撃の宝剣》コスト加重が効かないという理由もあり、あまり使われていない。

  • コストが下がったおかげで準バニラに近いスペックになったため、デッキによっては呪文妨害効果はオマケ程度に考えて「《エクストリーム・クロウラー》で戻されないアタッカー」として使ってもいいかもしれない。
  • 複数体出せば効果は重複する。2体並べばコストは4倍、3体並べば8倍、4体並べば16倍にまでなる。こうなるとデッキ枚数の都合上、元コストが3以上の水以外の呪文は手打ちが不可能になる。
    また、相手の《ガイアクラッシュ・クロウラー》も含めるので、最大8体並べばコストは256倍になる。ただし、デュエプレでのコストの上限は99であり、コストを倍増させた結果100を超えた場合には、99として扱われる。引用元

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-16DMPP-05
    ガイアクラッシュ・クロウラーが通った後には呪文のかけらも残らない。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]