終端(しゅうたん)(やみ) ウゴカ・ザルコ/再誕(さいたん)(かがや)き》 [編集]

終端の闇 ウゴカ・ザルコ R 闇文明 (2)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。
再誕の輝き R 自然文明 (1)
呪文
カードを1枚、自分の墓地からタップしてマナゾーンに置く。

DMRP-10で登場した/自然デーモン・コマンドツインパクト

クリーチャー面は《強襲兵ギガントス》などの系譜であり、バトルゾーンに出た時にマナゾーンカードを1枚墓地に置くデメリットを持つ。
特筆すべきは2マナで呼べるデーモン・コマンドと言う点で、序盤から《S級不死 デッドゾーン》S級侵略出来る。
コマンドを早期に場に出したいだけなら、《天斬の悪魔龍 ジュランデス》《友斬のマジ・スマーン》などもあるが、前者は攻撃に参加できず、後者は簡単に自爆してしまう。
《S級不死 デッドゾーン》へのS級侵略を狙う場合は《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》もあるが、これまでのの軽量コマンドと異なりデメリットマナ1枚とそれほど重いものではなく、手軽な運用ができるようになっている。

比較的安定したパワーと打点を持っている為、黒緑速攻【赤黒“轟轟轟”ブランド】のようなマナをほとんど必要としないデッキに採用できる。
《マッド・ギター》と組み合わせれば中々の勢いで手札を削ってG・G・Gを補助することができる。
ただし、マナゾーンに置く際は多色なのでタップインしてしまい、速攻のテンポが遅れてしまう点には注意。
またマナゾーンのカードを墓地に送る効果に注目し、《ビックリーノ》を早期に着地させることも可能。

【ターボドルバロム】におけるマナブースト進化元として使うのも悪くない。この場合、主に《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》進化元を務めることになるだろう。

呪文面は《再誕の社》と言うより《雪風妖精チャユニクス/スノー坊のパトロール》の小型版というスペック。
対戦中、余ってしまったマナでマナ加速する機会を作れるのは中々貴重。
特に2ターン目に《フェアリー・ライフ》などからこのカードに繋げたり、1ターン目に《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》などを使い、次のターンこのカード2枚を使うことで、2→5の動きを無理せず狙える点は大きい。
手札消費は激しいが、《ゾンビポンの助》《神出鬼没 ピットデル》と合わせれば2ターン目に3コストのカードを使う事も可能。《ナゾの光・リリアング》の様に1ターンでも早くカードが使える点に着目したい。
タップインしてしまうのは気になるが、《ガイアズ・ソング》と違ってフィールドアドバンテージも失われないのが魅力。

呪文面だけで見ても、他の1コストマナブーストカードと比べ汎用性が高く、マナブースト目的のみでも採用を検討できる。
しかし、このカードの最大の魅力は両方の面を使い分けることでマナゾーンと墓地のカードを自在に操れる点だろう。
キーカードをそれぞれのゾーンに用意する際、デッキスペースを抑えられる点も重宝する。

【黒緑速攻】においては破格のスペックであり、やはり《マッド・ギター》と共に使われた他、デメリット《死神術士デスマーチ》進化元確保にも利用可能とデッキ的にシナジー抜群であった。また、疑似墓地回収呪文面とクリーチャー面が付いている上にカードとして多色であることから【5色ドギラゴン剣】で採用されたり、ツインパクトなので【バラギアラループ】における墓地回収として使われることもある。

  • クリーチャー面のカード名は、武田信玄の軍旗に記されていたとされる文章「風林火山」の一節「不動如山(動かざること山のごとし)」に由来する。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]