将龍剣(しょうりゅうけん) ガイアール》 [編集]

将龍剣 ガイアール VIC 火文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手クリーチャーを1体、選んでもよい。そのクリーチャーとこのドラグハートを装備したクリーチャーをバトルさせる。
龍解:自分のガイアール・コマンド・ドラゴンまたは名前にガイアールを持つクリーチャーが攻撃する時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後⇒《猛烈将龍 ガイバーン》

DMD-18で登場したビクトリーを持つドラグハート・ウエポン

バトルゾーンに出した時に装備したクリーチャーと相手クリーチャー1体を効果バトルさせる効果と、自分のガイアールおよびガイアール・コマンド・ドラゴン攻撃することを条件とした龍解能力を持つ。

過去にこのドラグハート・ウエポンを装備できる最軽量のドラグナーであった《龍覇 グレンモルト》バトル時にパワーが+3000される能力を持っているため、一方的に除去できる範囲が7000未満とかなり広い。
現在は《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》が存在する為、4コストで早期着地が出来る。
《龍覇 グレンモルト》装備できるドラグハート・ウエポンには《銀河大剣 ガイハート》がすでに存在しているが、あちらとは違い即座に除去を撃てる点で勝っている。
特に《高飛車姫プリン》《予言者マリエル》などによって攻撃にロックをかけられていたり、ブロック中のパワーで負ける《光器セイント・アヴェ・マリア》などに攻撃を止められてしまう場面では活躍するだろう。
《地獄門デス・ゲート》《インフェルノ・サイン》などのS・トリガーで相手ターン中に出せば、相手の攻撃クリーチャーを減らす防御的な除去を行うこともできる。
しかし何より《龍覇 グレンモルト》1体で可能な動きが増えたことが大きいだろう。

龍解条件は自分のガイアール・コマンド・ドラゴンまたは名前にガイアールとあるクリーチャーが攻撃した時。
最低でもドラグナーと対象クリーチャーの2体を揃えなければいけない点は《銀河大剣 ガイハート》と同様だが、アタックトリガーと同じタイミングで龍解するのでブロッカーS・トリガーによって妨害される心配は無い。ただ、S・トリガーに関しては龍解直後を狙われる危険性はあるのだが。
トリガーさせるクリーチャーは、同じデッキにも収録されているスピードアタッカー持ちの《ガイアール・カイザー》《熱血龍 バクアドルガン》が便利である。
特にそれらのクリーチャーを使用しない場合でも、2体目のドラグナーから《銀河大剣 ガイハート》を呼び出して龍解させ、《熱血星龍 ガイギンガ》に攻撃させれば龍解可能である。
バトルゾーンに出したターンに龍解させても召喚酔いしているので攻撃は出来ないが、このウエポンバトルゾーンに出した後は何の効果も持たない置物なので、できるだけ早めに龍解させてしまった方が良いだろう。

ガイアール・コマンド・ドラゴンを持つ《王・龍覇 グレンモルト「刃」》《超戦龍覇 モルト NEXT》《最終龍覇 グレンモルト》《爆炎龍覇 モルトSAGA》ならば、呼び出してそのまま攻撃するだけで龍解条件を満たすことができる。同じ種族を持つ《次元龍覇 グレンモルト「覇」》も単体で龍解を狙うことができるが、ドラグハートを呼び出すタイミングが攻撃時であるため、呼び出してすぐには龍解できない。

《暴龍警報》とは相性が良い。このカードを呼び出したドラグナーに対してG・ゼロスピードアタッカーガイアール・コマンド・ドラゴンを付加するので、ドラグナーで攻撃するだけで即座にこのカードを龍解させることができる。ただし、龍解後の《猛烈将龍 ガイバーン》にはスピードアタッカーが付加されないので注意。

環境において [編集]

登場当初から【グレンモルト】で活躍。
しかし、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》が登場すると、そちらと役割が被ることから採用されるデッキは限られていき、【モルト NEXT】のように5コスト以上のドラグハートを容易に出せるデッキではあまり採用されなかった。

その後は【グレンモルト】と共にこのカードも環境であまり見なくなっていたが、DMBD-14《最終龍覇 ロージア》《最終龍覇 ボロフ》が登場すると評価が一変。そちらからの呼び出し先としての需要を得た。前者はブロッカーと合わせて2体を止める事ができ、後者は《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》と組み合わせてスレイヤーを付与し、《熱血龍 バトクロス・バトル》のように扱う事ができる。
これによって復権を果たし、DMEX-17期に前者の採用される【白青赤緑ガイアッシュ覇道】が、DMBD-21期に後者の採用される【ドルマゲドンX】が環境に台頭すると、このカードも環境でよく見られるカードとなった。

長らく再録がなかったが、DM22-EX1で再録。
その後発売されたDM22-BD1では、《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》という強力な相棒を獲得。《グレンアイラ》との相性の良さから、当初は採用を見送られがちだった【モルト NEXT】にもこのカードを採用するケースが見られるようになった。

その他 [編集]

  • 通常、カードテキスト内で名称カテゴリを参照する場合は《》で囲われるが、このカードは囲われていない。テキストも従来の「名前に〜とある」という形式ではなくなっている。
  • 「将龍剣」という名前は格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズに登場する、リュウやケン・マスターズの代表的な必殺技の一つ「昇龍拳」から来ているものだと思われる。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

将龍剣 ガイアール PS 火文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を選び、このドラグハートを装備したクリーチャーをバトルさせる。
龍解:自分のガイアール・コマンド・ドラゴンまたは名前に《ガイアール》とあるクリーチャーが攻撃する時、このドラグハートを《猛烈将龍 ガイバーン》のほうに裏返す。
龍解後⇒《猛烈将龍 ガイバーン》

DMPP-22で実装。効果バトル任意から強制になった。

《龍覇 グレンリベット》を入手することで特典として付いてくる。
ベリーレアの特典となった関係でビクトリーアイコンを持っていない。

  • 「クリーチャー『を』バトルさせる」という表現はデュエマでは多く存在するが、このカードだと誰と誰をバトルさせるかを明確にするために「装備したクリーチャーバトルさせる」という表記のほうが適切だろう。デュエプレの《絶頂神話 カツムゲン》でも「相手のクリーチャー1体を選び、このクリーチャーバトルさせる」と書かれている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]