超奇天烈(ちょうきてれつ) マスターG(ジー) [編集]

超奇天烈 マスターG SR 水文明 (7)
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 9000
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
侵略−水のコマンド
W・ブレイカー
このクリーチャーはブロックされない。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選ぶ。その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置く。そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。

DMR-18で登場したマジック・コマンド/侵略者進化クリーチャー

コマンド指定の侵略アンブロッカブル、さらに強力な除去耐性を持つ。

その脅威の除去耐性とは、離れる時に偶数か奇数かを選び、相手の山札の一番上のカードが選んだ側であればバトルゾーンにとどまるというもの。
やや運が絡むが、構築にマナカーブを作る都合上デッキによって奇数や偶数の偏りは生まれやすいため、デッキを見極めれば高確率でバトルゾーンに保ち続けることができる。
運次第とはいえ、相手からすると除去呪文を撃っても場を離れない可能性があることを考えるとかなり厄介なクリーチャーである。

強力な能力を持つ代わりに素のコストはやや重いが、侵略を持っているおかげで早い段階から登場させることができる。
水のコマンドも軽量なものが増えており、《プラチナ・ワルスラS》《奇天烈 チャンG》を用いれば4ターン目には出すことができる。

総じてマジック・コマンドのフィニッシャーとして申し分ない1体といえる。
使用の際は相手のマナゾーン墓地などにも気を配り、より確実に場にとどまる事ができるようにしたい。

ルール [編集]

  • 《インフィニティ・ドラゴン》などのエラッタ前の置換効果テキストと同じになっているが、暫定回答としては《インフィニティ・ドラゴン》と同様に「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時〜以下のテキスト全文」がひとつの置換効果として扱われる。一文がいたずらに長くなり、本来の意味すら分かりづらくなってしまうのを防ぐための措置であろう。
    置換効果のテキスト表現を厳密に適用させるのであれば、以下のようになると思われる。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選び、その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置き、そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。
  • 偶数及び奇数を参照する都合上、もしその概念が分からないプレイヤーが相手だと揉めやすい。ほとんどないと思うが、若年のプレイヤー相手に対戦する機会があるならば、偶数奇数の説明をできるよう配慮したい。ちなみに偶数とは2で割り切れる数、奇数とは2で割り切れない数である。
  • このカードの能力でツインパクトがめくれた場合、このカードの持ち主がどちらのコストを参照するか選ぶ。そのため《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》のような奇数と偶数を併せ持ったカードがめくれると、どちらを選んだとしても確実に場にとどまることができる。

その他 [編集]

  • 数の大小で左右されるカードはあったが、能力で偶数及び奇数を参照するカードはこれが初めて。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の《超奇天烈 マスターG》《インフィニティ・ドラゴン》の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような置換効果を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
引用元