超絶奇跡(グレイト・ミラクル) 鬼羅丸(きらまる) [編集]

超絶奇跡 鬼羅丸 VIC 無色 (12)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン/ゼニス 17000
T・ブレイカー
エターナル・Ω(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)
このクリーチャーが召喚によって出た時、相手と3回ガチンコ・ジャッジする。クリーチャーを見せて自分が勝つたび、そのクリーチャーを山札の下に置くかわりに出す。呪文を見せて自分が勝つたび、その呪文を山札の下に置くかわりにコストを支払わずに唱える。
自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

DMR-08で登場したビクトリーを持つ無色ヒューマノイド/ハンター/エイリアン/ゼニス

召喚してバトルゾーンに出すことにより3回ガチンコ・ジャッジを行い、勝つたびに見せたクリーチャー踏み倒す呪文プレイできる。
また、自身を含む自分のクリーチャーすべてにスピードアタッカー付与する能力と、ゼニスのお約束であるエターナル・Ωを持つ。

ガチンコ・ジャッジで勝つほどの高コストクリーチャー呪文をノーコストで使用できる、非常に強力な能力である。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》《ティラノ・リンク・ノヴァ》といった強力なカードを複数踏み倒せれば、オーバーキル気味に相手を追い詰めることが出来る。

とはいえ、ガチンコ・ジャッジは運要素が強く、上手く決めるためには事前の山札操作が必須となるだろう。

この能力によるメリット置換効果(山札の一番下に置くかわりに〜)によるコスト踏み倒しであること。
このため、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《デュエマの鬼!キクチ師範代》等によるロックをすり抜けてコスト踏み倒しを行える。

二つ目の能力は、自分のクリーチャーすべてにスピードアタッカーを付加する、というもの。
《永遠のリュウセイ・カイザー》よろしくスピードアタッカー付加は非常に強力。またこれによってガチンコ・ジャッジで場に出したクリーチャーが即座に攻撃に参加できるようになるため、上手くいけば一気にゲームエンドまで持ち込むことが出来る。
これは常在型能力のため、仮に召喚以外の方法でバトルゾーンに出たとしても、十分役に立つだろう。

ガチンコ・ジャッジで複数枚のカードを踏み倒すという点から、同じゼニス《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》と何かと比較される。あちらはハンターしか出せないものの、大方5回ガチンコ・ジャッジでき、手札墓地マナゾーンから好きなクリーチャーを出せる点で大きく上回っている。

《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にはこちらのようなスピードアタッカー付与はないものの、《永遠のリュウセイ・カイザー》を出せば関係なく、マナコストも11と1軽いので、全体的なスペックでは大きく《超絶奇跡 鬼羅丸》を上回っている。あえてこちらを使うならば、山札操作と組み合わせて重量級呪文ハンター以外のクリーチャーを確実に踏み倒せるようにするべきだろう。

どんなに劣勢でも一気に戦局をひっくり返す可能性を秘めている、「超絶奇跡」の名に相応しい強力なカードである。

ルール [編集]

  • 当然だが、クリーチャーでも呪文でもないカードが捲れた場合、何も起きずにそのカードは山札の下に置かれる。

その他 [編集]

  • 伊原しげかつ氏によって描かれた背景ストーリー漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、最終話にて登場。《「無情」の極 シャングリラ》との戦いの中、「無情 ラブ アンド ヘイト」から鬼丸を庇い、重傷を負った修羅丸の魂と共に鬼丸が新たなゼニスとなった姿として描かれた。基本的には鬼丸の人格がベースとなっているが、プリンに対しては修羅丸として応えるなど確かに修羅丸の魂も息づいている。プリンの助けを借りて放った一撃「超絶 鬼羅の奇跡」によりシャングリラを打ち砕く。残ったシャングリラの魂から「みんなの願いから生まれた自分はみんなが死なぬ限り死なぬ」事を告げられるも、シャングリラの魂を受け入れて共に消え去り、超獣世界の一部として合一した。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

超絶奇跡 鬼羅丸 SR 無色 (12)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン/ゼニス 17000
T・ブレイカー
エターナル・Ω
召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と3回ガチンコ・ジャッジする。
自分がガチンコ・ジャッジで勝つたび、見せたカードがクリーチャーなら山札の一番下に置くかわりにバトルゾーンに出し、呪文なら山札の一番下に置くかわりにコストを支払わずに唱える。
自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。

DMPP-19で実装。レアリティスーパーレアになった。

召喚時の能力以外で行ったガチンコ・ジャッジでも踏み倒しが出来るようになった。

《超絶奇跡 鬼羅丸》自体の召喚にこだわる必要がなくなり、《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》からオーバーキルに近い踏み倒しを行えるようになった。
《カイザー「刃鬼」》では2勝以上すれば、《超絶奇跡 鬼羅丸》+ガチンコ・ジャッジする能力持ちのハンターのセットで踏み倒すことで、タイムラグなしに《超絶奇跡 鬼羅丸》の置換効果踏み倒しが使える。クリーチャーの踏み倒しは《偽りの王 ヴィルヘルム》など非ハンターも踏み倒せるものの、バトルゾーン上限には引っかかりやすいのは玉に瑕。

他のコンボには、バトルゾーンの《希望の絆 鬼修羅》をマナ送りしつつ《超絶奇跡 鬼羅丸》を出すのもあり。《超絶奇跡 鬼羅丸》が出てから《希望の絆 鬼修羅》の「離れた時」効果でガチンコ・ジャッジを行うため、即座に《超絶奇跡 鬼羅丸》でそれを置換できる。

また《超絶奇跡 鬼羅丸》の召喚からガチンコ・ジャッジ持ちのカードを踏み倒せれば、連鎖的にさらなる踏み倒しを行えるようにもなっている。
《獣鬼装甲トラマルGGG》とは中々の好相性で、あちらのガチンコ・ジャッジ3勝効果で踏み倒せ、《鬼羅丸》がいる場合に《トラマル》で攻撃すればさらなる踏み倒しを行える。
ただし他にヒューマノイドがいなければ、《鬼羅丸》の召喚時の効果で《トラマルGGG》が捲れてガチンコ・ジャッジに勝った場合《鬼羅丸》に重ねなければならないので注意。

《超絶奇跡 鬼羅丸》を踏み倒すデッキなら《「祝」の頂 ウェディング》も相性が良い。それを見せてガチンコ・ジャッジで勝ちつつ出せば、召喚ではないためシールド送りは発動しないが《鬼羅丸》によってスピードアタッカーを得てシールド焼却ができる。さらに《天運ゼニスクラッチ》経由ならどちらも召喚扱いでバトルゾーンに出せる。《ホーガン・ブラスター》《希望の絆 鬼修羅》など、デッキ全体を重量級で固める場合には参考にしてほしい。

  • 《デュエマの鬼!キクチ師範代》がある状況でこのクリーチャーの「勝つたび」の能力を使うときは、捲ったカードタイプによって挙動が変わる。
    • クリーチャーの場合:上記の通り、コスト踏み倒しできず、山札の下に送る。
    • 呪文の場合:山札の上から唱え、唱え終わったカードを山札の上に戻す。
      • 上記の場合で《超絶奇跡 鬼羅丸》が2体以上あるときでも、呪文の踏み倒しは1回の捲りに対して1回のみ行われる。これは、1つのイベントに対して複数の置換効果は働かないため。
  • ダイレクトアタック時のボイスは「それじゃ、つまんねぇだろ!」。紙のフレーバーテキストと微妙に違うのは発言タイミング的にやや違和感のある言い回しになるためだろうか。
    • DMPP-20期のメインストーリーでは《超絶奇跡 鬼羅丸》と《「無情」の極 シャングリラ》のやり取りが見られた。《鬼羅丸》は「全てをゼロに」という行動理念は敵も味方も守りたいことから生まれていたことには理解を示し、「それじゃ、つまんねぇだろ!(つまんねぇじゃねぇか!)」と一蹴する態度ではなかった。「全てをゼロに」の野望を持って復活するのなら再び敵対はするし、そうではなくなったら手を取り合って共存できるのが望みだと伝え、《シャングリラ》は消滅・休眠の形となった。

関連カード [編集]

鬼丸 [編集]

修羅丸 [編集]

希望の双子二人一組 [編集]

希望の双子の融合形態 [編集]

  • 《超絶奇跡 鬼羅丸》

その他 [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-19
    希望の双子と呼ばれた彼らに、奇跡は起こった。
  • DM23-EX3
    双子の魂が共鳴し、史上最大の奇跡を起こした。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.相手の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《超絶奇跡 鬼羅丸》の「ガチンコ・ジャッジ」で勝ったドラゴンやコマンドのクリーチャーは、山札の下に置くかわりに出せますか?
A.はい、出せます。
《超絶奇跡 鬼羅丸》は「ガチンコ・ジャッジ」でクリーチャーを見せて勝った時、置換効果によってそのクリーチャーを山札の下に置くかわりにバトルゾーンに出します。
置換効果は連鎖しないため、これによってクリーチャーが出る際に《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の置換効果は適用されません。

+  総合ルール 101.5.

引用元(2024.2.16)