電脳鎧冑(でんのうがいちゅう)アナリス》 [編集]

電脳鎧冑アナリス P(UC) 水/自然文明 (2)
クリーチャー:ジャイアント・インセクト/サイバーロード 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。
►自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
►カードを1枚引く。

DMBD-02で登場したジャイアント・インセクト/サイバーロード

cip自壊した時に能力を発動し、ドローマナブーストを行う。
要は《ムゥリャン》《霞み妖精ジャスミン》を一つにまとめたカードである。《デュエマ・ボーイ ダイキ》《霞み妖精ジャスミン》化したものと言ってもいいかもしれない。

序盤のマナブーストの役割を主とし、必要に応じてクリーチャーとして場に残したり、それすら不要な時はドローで変換できる。

最序盤のマナブーストドローで変換できるだけでも十二分に強力なカードである。相手への干渉能力がないため《ムゥリャン》の如く器用貧乏感はぬぐえないが、腐りにくさはトップクラス。序盤後半隙が無いユーティリティカードになりえる性能を持つ。

また、サイバーロード/ジャイアント・インセクトという種族も見逃せない。軽量のサイバーもしくはジャイアントとして高い質を誇り、《剛撃戦攻ドルゲーザ》《超電磁トワイライトΣ》《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》の種としては最適。収録されているDMBD-02ではその性質を遺憾なく発揮する。
《ムゥリャン》クリーチャーとしての運用の質の高さも見事に引き継いでいるといえる。

ただし2ターン目に多色カードを安定して使うにはそれなりの色調整が必要なので、ビルディングの際には気を付けたい。初動の事故は大きく響くことも少なくないため、色の考慮をせずに安直に採用すると痛い目をみることになる。

総じて、2コストとは思えないほど高い汎用性を誇り、極めて腐りにくい優秀なクリーチャーである。

環境において [編集]

新章デュエル・マスターズ環境では【5色ドギラゴン剣】【シノビドルゲーザ】【デュエランドエクストラウィン】で主に使われた。

双極篇に入ると【青黒緑シャコガイル】で出番を貰った。

ただ、超天篇あたりになると多色事故を嫌う風潮が強まったため、あまり採用されなくなった。

《地龍神の魔陣》が登場すると基本的にそちらに性能で劣るようになったが、その後も【青黒緑有象夢造】【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】でクリーチャーサポートが受けられるという差別化点を活かして極稀に使われるなど全く利用される機会がない訳ではない。

その他 [編集]

  • このカードが登場したDMBD-02が真田十勇士をモチーフとしていることを踏まえると、名前は真田十勇士の一人「穴山小助」に由来していると考えられる。
  • DMBD-02版のイラストを担当したotumami氏いわく、見た目のモチーフはタガメ。
    • DMEX-09版を担当したtessy氏はタイコウチとケンランカマキリがモチーフと語っている。細部が微妙に異なるが、泳ぎに特化したスピードフォルムの亜種とのこと。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《「大当たり!もう一本!!」》を唱えてから《電脳鎧冑アナリス》をバトルゾーンに出して、自身を破壊しました。この場合、「自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。」という能力を2度使用することができますか?
A.いいえ、できません。《電脳鎧冑アナリス》の能力は2度トリガーはしますが、1度目が発動したあとで2度目では「そうしたら」以前を行うことができないので、2度使用することはできません。
引用元