奈落(ならく)葬儀人(そうぎにん)デス・シュテロン》 [編集]

奈落の葬儀人デス・シュテロン SR 闇文明 (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
T・ブレイカー
各ターンの終わりに、プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、クリーチャーをすべて破壊する。

DMR-10で登場したデーモン・コマンド

ターンの終わりにお互いの手札をすべて墓地に送る能力を持つ。加えて《蛇魂王ナーガ》と同じく、除去されると全体除去を放つ。

前者の能力のおかげで、シールドブレイクしても増えた手札で反撃されないのが強み。攻撃せずにそのままターンを終えると自分に被害があるものの、実質《ロスト・ソウル》付きの13000のファッティとなる。

また、たとえS・トリガーを踏んで除去されても、場をリセットする能力のおかげで時間を稼ぐことができる。pigではなく破壊以外でも反応するため、発動しやすいのもメリット。ただし、大量展開した後の駄目押しに使うと、真っ先に狙い撃ちにされるので注意。

互いのデッキ、特にコンボデッキに壊滅的な被害を与えるクリーチャーである。自分の戦略も粉砕されてしまうが、グッドスタッフ的なデッキで使うか、墓地召喚と組み合わせるなどしてうまく活用したい。プレイヤーの腕が問われるカードである。

革命ファイナル環境では【赤黒ドギラゴン剣】【ロージアミラダンテ】など初動が遅くて手札を貯め込むデッキに対して効果を挙げている。

【青黒退化】退化させて早出しするクリーチャーとして名を馳せたクリーチャー。《センジュ・スプラッシュ》の裁定変更以降、そちらのフィニッシャーとして活躍してきた。王来篇再構築のルールが変更され、メインフィニッシャーの座を《竜魔神王バルカディア・NEX》に譲ることとなったが、それでも《竜魔神王バルカディア・NEX》から踏み倒すクリーチャー候補の1体としての採用価値はある。革命0トリガー鬼エンド等の手札からのカウンター札を封殺できるのがこのクリーチャーの強みである。

  • テキストからは分かりづらいが、各ターンの終わりに手札を捨てるプレイヤーは自分と相手両方である。
  • 名前の由来はドイツ語で「星」を意味するシュテルン(Stern)からだろう。シュテロンはこれと「捨てろ」とを掛け合わせた造語と思われる。

フレーバーテキスト [編集]

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]