【チェンジザダンテ】

《龍装艦 チェンジザ》による呪文コスト踏み倒しを軸とした《時の法皇 ミラダンテXII》系列のデッキ。DMRP-06期に【トリーヴァミラダンテ】から派生して成立したデッキで、白青緑ないし青緑で組まれるが、をタッチする場合もある。

龍装艦 チェンジザ SR 水文明 (6)
クリーチャー:ドラゴンギルド/ムートピア 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
各ターン、コスト5以下の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
六奇怪の四 〜土を割る逆瀧(さかだき)〜 SR 水文明 (4)
呪文
次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。

時の法皇 ミラダンテXII(トゥエルブ) LEGEND 水/光文明 (8)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなけば、カードを1枚引く。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
※殿堂入り

メインカード候補

《時の法皇 ミラダンテXII》コンセプト 召喚規制
《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》cipとアタックトリガーで2ドロー1ディスカード。各ターンに1度だけ、ディスカード下コスト5以下の呪文をタダ打ち
《フェアリー・ライフ》初動マナブースト
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》呪文面は1マナブースト1マナ回収クリーチャー面はcip持ちに反応するロック
《フェアリー・シャワー》1マナブースト1ドロー
《霞み妖精ジャスミン》
《ライフプラン・チャージャー》マナブースト 兼 手札補充
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》序盤はコスト踏み倒しを牽制、終盤は呪文ロック
《デスマッチ・ビートル》高パワーで場持ちが良いコスト踏み倒しメタ。バウンスに弱いのには注意しよう
《ポクチンちん》コスト踏み倒しメタ、墓地対策、山札回復を一手に引き受ける。無色なので事故とは無縁
《サイバー・チューン》初動手札交換マッドネス起動
《ファイナル・ストップ》呪文規制。《ミクセル/チャフ》とは軽さで差別化
《ミラクルストップ》
《Dの牢閣 メメント守神宮》遅延と防御札を兼ねるD2フィールド
《怒流牙 佐助の超人》シノビ
《斬隠蒼頭龍バイケン》シノビ& ハンデス対策
《怒流牙 サイゾウミスト》シノビ&山札回復
《ガールズ・ジャーニー》手札補充
《ダイヤモンド・ソード》《チェンジザ》のcipによるディスカードで《チェンジザ》自身を疑似SA化
《オリオティス・ジャッジ》コスト踏み倒し系統に刺さる全体除去
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》クリーチャー面は選んだ数字の相手クリーチャー全バウンスのcipを持つ。呪文面は選んだ数字のクリーチャーの召喚と選んだ数字の呪文を唱えることを禁止
《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》ミラーマッチなどでの膠着状態を打破する全体除去。どんなにパワーが高くても問答無用で除去できる
《父なる大地》十分にマナブーストした段階で相手のそこそこのサイズのクリーチャーを《奇石 ミクセル》のような終盤腐るクリーチャーに変換
《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》墓地対策。より汎用性の高い《ポクチン》とはブロッカー、G・ゼロで差別化しよう
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》1枚でも挿しておけばミラーマッチ対策になるコマンドドラゴンメタ。低速同士では出すチャンスは多い
《テック団の波壊Go!》強力な防御S・トリガー
《超次元ガード・ホール》シールド送りによる除去が付加された超次元呪文《ディアボロス Z》プランも取れる

超次元呪文

《超次元シャイニー・ホール》《チャクラ》、《TENMTH》などを呼び出す
《超次元ドラヴィタ・ホール》《チャクラ》、《TENMTH》などを呼び出す。《ライフ》や《白米》が主な回収対象
《超次元フェアリー・ホール》《勝利のガイアール》、《セツダン》、《ジオ・ザ・マン》などを呼び出す。1マナブーストの付加効果付き
《超次元エナジー・ホール》《<BAGOOON・パンツァー>》、《勝利のリュウセイ》などを呼び出す。1ドローの付加効果付き
《超次元ホワイトグリーン・ホール》言わずと知れた《プリン》呼び出し元

サイキック・クリーチャー

《時空の雷龍チャクラ》《チェンジザ》と《佐助》との組み合わせで疑似《光牙忍ハヤブサマル》に。事前に《ミクセル》で1ブレイクしておけば早期の覚醒も比較的楽
《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》置きマナ回収
《魂の大番長「四つ牙」》置きマナブースト
《勝利のガイアール・カイザー》定番のSA覚醒獣
《ホワイト・TENMTH・カイザー》呪文の墓地回収付きの革命チェンジ元
《勝利のリュウセイ・カイザー》疑似ランデス付きの革命チェンジ
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》置きドロー付2打点
《勝利のプリンプリン》定番足止め手段
《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》定番SA付与手段
《巨人の覚醒者セツダン》《オニカマス》対策。ミラーマッチでもバウンス耐性が光る
《時空の英雄アンタッチャブル》覚醒獣としては定番のダイレクトアタック要因
《サンダー・ティーガー》覚醒獣としては定番のパワー低下手段。《ミラダンテ》の殴り返し補助にも
《時空の支配者ディアボロス Z》これで打点を作るプランも

概要

2018年3月1日に《真・龍覇 ヘブンズロージア》殿堂入りして以降、DMRP-05期期にはまず【青緑コントロール】に構築を寄せた模索系が主流化。受け札もよりシノビに寄せたものとなり、光マナを支払ってプレイするカードが《Dの牢閣 メメント守神宮》《怒流牙 サイゾウミスト》程度の構築もざらになった。その中で《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》によって、汎用性や1ターンの密度はさらに上がった。

特に《龍装艦 チェンジザ》の能力が強力で、これによって《龍装艦 チェンジザ》と超次元呪文に寄せたこのアーキタイプが確立されたのである。相手ターン中に《怒流牙 佐助の超人》から超次元呪文をディスカードすることで、《洗脳センノー》など持ち主から見た相手のターン中に効果を発揮するコスト踏み倒しメタを躱しつつ盤面を賑わせることができるようになった。

【トリーヴァミラダンテ】から【青緑コントロール】ベース、そしてこのデッキに派生するまでの過程で、水の呪文をコスト踏み倒しで唱えることからは脱却している。一見このデッキと相性の良い《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》は、踏み倒し先があまり存在しないこと、《Dの牢閣 メメント守神宮》が既にD2フィールド枠に定着していることから、入れないことが多い。サイキック・クリーチャーを8枚投入が基本であるため、ドラグハートも全抜きするのがテンプレ。水のマナ武装にこだわる必要がないため、自然単色のマナブーストを普通に投入する構築となっている。

このデッキの回し方

序盤はマナブーストしたり《奇石 ミクセル》を立ててコスト踏み倒しを牽制したりする。その後、《怒流牙 佐助の超人》ニンジャ・ストライクを起点に《斬隠蒼頭龍バイケン》や《龍装艦 チェンジザ》からの呪文で防御したり、《ジャミング・チャフ》などを手打ちして相手の呪文手打ちによる動きを封じたりする。

十分盤面が揃ったら《時の法皇 ミラダンテXII》による召喚ロックと《ジャミング・チャフ》などによる呪文ロックで詰める。

長所

打点の並びにくいビートダウンには《斬隠蒼頭龍バイケン》で、ハンデス、呪文を起点にしたループに対しては呪文ロックで対処可能。

特に《爆霊魔 タイガニトロ》には強固で、《龍装艦 チェンジザ》を予め立てていればあちらの大量ハンデスによって超次元呪文の踏み倒しを起動することを警戒させることができる。もちろんマッドネスで出した《斬隠蒼頭龍バイケン》を革命チェンジ元にして残った手札にある《時の法皇 ミラダンテXII》で革命チェンジするプランも匂わせることができる。ただし、大量ハンデスを逆利用して整えた盤面を《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》禁断爆発で一掃されるという裏目がある。

成立期が丁度【ジョーカーズ】【ジョット・ガン・ジョラゴン】に移行した頃であり、盤面が並びやすいデッキの相対数が少なくなっているため、除去札をそれまでの【青緑コントロール】よりも少なめにして展開札に回している。そのため、カウンターで相手盤面を除去したもののそこから反撃に向かうことができないという事態には比較的陥りにくい。

《異端流し オニカマス》は《機術士ディール》の対象を取らない除去で退かせる。いざとなれば《巨人の覚醒者セツダン》で恒常的にバウンス耐性を味方サイキックに与えることも可能。尤も、《異端流し オニカマス》自体このデッキが発祥した時期にはマッハファイターの登場によって相対数を減らしているため、対策を切っても構わない場合も多くなったのだが。

S・トリガー以外の方法でコスト踏み倒しできる呪文のカウンター札を多く使うため、【赤白“轟轟轟”ブランド】《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》には比較的強固。相手がもたついていればだが勝機は十分生まれる。

メインデッキを一見すると召喚酔いしないクリーチャーに恵まれないようだが、《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》《勝利のガイアール・カイザー》などサイキックのスピードアタッカー関連は充実している。もしメインデッキから仕込みたいなら《龍装艦 チェンジザ》を疑似スピードアタッカーにできる《ダイヤモンド・ソード》などというのもある。

短所

呪文を対策しつつビートダウンを仕掛けるデッキは不利。【サザン・ルネッサンス】あたりだと序盤から終盤まで徹底的に呪文封じされ、唱える機会が全くないことも。

ニンジャ・ストライクが発動するよりも早く殴り切るデッキも苦手。【“轟轟轟”ブランド】《ドリル・スコール》によるランデスを仕掛けつつ2〜3ターンで殴り切るため、最悪の場合《Dの牢閣 メメント守神宮》が捲れても手遅れという事態も。

多くのキーカードのコストが5なので《奇天烈 シャッフ》には脆い。

シノビ《Dの牢閣 メメント守神宮》以外が全てカードタイプ呪文を持つので、《拷問ロスト・マインド》は天敵。リソースを一掃される上に、マッドネスでも返せない。

【ゲイル・ヴェスパー】のような、呪文の使用を封じられても十分勝てるエクストラウィン系統には呪文封じや受け札が腐りがち。

その他

双極篇における資産ゲーを物語るデッキの1つであり、DMRP-07期の相場で言うと、ゼロから美品で揃える場合安価な構築でも5万円かかることはざら。

【チェンジザドンジャングル】

【チェンジダンテ】を重量級フィニッシャーマッハファイター軍に寄せたアーキタイプ。【チェンジザコントロール】とも呼ばれる。デッキ自体は《ドンジャングルS7》が登場したあたりから既に存在していたが、《時の法皇 ミラダンテXII》殿堂入り後本格的に組まれるようになった。《時の法皇 ミラダンテXII》をカットした構築もある。

《ソーナンデス》《ドンジャングルS7》へのJチェンジが主な仕事であるマッハファイター。パワー7000なので大抵のコスト踏み倒しメタは始末できる
《ドンジャングルS7》cipパワー7000以下1体をマナゾーンから踏み倒し。肉体面はバトル中のパワー14000のマッハファイターで、相手の攻撃対象を自分に固定する能力も持つ
《オラマッハ・ザ・ジョニー》マスター・マッハファイターにより13000未満の敵獣の数だけバトルブレイクを繰り返せる。呪文打ち消しは実質ナシ。マナ回収によって《サイゾウ》でも防御用に回収しておこう
《神秘の宝箱》《ジャングル》の踏み倒し先を確保。マナを経由して《ダンテ》サーチにも
《ニコル・ボーラス》色は会わないが《ジャングル》で踏み倒せるメガハンデス確定除去にも
《気高き魂 不動》自軍に除去耐性付与。ほとんどのコスト踏み倒しメタを貫通するので、《ジャングル》での踏み倒し戦術とマッチ。自分のJチェンジを阻害するのには注意
《光神龍スペル・デル・フィン》定番呪文ロックファッティ。このデッキのフィニッシャー
《あたりポンの助》クリーチャーによるカウンターをロックしたりコスト踏み倒しメタ能力を無視したり
《緑知銀 サモハン》《ジャングル》に疑似アンタッチャブル付与《不動》とは異なり革命チェンジJチェンジを邪魔しない

大まかな流れは【チェンジダンテ】と同じだが、超次元呪文への依存度は元の【チェンジダンテ】よりも低く、初期型はむしろマッハファイターでの干渉がメインであった。《龍装艦 チェンジザ》は主にマナブーストドローの手段の踏み倒し、終盤のロック呪文の詠唱でデッキに貢献する。

長所・短所

長所・短所共に【チェンジダンテ】のそれが当てはまるが、それ以上に展開に関しては《ドンジャングルS7》への依存度が高いため、コスト踏み倒しメタを処理できるかどうかがカギ。マッハファイターは《異端流し オニカマス》に強いが、《Dの牢閣 メメント守神宮》でブロッカー化したウィニー軍団が《異端流し オニカマス》とのバトルを肩代わりする展開はキツイため、マッハファイターのみにシステムクリーチャーのケアを依存しない事が重要。

【チェンジザドンジャングル】の変遷

DMEX-04期の初期型はマッハファイターに寄せたものが一般的であった。

DMEX-05期になると《ディメンジョン・ゲート》《神秘の宝箱》を合計5枚以上投入した型が多くなった。その代わり、《ドンジャングルS7》で詰む相手が多いことが判明したため、同じくクリーチャーによるカウンターケアであり役割が被る《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》をカットする型も多くなった。また、《超次元ボルシャック・ホール》《ジ・エンド・オブ・エックス》を投入してを加えた【赤チェンジザ】という派生形も浸透した。

DMSD-10期には《時空の英雄アンタッチャブル》《時空の探検家ジョン》を5コスト超次元呪文で呼び出してそのまま覚醒させてから攻め込む型が流行。《異端流し オニカマス》が減少して《奇石 ミクセル》が増えた環境において覚醒前が低コストサイキック・クリーチャーが重用されているということである。

環境において

デュエル・マスターズ全国大会2018予選4回戦から6回戦、決勝ラウンドは殿堂レギュレーションで行われたが、大会出場40人中5人(使用率3位)使用、決勝進出者8人中2人(使用率2位)が使用と使用率が伸びた。【クラッシュ“覇道”】に有利が取れるのが使用率が伸びた要因であった。

DMGP-8th」でDay2(殿堂レギュレーション)で使用者2人がベスト8入賞を果たした。

参考