【脈城神帝】 [編集]

神帝専用のコスト踏み倒し能力を持った《新月の脈城オリジナル・ハート》を使用した神帝デッキDMC-63はこのデッキの雛型である。

新月の脈城オリジナル・ハート P 水/闇文明 (5)
自分のゴッドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
自分のクリーチャーが攻撃する時、名前に《神帝》とあるゴッドを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

各種手札補充手札交換墓地肥やし神帝手札または墓地に集め、クリーチャーの連続攻撃から《新月の脈城オリジナル・ハート》能力及び神帝リンク時の効果を使用し、一気に神帝完成を狙う。
非常に高い爆発力を持ち、G・リンクした神帝除去耐性を持っていることも相まって、スーパーデッキ・ショックシリーズの派生デッキながら十分に強力なデッキタイプである。

主要カード [編集]

クリーチャーの候補 [編集]

呪文の候補 [編集]

超次元ゾーン [編集]

《新月の脈城オリジナル・ハート》要塞化する前に、できるだけ多くの神帝を確保しておくのが重要。神帝手札に保つのが難しくとも墓地にあれば《神帝ムーラ》で回収できるため、単純なドロー以外にも手札交換で山札を掘り進んでもよい。リアニメイトなどのからめ手も利くようになる
そもそも《新月の脈城オリジナル・ハート》がなければスタートが出来ないため、山札を掘る手段は多く求められる。
また、《新月の脈城オリジナル・ハート》を起動させるには攻撃出来るクリーチャーが必要となる。3体クリーチャーがいれば神帝完成を狙えるため、場もしっかり並べておきたい。

《神帝ムーラ》《神帝マニ》等はコストが軽いため、あらかじめ展開しておくのも良い。

《セブ・コアクマン》は手札に神帝をかき集めつつも《新月の脈城オリジナル・ハート》を掘り出すことが出来る。手札に入らない神帝も手札に入る《神帝ムーラ》で回収することが出来るため、結果として神帝を大量に確保できる。《新月の脈城オリジナル・ハート》につながるマナカーブや、《新月の脈城オリジナル・ハート》能力を起動するための打点となることからも相性がいい。
神帝は直接手札に加えられるため、《神帝ヴィシュ》《神帝スヴァ》の枚数調整のも気を配りたい。

《ルナ・リボルバーホイール》《新月の脈城オリジナル・ハート》の効果で神帝が展開されるたびアンタップされるので、複数の打点を1体で確保出来る。かわりに良質かつ大量の手札を要するものの、打点にまわすデッキスロットを空けることが出来、打点を並べる手間を軽減出来る。ただし、《ルナ・リボルバーホイール》への依存度が高くなるため、除去が刺さりやすくなる・《ルナ・リボルバーホイール》を立てる手間を要するなど、構築は難しい。それでも爆発力は魅力的で、派手さはピカイチ。

通常の神帝デッキの場合バトルゾーンに出した神帝は即リンクさせるのが定石だが、このデッキの場合《新月の脈城オリジナル・ハート》の起動要員であるクリーチャーの数を用意したいことから、G・リンクさせないほうが良いことも多々ある。しかしその場合火力などの除去に耐性が薄くなってしまうので、相手のデッキをよく見て、除去が打たれそうであればリンクしてしまっても構わない。目指すはあくまでも神帝の完成なので、そこを忘れずに試合を構築したい。

また、このデッキ神帝を含めたクリーチャーが並びやすく、《新月の脈城オリジナル・ハート》起動のために積極的に攻撃していくことから、ビートダウンとしての性質を持つ。そのため、もたついてまで無理に神帝の完成を狙うよりも並んだ場で押し切ってしまう方が直接勝利につながる時が多い。目指すはあくまでも神帝の完成とはしたものの、さらに言えば真に目指すは試合の勝利なので、そこは見失わないようにプレイしたい。

神帝完成を覚醒条件とする《時空の脅威スヴァ》/《神の覚醒者サイキック・スヴァ》だが、オーバーキル感が否めなく運用も難しい。しかし《超次元リバイヴ・ホール》墓地神帝回収でき、低コストサイキック・クリーチャーの展開や《激天下!シャチホコ・カイザー》で殴り手を手軽に増やすことができるので、ついでに差し込んでおくと覚醒の機会に恵まれるため損はない。実際、《時空の脅威スヴァ》/《神の覚醒者サイキック・スヴァ》覚醒したらオーバーキル故に勝利は固い。
完成した神帝スパーク《終末の時計 ザ・クロック》等で止まりやすくなっている上に、返しのターンで《勝利のプリンプリン》での凍結や、手痛い反撃で敗北につながることも多々あるので、実用性は十分にある。

またデッキの核である《新月の脈城オリジナル・ハート》要塞化するシールドがなくなってしまうと非常に苦しい戦いとなる。対策するならばルナティック・ゴッドの様にS・トリガーを増やすなど工夫が必要だろう。

参考 [編集]