よくあるルールの勘違い

デュエル・マスターズでよく見られる「ルールの勘違い」について纏めたページ。

ゲームを始めたばかりの初心者や、低年齢のプレイヤー、あいまいにルールを覚えただけのプレイヤー等に多い。
中には集団でこのルールを間違っていることを知らずに適用してしまっていることもあり、大会で当たり前のこととして処理したことが多人数で責められる可能性がある。自分が正しいのに認められなかったり、間違っているのに納得させられてしまうことも十分にありえるので、覚えておいて損はない。知識は立派な武器となる。

もちろん、ローカルルールであることを前提にレギュレーションが組まれている場合もある。その場合は確認不足として違反は自己責任となる。いずれにせよ頭の隅においておくと良いだろう。


アンタップミス

ターン開始のアンタップステップにおいてアンタップを忘れると、そのままタップ状態がターン中継続するというローカルルール。
クリーチャーのみならずマナも同様である。

アンタップはドロー同様強制であるため、必ず行わなければならない。

2017年3月25日ルール改訂によりアンタップは「ターンの始め」に誘発する能力よりも先に行うことになった。

ミスしたときは気付いたらすぐにアンタップするか、そこまで巻きもどしてプレイすると良い。前者は相手に許可を取っておくといいだろう。


タップミス

カードプレイする際のタップを忘却すると、《百発人形マグナム》によってクリーチャー破壊されてしまうというローカルルール。
場合によってはマグナムが無くともそのマナは「使用済み扱い」され、加えてそのマナプレイしようとしていたカードは無効になることもある。

このようなルールが存在すると、マグナム側のプレイヤーが《飛行男》などのpigを自由に発動できるようになってしまうため、適応されないのは当然と言える。

文明の関係でタップするマナを間違えてしまうことをさすこともあるが、ルールミスではないため本項では触れない。

余談だが、マナゾーンタップをしないまま相手ターンになり、《ガイアクラッシュ・クロウラー》《害悪のカルマ スタバック》召喚されると非常に厄介なことになる。全てのマナを使いきっていなかった場合、「呪文カードアンタップ出来なくなる」という事実を知ってしまった上でカードを選択することになるのでトラブルのもとになる。


呪文による直接攻撃

相手のシールドがない状態で除去呪文をプレイヤーに向かって直接唱えることが出来るという勘違い。

プレイヤーは除去呪文の対象にはならない


攻撃に関する勘違い

攻撃中のブロッカーの破壊

攻撃したクリーチャーブロックされた時、ニンジャ・ストライクなどによってバトル前にブロッカーバトルゾーンを離れると攻撃がそのまま通るという勘違い。また、その後に別のブロッカーブロックしようとすること。

一度ブロックが成立(宣言)すると、そのブロッカーバトルゾーンを離れてもブロックは有効であり、攻撃は通らないブロッカーバトルゾーンを離れた時点で攻撃は中止され、別のブロッカーをぶつけることもできない。

攻撃中のクリーチャーの状態変化

アンタップキラーでないクリーチャータップ状態のクリーチャー攻撃した時、何らかの理由でバトル前に相手クリーチャーアンタップしても、攻撃は中断されない。同様にアンタップキラーアンタップ状態のクリーチャー攻撃した時、何らかの理由でバトル前にアンタップキラーを失っても、攻撃は中断されない。

例えば、自分のクリーチャーで相手のクリーチャー攻撃した時、相手がニンジャ・ストライク《光牙忍ソニックマル》召喚し、攻撃対象をアンタップしたとする。この場合でも攻撃は続行され、そのまま攻撃対象のクリーチャーバトルを行う。この時、攻撃が中断される、あるいは別の正しい攻撃対象を選びなおすなどといった処理は行われない。

攻撃対象が適正かどうかは攻撃宣言時にのみ確認し、その後に攻撃クリーチャーや攻撃対象のクリーチャーがタップしたりアンタップしたり、進化したりG・リンクしたり、あるいはそれによって攻撃対象が適正でなくなっても、場を離れない限りは攻撃は続行され、バトルも行われる

例としては以下

  1. 自分の《マイキーのペンチ》《狼虎サンダー・ブレード》スピードアタッカーを与えて攻撃。相手がニンジャ・ストライク《威牙忍ヤミノザンジ》を出して《マイキーのペンチ》破壊されたが、攻撃は続行される。
  2. 自分の《チッタ・ペロル》《緑神龍ディルガベジーダ》アンタップキラーを与えて、相手のアンタップ状態のクリーチャー攻撃。相手はニンジャ・ストライク《威牙の幻ハンゾウ》を出して《チッタ・ペロル》破壊したが、攻撃は続行され、そのまま対象のクリーチャーバトルを行う。
  3. 自分の《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》攻撃する時、相手の《「無情」の極 シャングリラ》フリーズさせても、攻撃はそのまま続行する。

例外として革命チェンジが存在する。これは攻撃クリーチャーを交換する能力であり、元々かかっていたパンプアップパワー低下などは攻撃クリーチャーから引き継がれないが、攻撃及びブレイク、バトルは革命チェンジ後のクリーチャーで続行される

なお、攻撃中に攻撃対象となったクリーチャーバトルゾーンを離れた場合はその時点で攻撃終了となる。たとえば、《死神明王ガブリエル・XENOM》アタックトリガー攻撃対象のクリーチャー破壊した場合、対象を破壊した時点で攻撃の処理を中止する。
一見意味のない行動に見えるが、シールドブレイクによるアドバンテージを与えたくない場合は有効なテクニックである。


多色カードのコストの払い方

マナゾーン多色カードが生み出せるマナは、そのカードが持ついずれか1つの文明のみを持つ。

例えば/《腐敗電脳メルニア》召喚する際、マナゾーンにある/《腐敗電脳メルニア》《めった切り・スクラッパー》タップするのは間違い。

1つのマナからは1色しか生み出せないと考えるとよい。3色以上の場合も同様。

また2015年7月15日ルール改訂により、軽減後のコストカードの文明数を下回ってしまい色が足りないときにのみマナの過剰支払いが認められるようになった

例えば《一撃奪取 トップギア》がいる状態だと、2コスト/自然《風の1号 ハムカツマン剣》マナゾーン《風の1号 ハムカツマン剣》1枚をタップして1マナで召喚することができない(前述の通り1つのマナは1色しか生み出せないため)が、その際に《めった切り・スクラッパー》を1枚余計にタップして文明の支払いに使用することで召喚が可能になる。

このルール改正により、カードコストの下限はそのカードの持つ文明の数と等しくなった。


メインステップとアタックステップ

デュエルマスターズにおけるターンの進行はアンタップドローチャージメインアタックターンエンドと6つのステップに分かれているが、このうちメインステップアタックステップの順序はしばしば混乱される。

具体的には、

  1. 《邪眼皇ロマノフI世》呪文を唱えたので、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》G・ゼロ召喚する。
  2. 《助太刀 メモリー・アクセラー》クロスしたクリーチャー攻撃後、別のクリーチャーに付け替えて攻撃し、カードを計2枚引く。
    などが該当し、いずれも不可能である
    《フルスロット・サージェント》などの能力でなら、アタックステップでもクロスギアの付け替えが可能)

カードプレイクリーチャー召喚呪文の詠唱、クロスギアジェネレートクロス要塞化)はメインステップにしか行えず、クリーチャーによる攻撃タップ能力の起動はアタックステップにしか行えないため、一度クリーチャー攻撃すると、そのターン中は新たなカードプレイは一切できない

詳細はステップのページおよび各ステップへのリンクを参照のこと。


ターンのはじめの能力の解決

ターンのはじめ」と書かれた能力はターン開始後アンタップの後ドローの前に解決する
以前はターン開始後最優先でアンタップより先に解決されていたが。2017年3月25日ルール改訂によって変更されたので注意。
例として、

特に《鬼面超人エル・アンドレ》など、何らかの選択を伴うカードの場合、通常ドローよりも前に選択しなければならないので要注意。


裏マナ(先攻後攻に関するルール)

ゲームを開始する際、デッキをお互いにシャッフルした後(シールド展開後や手札ドロー後の場合もある)両方のデッキ(及び山札)の底のカードをオープンし、そのカードコストパワーの場合もある)が高いほうが先攻になる(先攻後攻を決められる場合もある)というローカルルール。

このルールは公式ではない。
公式ルールでは「ジャンケン」によって決めることになっている
なおジャンケンの勝者が自身の先攻後攻を決めるのではなく、勝者を必ず先攻とするのが公式である。


「召喚」と「バトルゾーンに出す」

クリーチャーバトルゾーンに出すことを全て「召喚」と呼ぶ人がいるが、厳密には召喚」と「バトルゾーンに出す」は異なる
「召喚」とは原則的に手札にあるクリーチャーカードコストを払って「バトルゾーンに出す」ことであり、それ以外の方法でバトルゾーンに出したクリーチャーは「召喚」ではない。

具体的には《獰猛なる大地》《ヘブンズ・ゲート》で出したクリーチャーや、ドラゴン破壊された時に墓地から出てきた《黒神龍グールジェネレイド》召喚」ではない

ただし、テキストに「召喚」と書いてあれば、手札からでなかったり、コストを支払わなかったりしても「召喚」扱いになる。具体的にはS・トリガー獣ニンジャ・ストライク《死皇帝ハデス》《超神星ビッグバン・アナスタシス》能力などが該当する(ただしS・トリガーは注釈文が省略されて実際のカードには「召喚」と書かれていないこともある)。

バトルゾーンに出した時」能力(いわゆるcip)は「召喚」を含む「バトルゾーンに出す」全般で発動するが、召喚した時」能力は「召喚」以外の「バトルゾーンに出す」では発動しない

召喚」にしか反応しないカードの例としてはフォートEO・ドライブ《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》などのゼニス類、《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》《キリモミ・ヤマアラシ》《神秘と創造の石碑》《神羅パンゲア・ムーン》《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》などがある。


破壊に関する勘違い

破壊の定義

破壊」とはテキストの短縮のためにクリーチャーバトルゾーンから墓地に置かれること」を書き換えたものである。よくランデスを「マナ破壊」、ハンデスを「手札破壊」などと言ったりするが、あくまで俗語であり、ルール上の「破壊」には該当しない。

また、進化元クリーチャーとして扱わないため、カード指定除去墓地に置かれても、破壊された扱いにならない。詳しくは「カード指定除去」の項を参照。

「破壊する」と「破壊された」の違い

破壊する」とは「バトルゾーンから墓地に置こうとする」という意味であり、「破壊された」とは「実際にバトルゾーンから墓地に置かれた」という意味である。

破壊する」カードの例としては《邪魂創世》《復活の祈祷師ザビ・ミラ》などがある。これらは自分のクリーチャーコストとして「破壊する」ことを求めているが、「実際に破壊された」という結果を求めているわけではない。そのため、《光器パーフェクト・マドンナ》置換効果破壊を免れた場合でも、問題なく条件を満たした扱いとなる。

破壊された」ことで誘発する効果を持つカードの例としては《封魔妖スーパー・クズトレイン》や各種pigクリーチャーがある。これらは実際に「破壊された」という結果を求めているので、バトルに負けた《飛行男》《絶望の魔黒ジャックバイパー》手札に戻してしまうと、pigによるハンデスはできなくなる。これは、《飛行男》能力が「実際に墓地に置かれた」という結果を求めているためである。

なお、サイキック・クリーチャーバトルゾーン超次元ゾーン以外のゾーンに置かれた時に超次元ゾーンに戻るのは置換効果ではない。サイキック・クリーチャー《デーモン・ハンド》などで狙われた場合、一瞬だけ墓地に置かれてから超次元ゾーンに戻ることになり、「破壊された」扱いになる。


「相手プレイヤーを攻撃できない」に関する勘違い

文明ブロッカーの多くは「相手プレイヤーを攻撃できない」というデメリットを持っている。これは、「プレイヤーへのダイレクトアタックのみができない」と捉えられがちだが、実際にはシールドブレイク」と「ダイレクトアタック」の両方ができないという意味である。

これは、クリーチャー攻撃目標は常にプレイヤー、もしくはタップされているクリーチャーであり、シールドが残っていればプレイヤー攻撃される代わりにシールドブレイクされるという解釈のためである。

詳しくは「シールド」の項を参照。

尚「シールドブレイク」のみができない場合は《はずれポンの助》の能力を参照。


空撃ちに関する勘違い

クリーチャー能力呪文効果一部しか実行できない場合でも、その能力や効果は使用できる

例えば、自分のクリーチャーがいない時に《リーフストーム・トラップ》で相手クリーチャーだけをマナ送りしたり、相手のブロッカーがいない時に《メテオ・チャージャー》マナブーストしたりするプレイングルール上何の問題もない。

極端な話、相手のクリーチャーがいない時に《デーモン・ハンド》唱えるようなことも可能である。

ただし、コストとの違いに注意。《邪魂創世》《デッドリー・ラブ》のように「○○する、そうした場合××する」というテキストの場合、最初の条件が満たされなければその後の効果を使用することはできない。

その他コストのルールに関してはそちらを参照のこと。


可能であれば攻撃する

《凶戦士ブレイズ・クロー》など、クリーチャーの中には「可能であれば攻撃する」というデメリットを持つものも存在する。それらは文字通り、毎ターン必ず攻撃させなければならない。

ただし、召喚酔いしていたり《「無情」の極 シャングリラ》《ノーブル・エンフォーサー》などの能力が有効な場合は、そもそも攻撃できないので、このデメリットは機能しなくなる。

自分の《光線人形ストリウム》攻撃させると、他のクリーチャー攻撃できなくなるので、この方法でもこのデメリットを打ち消すことができる。他には《スローリー・チェーン》唱えるなど、自分のプレイングによって攻撃できない状況を作り出すことはルール上問題ない。

また《諸肌の桜吹雪》のように「攻撃する時、可能であれば○○を攻撃する」というテキストもあるが、これはそもそもの意味合いが異なる。こちらの能力はあくまで攻撃対象を固定させるだけであり、攻撃しないという選択肢もある。

《龍神ヘヴィ》《超獣軍隊 ゲリランチャー》のような攻撃を強要させる能力と勘違いしないようにしたい。


ツインパクトカードについて

ツインパクトカードとは、一言で言えば「クリーチャーと呪文の2タイプを持つカード」である。クリーチャー側と呪文側は同一カード内ながらコスト能力等は互いに独立しており、特性を参照される時には常に正しい情報を参照する。

プレイの際には好きな方を選んで使用することができ、《魔光王機デ・バウラ伯》呪文側を参照してサルベージしたり、《鳴動するギガ・ホーン》クリーチャー側を参照してサーチしたりとかなり融通が効く。
さらにガチンコ・ジャッジなどでツインパクトを単に「カード」として参照した場合には、その持ち主がクリーチャー呪文の好きな方を選択して参照できる。

しかし注意しなければならないのは、特性を参照される時には常に正しい情報を参照する。」という点である。「クリーチャー」「呪文」とはっきり明記されている場合には、異なる面を参照することはできない。「クリーチャー」を参照した場合には呪文が無視され、逆もまた然りである。
例えば

そしてツインパクト特有の強力かつ難解なルールとして、条件参照とカードプレイが別々になっている場合に限り、条件を満たした側とは別の側のカードプレイできるという点がある。該当カードをそのままプレイする効果とは異なるので注意。条件参照の時に条件を満たしたカードは、そのカード全体が適正なものと見なされ、プレイ時にどちらの側を使うかまでは制限しない、という裁定である。

このように一見屁理屈のような裁定もツインパクトならばまかり通ってしまう。
トラブルを減らすためにも、ツインパクトカードの正しいルールを両プレイヤー共に確認しておこう。特に最後に記した「特性の参照とアクションの実行とで同じカードタイプを指し示しているか」は難しいルールなので注意しなければならない。

より詳細なルールについてはツインパクトのページに目を通して頂きたい。


参考


Last-modified: 2018-11-14 (水) 20:39:28