オラクル

DMX-13にて初登場した種族。対となる種族アウトレイジで、そちらとともにエピソード3背景ストーリーの主要種族として活躍した。
デッキとしてのオラクル→【オラクル】

眼がハッキリ描かれた人型クリーチャーで、杖を持った魔法使いのような容姿である事が特徴。また、多くのオラクルはガーゴイルを使い魔とするダークロードのように小型のクリーチャー(ファミリア)を引き連れている。

+  命名ルールの詳細
禁術のカルマ カレイコ R 闇文明 (3)
クリーチャー:オラクル 3000
いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、そのプレイヤーはかわりにそのカードを自身の山札に加えてシャッフルする。

破獄のマントラ ゾロ・ア・スター SR 光/闇文明 (9)
進化クリーチャー:オラクリオン/オラクル 12000
進化ー自分のオラクル1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーはバトルゾーンにある自身の、ゴッド、オラクリオン、オラクル以外のクリーチャーをすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

種族全体で教団を形成しており、ゼニスゴッド・ノヴァオラクリオンゴッド・ノヴァ OMGを神聖な存在として信仰している。

種族としては無色や他の種族をサポートするものが多い。例としては無色リクルートできる《策士のイザナイ ゾロスター》や、《爆裂のイザナイ ダイダラ》《神来のイザナイ 日蓮》のような光臨を持つクリーチャーである。

他には《デュエマの鬼!キクチ師範代》と並ぶメタカードとして《禁術のカルマ カレイコ》が知られている。他のオラクルとは相性が悪いものの、コスト踏み倒しマナブーストを妨害できることから、【オール・イエス】のようなデッキで度々用いられる。

種族全体としてはサポート種族のような役割で、オラクル自体がデッキの主役となることは少ない。しかし、オラクルそのものをサポートするカードもあるため、オラクルでまとめたデッキを組むことも可能である。


背景ストーリーでのオラクル

エピソード3背景ストーリーでのオラクル

この世界での「オラクル」とはエピソード2終幕後のいつ頃からか世界を長らく平定していた巨大な宗教団体の名前、およびその宗教団体の信者の呼称である。教団内は9つの役職と、位階には属さない一般信徒の、合計10個の位階で分かたれている。

エピソード2背景ストーリーの末期、ゼニス消滅を察知した《「終」の極 イギー・スペシャルズ》により、ゼロの力を後世に遺すためにつくられた(《支配のオラクルジュエル》の頁を参照)。

エピソード3背景ストーリー最序盤までに、教祖とされる《神人類 ヨミ》と、神話上のゼニスとを崇拝する教義を確立し、さらに追加の崇拝対象として、オラクリオンの創造、およびゴッドゴッド・ノヴァとして復活させることを実行。また、世界の停滞と平和を追求していた。実際にエピソード3の世界を過去の争いから復興させたのもオラクルである。このような実績もあり、各文明の様々な種族が信者になっていった。
一方で、神の使いを自称し、驕り高ぶり普通の人々を愚民と見ている者もいた。また、人の心を惑わすとしてすべての娯楽を禁じた。さらに、恐怖をきっかけとして信仰を集めることを意図して《戦攻のイザナイ アカダシ》をはじめとするアースイーターを世に放っている。信者にならなかったクリーチャーたちの中には、教団のこのような姿勢に不信感を募らせる者も少なくなく、トップである《ヨミ》を「悪の象徴」とみる者さえいた。

このような状況を背景として、DMR-09で活性化したアウトレイジの蜂起に押され、DMR-10時点で早々に崩壊してしまう(《無限の銃刃 ダン・クローリー》の頁を参照)。この騒動の中で、教団の指導者だった《神人類 ヨミ》が死亡し、その後継者とされていた《イズモ》も失踪。さらにオラクリオンを信仰するゼロ信仰派と、あくまで教団の再起そのものに拘泥する「マントラ」派に分裂してしまった。

その後、姿を隠して暗躍していた《イズモ》がゴッド・ノヴァ OMGとともに突如現れ、《神人類 ヨミ》のためにアウトレイジへの復讐を誓う。彼らを打倒するための力を与えられた「カルマ」の階級をもったオラクルも増えていった。

そして《支配のオラクルジュエル》を持つ《無法神類 G・イズモ》《無法のレイジクリスタル》の力を用いる《絶頂神話 カツムゲン》によってアウトレイジとの最終戦争が勃発。《イズモ》は《カツムゲン》にトドメを刺されるところであったが、決戦直前に心を失いながらも復活していたヨミの姿である《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》によって救われる。このことで、オラクルにも友情があることを《カツムゲン》が理解。《カツムゲン》は《イズモ》に手を差し伸べ、和解を達成。

アウトレイジとオラクルもまた互いの思想の違いを理解しあい、多少のいざこざは絶えないものの、相互に尊重しあう関係を実現し、エピソード3が終幕した。

なお、最終戦争直前に《ヨミ》と《イズモ》の両者が復活したことにより「マントラ」派とゼロ信仰派も争う理由を失い和解を果たしている。

  • ストーリー全体ではオラクルは教団関係者という点は一貫している。しかし信仰の対象が複数あり、指導者の方も《ヨミ》《イズモ》《バラモン》と移り変わりが激しいため、なかなかややこしい状況となっている。
  • オラクルの信者には役割を示す7階級があり、その第3位に位置する「イザナイ」はオラクリオンを呼ぶ事ができるとされている(《失楽のカルダモン》の頁を参照)。デュエル・マスターズDASHTVで解説された順位で並べると、1位「カノン」、2位「メシア」、3位「イザナイ」、4位「サトリ」、5位「インガ」、6位「シンリ」、残り1つは階級と役割を持たないただの信者、となる。後述する「マントラ」「カルマ」「ファミリア」は後から追加された階級である。
    • オラクルでありながら《神人類 ヨミ》《イズモ》は階級を持たないが、これは信者ではなく、信仰の対象たるそのものとなっているからだろう。
  • オラクル教団の最上位はヨミである。ゴッド・ノヴァに魂を吹き込む役割も当初は彼が担っていた。
  • 上記の犠牲や「裏教義」など、一部信者しか知らないような機密事項が無数に存在していることが示唆されている。

その他の世界でのオラクル

背景ストーリーでは、エピソード3までの世界とは別のパラレルワールドの存在が語られており、そうした世界にもオラクルは存在する。
ただし他の種族との力関係の差などから、その顛末や信仰体系はエピソード3背景ストーリーとはまったく異なる。

DS世界でもこの種族は出現している。
エピソード3同様、ゼロの力を振るおうとしたらしいが、DSの世界のドラゴン達に一瞬で制圧されてしまったようである(《ノウメン》の頁を参照)。
DMBD-06の一部フレーバーテキストは、DS世界のオラクル教団の書物であると考えられる「オラクルの書」から引用されたという形での記述となっている。そこからわかる内容は以下のようになっている。

エピソード3までの世界ともDS世界とも違う、詳細不明なパラレルワールドにもこの種族の存在が確認されている。
DMR-16極《師団の先導者 ツラトゥストラ》フレーバーテキストにその描写が見られる。
ここではオラクルが支配を達成し、ゼロの意志に導かれた彼らは個性を必要としなくなったという。この設定はアニメ「VS」で、最終回直前にヨミがパラレルワールドで感情も個性もない世界を形成していたのを逆有入したと思われる。
この世界では各文明はそれぞれ遊撃師団を結成し、無個性な集団をなしている。

  • その後の革命編以降はアウトレイジとは違い新規カードが登場しておらず期待が薄くなってきている。

その他

  • アニメ「デュエルマスターズ ビクトリーV3」の第11話によると、オラクルは恐怖に反応する模様。なお、アニメにおける組織としてのオラクル教団は第12話でのイズモ、第16話でのヨミの消滅を以って事実上壊滅。以後、オラクル教団の残党は第22話でゾロスターがほんの数秒姿を見せた程度(それも台詞ナシ)で、出番は皆無であった。背景ストーリーではオラクル教団の崩壊が明記されており、このまま「本当の意味で忘れ去られてしまうのではないか」と存在意義が危ぶまれたが、第25話ではゾロスターが暗躍。第31話ではマントラ派のバラモンオラクリオン派のデトロイト・テクノが登場。第35話ではもオラクルと化し、ストーリーに大きく絡んでくる。
  • 第47話でイズモが敗れて零が蘇生。第49話ではヨミが復活し、ゾロスターと共に今度こそ世界を支配しようと目論むが、勝太達の前にまたしても潰えた。
  • アウトレイジに比べ、早期から多種族クリーチャーが登場した。この場合、複合種族の冠詞とオラクルの命名ルールの両方を満たした命名になる。

オラクルに関連する能力を持つカード

オラクルの進化

参考