デッキー †
漫画およびアニメ「デュエル・マスターズ(2017)」で登場するキャラクター。
声優は前シリーズ「VSRF」で熱血ナレーター役をつとめた佐藤せつじ氏が担当。
切札 ジョーのもとに現れた「しゃべるデッキケース」。
ジョーの描いた絵から本物のクリーチャーやカードを生み出す能力を持つ。この能力によって誕生したのがジョーカーズである。
マスターカード・《ジョリー・ザ・ジョニー》を作り出すに至ったことから、ジョーにはデュエル・マスターになる資格があると考え、事あるごとにデュエル・マスターへの道をジョーに説く。
ちなみに、デッキーがジョーカーズを生み出す手順は、
- ジョーの描いた絵を食べる
- サンバを踊る
- 「DM」形の鍵を尻に入れてもらう
- 口から光が出てクリーチャーが実体化する(この時点でクリーチャー誕生)
- 実体化したクリーチャーをデッキーで押しつぶす(ペタンコプレス)
- クリーチャーがカードに変化する
というもの。カードはお湯をかけると再びクリーチャーの姿に戻る。また、ペタンコプレスはジョーカーズ以外のクリーチャーでもカードに変化させることができる。
数多くのクリーチャーを知っているようで、またクリーチャー世界にも詳しい。
意思を持つデッキケースであることを人間に知られるとデッキーはタダのデッキケースに戻ってしまうという設定だが、ボルツなどデュエル・マスターに対してはばれても問題が無いそうである。アニメ版ではなし崩し的にデッキーの存在がボルツに知られたが、漫画「デュエル・マスターズ(2017)」2巻では「この程度のデュエル・マスターになら知られても問題が無い」という考えからその存在をデッキー自らが明かした。
- サンバの演出は、生み出すジョーカーズが有色の場合は通常と若干異なる。(火文明はファイアーダンス、自然文明はターザンがそれぞれモチーフ)
- また、アニメ「デュエル・マスターズ!」からはサンバの曲が「2017」から変わっている。
- 《突撃魚》のフレーバーテキストに名前だけ登場している。その口ぶりから、ジョーカーズ誕生以前からすでに背景ストーリーの世界に関わっていると考えられる。
- アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」16話では口の中がクリーチャー・ワールド(背景ストーリーの世界)と繋がっている事が判明。
- アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」43話からは、絶滅によって産めなくなっていたドラゴンをどうしても産んでほしいというジョーの要望に応えるため、尻を鍛えることになる。ミニコーナーとして、《シリー隊長》をコーチとするシリーズ・ブートキャンプが始まった。
- 「デッキー」という名前はデッキケースだからという以外に、持ち主である切札 ジョーの名前と合わせる事で「ジョー・デッキー」すなわち「上出来」となるネーミングでもある。
- 漫画「デュエル・マスターズ(2017)」1巻オマケ漫画では、デッキーの誕生秘話が語られている。松本しげのぶ氏はある自分の子供たちと遊んでおり、息子はオリジナルのクリーチャーを描き、娘はぬいぐるみで遊んでいた。そんな中、氏が娘の熊のぬいぐるみで怪獣ごっこをしていると娘は「クマちゃんはしゃべるから(賢いから)そんな(野蛮な)ことしない」と咎めた。氏は息子が描いた絵と娘の何気ない一言から、こうして「オリジナルクリーチャーを生み出す喋るデッキケース」としてデッキーを考案した。
戦績 †
デュエル・マスターズ(2017) †
参考 †