ドラゴン・サーガ環境(かんきょう)

BEFORE⇒エピソード3環境


メタゲーム

ビギニング・ドラゴン・デッキ期

ドラゴン・サーガ期は3種のビギニングドラゴンデッキの発売から始まった。中でもDMD-17はコンセプトである《アクア・ティーチャー》からのバニラ大量展開戦術に、エピソード3終盤に登場した《超閃機 ジャバジャック》を絡めた構築で結果を残した。

CSでは《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》入り【黒単コントロール】が入賞。黒単にも関わらずドローカードを用いずともロングゲームを目指せるようになった画期的構築で、その後メタゲームの一角を占めた。

DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」発売前に殿堂入りが発表。以前の発表から2ヶ月も経っていなかったため、ここでの発表を予測できたプレイヤーは少なかったようだ。
発表されたのは《勝利宣言 鬼丸「覇」》《疾封怒闘 キューブリック》《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》《予言者ローラン》《デビル・ドレーン》《陰陽の舞》の6枚。
《予言者ローラン》《デビル・ドレーン》の主要パーツを失ったことで【ヒラメキドレーン】は消滅、《疾封怒闘 キューブリック》の殿堂によって【墓地ソース】は「墓地を肥やしつつ除去」が難しくなり【速攻】対策が弱体、《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》の殿堂で【シューゲイザーワンショット】の勢いは一気に失われた。

《勝利宣言 鬼丸「覇」》は2年を経て殿堂。【カイザー「刃鬼」】《永遠のリュウセイ・カイザー》《不敗のダイハード・リュウセイ》を絡めた型、【ミステリー・キューブ】《偽りの王 ヴィルヘルム》もあり大きい痛手ではなかった。

DMR-13

今弾では新たなギミックドラグハートが誕生し、各文明にビクトリーとして1枚ずつ登場した。中でもダブルビクトリー《熱血星龍 ガイギンガ》は際立って強く、その龍解の容易さ、龍解後のバリューの高さからすぐさま環境のトップへと君臨した。
《フェアリー・ギフト》で早期プレイを試みる型、を絡めた型、《神聖麒 シューゲイザー》のもう1つの勝ち筋とした型など様々なタイプが派生した。

ほかにも随一のパワーカード《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を軸に《焦土と開拓の天変》《英知と追撃の宝剣》を連続で撃って相手のマナを枯渇させる【サイクリカランデス】が登場した。あまりの汎用性の高さに【ザ・ユニバース・ゲート】にも組み込まれ、【超次元転生】を強化することにも繋がった(>【転生サイクリカ】)。
また【ミステリー・キューブ】にも投入され、試行回数を上げることで運要素を低減させた【5色フェアリー・ミラクル】とのハイブリッド型が主流になった。

【ドロマー超次元】や、【カイザー「刃鬼」】(ビッグマナ)は殿堂入りの影響が少なく、メタゲーム内で優位を保ち続けた。【墓地ソース】はビートプランと折衷する形でリペアに成功。メタゲームが相対的に低速化したため【黒緑速攻】が再度メタゲームの中心に戻った。

環境中で突出した《熱血星龍 ガイギンガ》への対抗策として、いかに龍解させないかがポイントとなることが共通認識化し《光牙忍ライデン》《ファンタズム・クラッチ》《フレイムランス・トラップ》のようなマイナーカードにも光が当たるきっかけとなった。

7月、DMD-18よりグレンモルトの第二の選択肢となる《将龍剣 ガイアール》が登場。グレンモルトをトップとしたメタゲーム体制が定まった。

DMR-14

ドラグハートに新たな形態ドラグハート・フォートレスが登場。ウエポンと異なり装備する必要がなく、またクリーチャーではないため《デーモン・ハンド》などの既存の除去が一切効かず、その除去耐性の高さが注目された。
中でもビクトリーである《龍波動空母 エビデゴラス》は除去されない置きドローとして活躍した。そのドラグナー《龍覇 M・A・S》も小型獣のバウンスを兼ねておりこれらは主に中盤に難のあった【カイザー「刃鬼」】に投入された。
これにより《時空の封殺ディアス Z》しかドラグハート・フォートレスを除去する手段のない黒単はメタゲーム内で後退した。

DMX-18からは《龍覇 イメン=ブーゴ》《邪帝斧 ボアロアックス》が登場。《神聖麒 シューゲイザー》のような動きができることもあり、すぐにメタゲームに食い込んだ。イメン=ブーゴによって全文明のマナ武装を使える為《爆轟 マッカラン・ファイン》で総攻撃する【シューゲイザーワンショット】のような動きもできたが、ボアロアックスの龍解後の《邪帝遺跡 ボアロパゴス》が自分のクリーチャーが出る度にマナからクリーチャーを出せることを活かして、《アクア忍者 ライヤ》《霊騎ラグマール》を組み合わせたループデッキも生み出された。

スーパーデッキ(DMD-20)からは《将龍剣 ガイアール》の強化版《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》、フォートレスが除去できマナ武装が発動すれば《魔狼月下城の咆哮》を凌ぐカードになる《英雄奥義 バーニング銀河》マナ武装を達成すれば超次元ゾーンからコスト6以下のカードがなんでも出せる《次元龍覇 グレンモルト「覇」》などが収録された。
またこのデッキはデュエマ甲子園エリア代表決定戦ドラゴン・サーガ限定環境のカードパワーを一気に押し上げた。
去年のエリア代表決定戦と同じくスーパーデッキ直後からの開催であった為、改造したスーパーデッキで挑戦するプレイヤーは多かった。

多くの改造が《龍覇 グレンモルト「爆」》《爆熱天守 バトライ閣》と強力なドラゴンを入れた火単(タッチ自然)の【バトライ連ドラ】が多かった。スーパーデッキに収録されていた《永遠のリュウセイ・カイザー》の増量はもちろん、《勝利天帝 Gメビウス》《暴龍事変 ガイグレン》も評価が見直され投入された。後半になるとそれらのデッキに対抗すべく《聖霊王アルファディオス》《悪魔龍王 ドルバロムD》のような制圧力の高いカードが入ったデッキも増えていった。

DMR-15

新たなダブルビクトリー《最強熱血 オウギンガ》が登場。ドラグハート・ウエポンを2枚装備できる《二刀龍覇 グレンモルト「王」》《怒英雄 ガイムソウ》によって踏み倒し、《無敵王剣 ギガハート》《銀河剣 プロトハート》と一緒に出すことで1ショットキルを狙う赤単、または自然を入れた【準赤単】【モルト「王」】が流行。【準赤単】では息切れのしにくいマナブーストが可能な《フェアリーの火の子祭》が注目された。

また、光版の《剛撃戦攻ドルゲーザ》と呼べる《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》が登場。シンパシー及びドローの対象となる光のコスト3以下には《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》《剛厳の使徒シュライバー》など優秀なメタカードが多く、これらを軸にした白単が作られた。

ドラグハート・フォートレス対策として《スーパー獅子幻獣砲》など火、光、水にカード指定の除去が配られた。中でも《龍脈術 落城の計》《センジュ・スプラッシュ》にかわりわずか3コストで退化が行える点が注目された。
このような状況のなか、闇だけは《時空の封殺ディアス Z》以外一切カード指定の除去がなく、《龍波動空母 エビデゴラス》に加えて《無敵王剣 ギガハート》に対してほぼ対処できないことから【黒単コントロール】は衰退した。

年が明けた1月はついに日本一が決定。
レギュラーは環境のトップに君臨していた5色【ミステリー・キューブ】が優勝を飾ったのに対し、オープンは白青黒【オール・イエス】と環境では数の少ないデッキタイプが優勝した。
新戦力としては《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の入った準赤単、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》の入った白単やボアロアックスを用いた【緑単サソリス】が入賞した。

その2週間後、殿堂情報が発表。《ミステリー・キューブ》《超次元ホワイトグリーン・ホール》殿堂入り《蒼狼の始祖アマテラス》プレミアム殿堂入りした。
《ミステリー・キューブ》の殿堂入りで【ミステリー・キューブ】は消滅。《蒼狼の始祖アマテラス》《超次元ホワイトグリーン・ホール》の殿堂で【カイザー「刃鬼」】などのランプデッキは防御網の再考を余儀なくされ、勢力は大きく後退した。

DMR-16極

カード除去を持たない致命的な弱点を持ち、《龍波動空母 エビデゴラス》の登場以来前線から退いていた《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》の登場により、息を吹き返す。(>【黒単ヘルボロフ】)。
《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》に比べると出せるドラグナーのコストが1重くなっているが、フォートレスになったことにより除去耐性が飛躍的に上昇し、リアニメイト範囲が闇のクリーチャーに広がったことにより汎用性が上がった。
リアニメイト範囲が広がったことにより【黒単コントロール】以外でも活かせるようになったのも大きい。

この頃から《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》《龍覇 イメン=ブーゴ》《邪帝遺跡 ボアロパゴス》を組合せた【イメンループ】が台頭し始める。

【緑単サソリス】《ベル・ザ・エレメンタル》登場以降使用者を一気に増やし、多くの大会で結果を残した。

肝心のダブルビクトリーである《超戦龍覇 モルト NEXT》DMR-16真《闘将銀河城 ハートバーン》の登場から真価を発揮。メタゲームに進出する。

DMR-16真ビクトリーである《真聖教会 エンドレス・ヘブン》白単はもちろん、《次元龍覇 グレンモルト「覇」》との相性が非常に良く、脅威の除去耐性を持つ《真・天命王 ネバーエンド》に簡単に龍解できることから【準赤単】を強化させた。

発売と同時に新殿堂レギュレーションが適用され、主要カードを失った【ミステリー・キューブ】は完全消滅。【カイザー「刃鬼」】《超次元ブルーホワイト・ホール》《調和と繁栄の罠》を代替とすることによって生き延びることとなる。

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主流デッキ(通常環境)

新戦力カード

既存の有力カード


参考