ビッグマナ

マナが大量にある状態のこと。

転じて、マナを大きく伸ばしそれを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとするデッキタイプのこと。

デュエマにおいてマナコストとして重要な役割を持っており、大きなマナからはより強力な動きが可能となる。
この原理を利用して戦うのがこのデッキタイプである。

  • 省略名は「ビマナ」。デッキの性質を表す用語としてデッキタイトルの語頭につくこともありその場合は「ビマナ〜」となる。

デッキ名としての「ターボ」と「ビッグマナ」の関係性

デッキ名としての「ターボ」と「ビッグマナ」この2つの用語は同じ意味で使われているように思うがどのような違いがあるのだろうか、と疑問に感じたことのあるプレイヤーは多いだろう。
ここではその疑問に答えておきたい。
まず端的に言ってこの2つの用語が指すデッキ名としての意味にはほとんど違いがない。
違うのはそのニュアンスと登場順、使用時期である。

かつては、「マナを大きく伸ばし、それを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとするデッキ」は「ターボ」という名称で呼ばれていた。
これは「マナを大量に増やす」という「行為」を指す用語ターボを、その元の意味から派生させた呼び方であった。
その後「ビッグマナ」という「マナが大量にある」「状態」を指す言葉が登場したことで、デッキ名としてはより直接的なそちらに世代交代した。
この変遷は長いデュエマの歴史の中で表現が洗練された好例だと言える。

詳しく説明すると、上のように分類してこれら2つの用語を比較した時、ターボは「手段・途中経過」、ビッグマナはその「目的・結果」だということができ、デッキタイトルとしてはー同じコンセプトを指す場合でもー手段より目的、途中経過より結果を掲げる方がふさわしい。
よって「マナを大きく伸ばし、それを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとするデッキ」の名称としてどちらがふさわしいか、といえばやはりビッグマナの方だと言えるわけである。
実際、デッキタイプの名称として残ったのはビッグマナの方である。

ビッグマナの変遷

覚醒編エピソード1

ターボ」と呼ばれていた時期。

エピソード1期

ビッグマナと呼べるデッキの原型はエピソード1で活躍した【Nエクス】である。当初はビートダウンとして組まれていたが、《ボルバルザーク・エクス》能力の性質上、マナゾーンカードの枚数が多いほどアドバンテージを得られることから、大量にマナブーストを行う型が成立した。

研究が進むにつれ《セブンス・タワー》マナブーストしてから《蛇手の親分ゴエモンキー!》能力で大量にマナゾーンから展開する「サルNエクス」が成立。【エンペラー・キリコ】【紅蓮ゾルゲ】の後を継いでエピソード1環境からエピソード2初期までメタゲーム上で暴れた。

有力なフィニッシャーである《永遠のリュウセイ・カイザー》や、マナ回収シールド追加で序盤の守りを担う《超次元ホワイトグリーン・ホール》《勝利のプリンプリン》はこの時期に登場した。

エピソード2期

エピソード2に入ると《「智」の頂 レディオ・ローゼス》《「祝」の頂 ウェディング》などの強力なゼニスが登場。それらをフィニッシャーにした【ターボゼニス】が出現。
きっちりマナコストを払ってゼニス召喚すればほぼゲームセットという豪快さから広く使われた。

この時期は《勝利宣言 鬼丸「覇」》《偽りの王 ヴィルヘルム》などの10マナ前後の強力なファッティが多数登場し、グッドスタッフ【ミラクルとミステリーの扉】の強さを急激に押し上げることとなった。

この時期に登場したフィニッシャーには呪文を封じる《偽りの王 ナンバーナイン》cip確定除去ランデスを放つ《偽りの王 ヴィルヘルム》など。ゼニスではドラゴンコマンドを封殺する《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》や、【カイザー「刃鬼」】の中核である《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》などを獲得した。

また、ガチンコ・ジャッジで何度でも使用できる《ガチンコ・ルーレット》が登場したのもこの時期。ビッグマナや【ミラクルとミステリーの扉】の屋台骨を支える強力なマナブーストの手段として広く使われた。

晩期には《セブンス・タワー》《ミラクルとミステリーの扉》殿堂入りした。

エピソード3期

墓地肥やしと相性がいいアウトレイジに主力が移ったことで、メタゲームの中心は【墓地ソース】【獰猛ブラスター】となる。

新たな選択肢としては《フェアリー・シャワー》を獲得。手札マナブーストを同時にこなせる柔軟性から必須カードとして扱われる。また、DMD-13では《無敵剣 カツキングMAX》が登場した。

また、ビッグマナのメタカードとなる《未知なる弾丸 リュウセイ》が登場。マナゾーンを枚数を縛る能力を持つことから対策を迫られるようになった。

晩期には《ガチンコ・ルーレット》殿堂入り。これによって新たなマナブーストの手段を模索することなった。

ドラゴン・サーガ期

cip呪文墓地から唱える《龍素記号Sr スペルサイクリカ》が登場。これを搭載したビッグマナも現れた。

革命編期

侵略の登場によって準備ができる前に殴り切られるなど苦境に立たされる。《調和と繁栄の罠》を《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で使い回すなど、露骨に【速攻】メタを張ることで対処するケースも見られるようになり、それだけ侵略を重く見る動きがあった。

革命ファイナル期

《百族の長 プチョヘンザ》《時の秘術師 ミラクルスター》などパワーカードに恵まれ、1番手とまでは行かないまでも復権。特に前者は【レッドゾーン】を完封することができるカードパワーを持っている。終期には《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を獲得し、フィニッシュ性能が増した。

新章デュエル・マスターズ期

「デュエル・マスターズグランプリ- 4th」では入賞デッキ中の使用率4位と、殿堂レギュレーション改訂の影響はあろうが、前シリーズのカードプール拡充のおかげかデッキとしてのシェアを高めた。

双極篇期

双極篇ではマナブーストマナ回収を中心にかなり強化を受けたが、同じく強化を受けたビートダウン速攻に圧倒され環境上位には進出できずにいる。

参考


Last-modified: 2018-12-12 (水) 13:24:04