不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ)背景(はいけい)ストーリー

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該当弾


DM-19

ユニバースと呼ばれる「時空の裂け目」の出現から、一万年後。
かつての世界は「旧世界」と呼ばれるようになり、未だに世界は「時空の裂け目」に徐々に呑まれつつあるが、ひとまず安定した時代を迎えた。
その未曾有の大災害の中で、まったく新しい進化を遂げるものも現れ始める。文明の枠にとらわれず、多くの能力を持ち、強靭な生命力を持つ新たな5つの種族達は、旧世界に劣らぬ世界を作りあげた。

そんな中、「時空の裂け目」から、5体のフェニックスと呼ばれる超生命体が飛来する。圧倒的なまでの強さを持つ彼らに5大種族は全く為す術を持たず、世界はフェニックスによって完全に支配されてしまう。
5大種族はフェニックスに対抗する力を得ようと各々の富国強兵策を推進。他の種族から力を奪い合う苛烈な争奪戦が始った。

真っ先に軍事拡張を開始したグレートメカオーは、まずドリームメイトの住む中央大陸の資源を目指し大量の偵察部隊を派遣する。しかし、ドリームメイト達の未知の力によって、部隊はあえなく全滅。グレートメカオーは中央大陸進出を断念し、世界の各地に偵察ロボットを派遣して新たな資源の模索に取りかかる。

DM-20

グレートメカオーは次の標的として、ティラノ・ドレイクの本拠地であり、凄まじいエネルギーの源となる「クリスタルの塔」に着目。資源を欲するグレートメカオーは大軍を送り込み、故郷を守ろうとするティラノ・ドレイクはこれを迎え撃って両者は全面衝突する。

数十万に達するグレートメカオー軍は、計算され尽くした頭脳的作戦によってティラノ・ドレイク軍を圧倒。ティラノ・ドレイクの総大将《覇竜凰ドルザバード》がグレートメカオーを部隊単位で粉砕するなど善戦するが、劣勢を挽回するまでには至らない。最終的にティラノ・ドレイクはグレートメカオー軍をかろうじて撤退させる事に成功するが、戦場に残ったのは僅かなグレートメカオーの残骸と、無数のティラノ・ドレイク達の死体、そして大量の資源を奪われた大地であった。この一戦により、竜族の末裔たる誇りを傷付けられたティラノ・ドレイクはグレートメカオーに対する復讐心を深めていく事になる。

この戦いを最も近くで見ていたグランド・デビルは、自分たちに最も近い性質を持つティラノ・ドレイクの敗北を目の当たりにし、グレートメカオーに対する警戒を強めていた。
そこへ、満身創痍のドルザバードがグランド・デビルの本拠地「髑髏魔城」を訪問。断腸の思いで、グランド・デビルに対して共闘を持ちかける。未来派テクノロジーの台頭に危機感を持つグランド・デビルは即座に承諾、ここにグランド・デビル&ティラノ・ドレイクの連合軍が誕生する。

DM-21

グランド・デビルは、まだ不完全であった「蘇生の術」を試験的に使用し、《インフェルノ・ゲート》を解放。デーモン・コマンドを初め、歴史に埋もれていた旧種族を次々と蘇らせていく。その中には、滅亡寸前の仲間達の命を救うべく自分の魂と肉体を悪魔へと売り渡していたかつての《聖霊王アルカディアス》である《魔聖デス・アルカディア》の姿もあった。
「蘇生の術」を扱うグランド・デビル&ティラノ・ドレイク連合軍は各地でグレートメカオー軍を圧倒。戦死者に「蘇生の術」を施す事で、瞬く間に勢力を拡大していく。

この事態を放っておけないと判断したフェニックス達は、グランド・デビル軍の本拠地を強襲。しかし、そこにフェニックスが知る「かつてのグランド・デビル」は一体も存在していなかった。繰り返される死者蘇生で力を増したグランド・デビルは、既にフェニックスにさえ対抗しうる最強種族へと変貌を遂げていた。

DM-22

ドリームメイトの唐突な行動により、事態は急展開を見せる。彼らは、「星命樹」に覆われて封鎖状態となっていた「時空の裂け目」の入り口《ザ・ユニバース・ゲート》を、《ユニバース・ラピア》の手によりもたらされた「ギャラクティカ・キー」により解放し拡大。新たなるフェニックスたちを立て続けに呼び寄せたのだ。

拡大された裂け目から現れたのは、「彗星」と呼ばれる大量の小型フェニックス達であった。小型とはいえ、彼らもまたフェニックス。その名に恥じない強さと生まれ持った素早さを駆使する彼らの猛攻に、グランド・デビル軍の前線は壊滅状態になる。
そして彗星を露払いに、かつての超神星たちよりも更に階位が上とされるフェニックスたちが降臨。別次元とも言えるその凄まじい強さの前に、グランド・デビル軍は本陣陥落の危機を迎える。

グランド・デビル&ティラノ・ドレイク連合軍は最後の手段として、半開きだった《インフェルノ・ゲート》の完全解放に着手。《冥界の手》によって古代の謎を紐解いた彼らは、遂に「蘇生の術」を完成。歴史の闇に繋がる門の完全解放に成功した。

グランド・デビル&ティラノ・ドレイク連合軍が復活を目指したのは、旧世界の覇者ドラゴンであった。旧種族最強の力を持つ彼らならフェニックスとも渡り合えると考えた連合軍は、ドラゴンの復活に成功。更に、《インフェルノ・ゲート》完全解放の余波によって、本来はあり得なかったのドラゴンであるアポロニア・ドラゴンポセイディア・ドラゴンまでもが誕生する事になる。

ドラゴンの復活に成功したグランド・デビル&ティラノ・ドレイク連合軍は、新種族たる自分たちとドラゴンの融合まで試みる。そのようにして生まれた融合獣は、一体のパワーではフェニックスに及ばないものの、抜け目のない強力な能力を持っていた。連合軍は直ちに、ドラゴン軍の投入を決定する。

DM-23

最終的に各々全てがドラゴンを有する事になった5大文明は、結束してフェニックスと闘う道を選択。小型化によって数を増したフェニックス軍と5大文明連合軍は全面決戦に突入する。フェニックスの優位は揺るがないが、5大文明は各々の持ち味を活かして対抗。個々が撃破されるとすぐさま多種族部隊を派遣し、各地で反撃を加えていく。善戦に、連合軍の志気は高まっていた。

そこへ、絶望を司るとされる最悪のフェニックス《超神星ブラックホール・サナトス》が出現。そのフェニックスは5大文明側から生命力を奪い取り、闘えば闘うほど巨大化し、力を増していく。戦局は一気にフェニックス側に傾き、5大文明連合軍には次第に絶望が広がっていった。それを見越した光文明はしたたかにも箱舟計画を進行していた。

その時現れたのは、希望を司る《超神星ビッグバン・アナスタシス》。彼はなんと、5大文明の味方をするフェニックスであった。アナスタシスの力によって、5大文明連合軍は生命力を取り戻す。そして、希望と絶望、二体のフェニックスによる最後の戦いが始まった。

時の流れさえ歪めるほどの凄まじい戦いの末に、二体のフェニックスは光となって消滅。その光は世界中に散っていき、そして他のフェニックスたちまでもがそれに続いて、その姿を消していった。
フェニックスの消滅。それは、一つの時代の終わりを示していた。
中にはこの消滅から免れ、生き残った不死鳥もいたようだが、時代の終焉には逆らえなかったようである。

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参考