《チェレンコ》 [編集]

チェレンコ R 水文明 (2)
クリーチャー:サイバーロード 1000
シールド・プラス−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分のシールドいずれかの下に置いてもよい。(こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす)
このクリーチャーの「シールド・プラス」能力を使った時、その重ねたシールドの束を見てその中から1枚選び、自分の山札の一番上に置く。

DM-30で登場したサイバーロード

最軽量のシールド・プラス持ちクリーチャー
ただし、プラスしたシールドを見てその中から1枚を山札の上に置くので、シールドに重ねられた枚数は増えない計算になる。

1枚で構成されたシールドに、《チェレンコ》のシールド・プラスを使うと
・山札の一番上とシールド1つの中身を見て、それぞれを元の位置に戻す
・山札の一番上とシールド1つの中身を見て、その2枚を入れ替える
のどちらかを選択する効果と同等になる。

次のターン引けるカードを、若干だが操作できる。たった2マナなので、とりあえずこの使い方で満足しても悪くはない。

情報アドバンテージは、S・トリガーデッキの半数以上を占める【トリガービート】の場合は高確率でS・トリガーを呼び込める。無論《エメラル》に比べると確実性に欠けるが、《エメラル》にありがちな「仕込んだS・トリガーよりも回収したシールドの方が強かった」といった事故をある程度防げる点では勝っている。

何かシールド&山札操作カードと絡めて使えば、さらにトリッキーな扱い方も可能だろう。《エメラル》以来の単色2コストサイバーロードという点も見逃せない。

既に殿堂入りした《エメラル》に代わる2マナサイバーロードであり、《エンペラー・マルコ》進化元として優秀なので、【マルコビート】に入るサイバーロードの駒がまた一枚増えたといえる。【サイバー青単】でも活用でき、比較対象としては《電磁封魔ロッキオ》《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》の他《電磁封魔ルチアーノ》《ムゥリャン》辺りが挙げられる。

神化編環境における【サイバー青単】では1ターン目の《海底鬼面城》から2ターン目のこのカードに繋ぐのが理想の展開であった。

  • によって要塞化されているシールドを対象にとり、部分的なシールド交換を行っても、要塞化されている城は墓地に置かれない。シールドがまるごと移動していないなら、シールドゾーンを離れているわけではないと解釈しているためである。
    • この裁定は王来篇で登場した『「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時』と同様。(公式Q&A

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

チェレンコ UC 水文明 (2)
クリーチャー:サイバーロード 1000
バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを見る。それを山札の下に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。

DMPP-13で実装。
1枚で構成されたシールド[1]に、《チェレンコ》のシールド確認を使うと
・確認したシールドをデッキボトムに送り、デッキトップシールド化
・見たシールドを元の位置に戻す
のどちらかを選ぶ効果となった。

TCG版で2ターン目に《チェレンコ》を召喚したときには、別のシールド・プラスを使っている余地はほぼないので2枚以上のシールドの存在の有無の影響は小さいが、こちらはデッキトップのカードが確認できないままシールド化するため運任せとなり、見たカードを盾落ちから救出したい場合でもそのカードはデッキボトムに送られるため、別途サーチかシャッフルしないとゲーム中に手札に加えることができなくなってしまった。

TCG版より優れた部分はデッキボトム固定ができることのみで、総合的に大幅な弱体化と言わざるを得なくなっている。
性能低下はレアリティにも反映され、レアからアンコモンに引き下げられた。

ただ、シールド確認して入れ替えなかった場合の情報アドバンテージは永続なため、《電磁封魔ロッキオ》よりは長期的なゲームプランを立てやすいだろう。

軽量のサイバーロードとしては《アルオム》の完全上位互換だが、その用途では更に軽い《トリア》の存在が悩みどころ。

  • TCGと処理が変わったため、によって要塞化されているシールドを対象にとり、シールド交換を行ってしまうと、要塞化されている城は墓地に置かれてしまう。

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-13
    まもったらまける、せめるんだ!――チェレンコ

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 城により1つのシールドの位置に2枚のカードがあることはあるが、DMPP-13現在、デュエプレでは1つのシールド・オブジェクトが2枚以上のカードで構成されることはない。