《フューチャー・スラッシュ》 [編集]

フューチャー・スラッシュ P 闇文明 (7)
呪文
相手の山札を見る。その中から2枚まで選び、墓地に置かせる。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。
※プレミアム殿堂

全方位カードファイルvоl.5の付録として登場した《ヘル・スラッシュ》調整版
本家よりコストが低いため下位種と言った方が適切かもしれない。海外で先に登場。

墓地に送れる枚数は2枚に減ったが、コストも7に下がった。
《ヘル・スラッシュ》よりもコストが1少ない分、一歩早くプレイできるのが強み。
効果の性質上、先に撃った方が相手の《ヘル・スラッシュ》《フューチャー・スラッシュ》を落とせるため、むしろ強化されているともいえた。

《ヘル・スラッシュ》殿堂入り後、穴を埋めるために採用された。
そちらを4枚積みにできた頃は単純計算で最大12枚の山札を削れたが、本家1枚とこのカード4枚を積めば最大11枚の山札を削れたため、結局ライブラリアウトデッキはほとんど弱体化しなかった。

《ヘル・スラッシュ》で問題とされた「打たれると有効なカードを引いて逆転する余地を奪われる」「墓地回収で繰り返し打たれると敗北を待つだけになる」「ミラーマッチで先に打つと相手がこのカードを打つ機会を奪う」「これを軸にしたデッキは当時の時間制限を乗り越えられるプレイヤーしか扱えない」「相手のカードに触れる際のトラブル」などの点がそのままだったため、カードパワー以外の調整が効いていなかったカードである。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • プロモ (P23/Y3)
    切り取るのは夢か現実か?それとも、魂か?

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 調整版で他にプレミアム殿堂入りしたカードは《母なる紋章》《ヒラメキ・プログラム》がある。