《ボルガッシュ・ドラゴン》 - デュエル・マスターズ Wiki

《ボルガッシュ・ドラゴン》 [編集]

DM-05で登場したアーマード・ドラゴン。
最初のT・ブレイカーの一体。

攻撃時にはパワーアタッカーによってパワー12000にも達する。DM-05で登場した当時はT・ブレイカーは珍しく、レアリティもアンコモンと低かったので、初心者受けはよかったのかもしれない。
しかしながら、基本パワーの低さは無視できず、火力や殴り返し、アンタップキラーに対しては非常に脆い。6マナ以上でありながら6マナ以上優位の法則に当てはまっていない[1]こともあり、8マナでできる行動としてこれを出すというのはあまり良い手とは言い難い。

のちに完全上位互換としてプロモーション・カードに《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》や《闘龍騎ヴィラン・レギウス》が、DM-36のベリーレアに《熱風竜機ゴールデン・イーグル》が登場。
それらの入手難易度の高さを考慮しても、こちらが使われることはほぼなくなったと言って良いだろう。

• 攻撃時はパワー12000のT・ブレイカーと《神滅竜騎ガルザーク》 とほぼ同スペック。あちらは多色であり条件も付いているが、コストが2軽いということと、攻撃されないという能力から使いやすさは格段に上。

• T・ブレイカーはこのDM-05が初登場であるが、同時収録の他のT・ブレイカーは《グラディアン・レッド・ドラゴン》や《天海の精霊シリウス》のような10マナを超えるものや、《殺戮の羅刹デス・クルーザー》や《哀哭の超人》のようなデメリットを持つものばかりであり、いずれもT・ブレイカーを持つ事に大きなリスクを課されている。のちにT・ブレイカーはW・ブレイカー同様にスタンダードとなっていくものの、DM-05のカードプールに限った話で言えば、デメリットを持たないながら、最軽量級である《デス・クルーザー》より1コスト重いだけのこのクリーチャーは、比較的扱いやすい方ではある（先述のとおり6マナ以上優位の法則から外れているという点はあるが）。

• 《スチーム・ハエタタキ》が登場してからは「ハエたたきで潰せるT・ブレイカー持ちのドラゴン」という何とも不名誉なクリーチャーになってしまった。

• 当時はパワーやコスト、ブレイク数の高いいわゆるファッティは、軒並みレアリティが高く設定されていた。
  しかしながらこのカードはアンコモン。同弾の《雷撃の求道者ラ・ガイル》とともに、『必ずしも高レアリティではないファッティ』が登場したのは、当時としては革新的であり、カード資産の乏しいプレイヤーにとっては切り札にもなり得た。

• レアリティの低さとT・ブレイカーという初心者ウケの良さからか、初期の再録回数は多い。

• 北米版デュエル・マスターズではベリーレア仕様の加工を受けたプロモーション・カードが存在する。

• 大味なスペックに反し、フレーバーテキストの内容は通常版・プロモ版共に雄大である。

フレーバーテキスト [編集]

• DM-05、DMC-06、DMC-18、DMC-33
  我に刃向かう小さき者どもめ！
• プロモ（P23/Y1）
  大地が海が人が獣が、蒼き業火に溶けていく。

収録セット [編集]

• illus.Atsushi Kawasaki
  • DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」
  • DMC-06 「超速!火竜（ドラゴン・ストライクス）デッキ」
  • DMC-18 「勝舞聖龍（しょうぶホーリー・ドラゴン）デッキ」
  • DMC-33 「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」
  • プロモーション・カード（P23/Y1）（アルトアート）（バトルアリーナ／ティーチング参加賞）

参考 [編集]

• アーマード・ドラゴン
• パワーアタッカー
• T・ブレイカー
• 準バニラ