《一撃勇者ホノオ》 - デュエル・マスターズ Wiki

《一撃勇者(いちげきゆうしゃ)ホノオ》 [編集]

DM-19で登場したパワーアタッカー持ちヒューマノイド。

デメリットも持っているが、あまり気にならないことが多いだろう。
速攻デッキの採用候補になる軽量クリーチャー全般に言えることだが、序盤から積極的に殴っていかなければどうせ押し負けるので実質的にデメリットの意味を成していない。

2コストながら攻撃時はパワー6000になるため、相手に文字通り一撃を与えることができる。タップ系や《フル・コマンド》で薙ぎ払うと強力。《エクスプロード・カタストロフィー》のクロス先にも最適。
ただし、その後はパワー1000に戻るため殴り返しや火力呪文で簡単に破壊されてしまうのはパワーアタッカーのお約束。
一方、攻撃時のS・トリガーで唱えられた《スーパー炎獄スクラッパー》などで破壊されにくい点は評価できる。

序盤において、《ブレードグレンオー・マックス》や《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》を圧倒する攻撃力は魅力的。ライバルは山ほどいるが、火入りの速攻デッキでは、ミラーマッチ対策として十分検討できるスペックである。

• デュエル・マスターズでは非常に珍しい「目」が描かれている人型クリーチャー。ヒューマノイド・スノーフェアリー・ダークロードと人間に近い姿をしたものは数あれど、ほとんどのイラストでは装身具などで目が隠れている。
  • 「目の書かれた人型クリーチャー」が登場するのは後のエピソード3も該当するが、不死鳥編とエピソード3は奇しくも両方前シリーズから1万年後の設定である。エピソード3では多くの目の書かれた人型クリーチャーが繁栄したが、不死鳥編ではこのカード以外はあまり普及しなかった様だ。

• パワー2000前後の小型のヒューマノイドですらいかつい武器を持ち、パワー6000以上ともなるとドラゴンなどの巨大クリーチャーが中心となるこのデュエル・マスターズにおいて、半袖半ズボンのこの少年が攻撃時パワー6000というのは少々無理があるだろうと考えられる。しかし後述しているように、自身の潜在能力によって《悪魔神ドルバロム》を一撃で倒しているのだから、パワー6000というのもあながち間違いではないだろう。

• 漫画「フラッシュ」では夢実 テルが使用。

• 漫画「D・Mファイター焔」では主役。本名は一撃焔。元はデュエルロードで一度3位入賞したことがある神保町小学校の天才デュエリストだったが、時空の穴を通って背景ストーリーの世界にやってきた。劇中では《悪魔神ドルバロム》などを一撃で倒すといった活躍を見せている。
  • ホノオの右にいる白い髪の少年の名はメンテで、ホノオの右手の熱をコントロールするグローブなどを作った。左にいる赤いヒューマノイドの名はレッドでその左にいるのがターボである。

• コロコロコミックで足立たかふみ氏が連載していた漫画内でのショップにてデュエル・マスターズらしきカードがいくつか床に散らばっており、そのうちの一枚にこのカードのイラストが描かれていた。氏は上述の「D・Mファイター焔」の作者でもある。

• デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-03で実装。基本パワーが2000に強化され、パワーアタッカーは+3000に弱体化。最大パワーは5000と下がってしまったが殴り返しや火力に強くなった。数少ない《無頼勇騎ゴンタ》を牽制できるクリーチャーでもある。
  • 余談だが、《無限掌》と《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》の登場で、本当の意味の無限ループを発生させゲームを進行不能にさせる可能性を秘めていた（現在は修正済み）。
    1. 片方のプレイヤーに《一撃勇者ホノオ》と召喚酔いの解けた《薩摩の超人》と《無限掌》、もう片方に無限ブロッカー（以下《粛清者アイザク》とする）と進化元の残っている《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》を準備する
    2. 《無限掌》を《薩摩の超人》に使う
    3. 《一撃勇者ホノオ》で攻撃し、《薩摩の超人》に「可能なら攻撃する」を付与する
    4. 《薩摩の超人》が攻撃すると、「自分のジャイアントは可能であればブロックされる」ため、《粛清者アイザク》は《薩摩の超人》をブロックしなければならない
    5. 《粛清者アイザク》はバトルに負けて破壊されるが、《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》のメテオバーンにより、そのターン中破壊されない
    6. バトル後、《薩摩の超人》と《粛清者アイザク》がそれぞれの効果で強制でアンタップされる
    7. 《薩摩の超人》は「可能なら攻撃する」状態のため、アンタップした状態でターンエンドすることができず、時間切れになっても無限に攻撃とブロックが繰り返される
  • アップデート（時期不明）において、TCG版《不吉の悪魔龍 テンザン》登場後と同様の「そのターン中一度でも攻撃したなら、残りの攻撃は任意」という処理になり、無限ループは解消された。

関連カード [編集]

• 《ペリオンブレス・ドラグーン》
• 《ワンショット・フレーム》

フレーバーテキスト [編集]

• DM-19、DMC-30、DMC-32、DMPP-03
  俺は炎のヒーロー！世界を変えてみせる！――一撃勇者ホノオ
• プロモ（P9/Y5）
  熱い友情。熱い一撃。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Haccan
  • DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」
  • DMC-30 「ティラノ・ドレイク・クラッシャー1/2」
  • DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」
  • プロモーション・カード（P9/Y5）（アルトアート）

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• CV:小田切優衣
• illus.Haccan
  • DMPP-03 「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」

参考 [編集]

• クリーチャー
• ヒューマノイド
• パワーアタッカー
• アタックトリガー
• ターン
• 可能であれば攻撃する
• 火
• アンコモン