凶喜(きょうき)にして凶器(きょうき)なる一撃(いちげき) [編集]

凶喜にして凶器なる一撃 UC 闇文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき−1000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

DMR-14で登場した呪文

墓地クリーチャーの数に応じて範囲の広がるパワー低下をかける。

6体以上墓地にないと-5000の《デーモン・バイツ》を越えられないので、墓地肥やしとの併用は必須。

8体落とせばパワー8000台まで破壊できるので、その辺りが目標だろう。

しかしながら、1コスト上にはあらゆるカードタイプをカウントし、パワー参照よりも優秀なコスト参照除去《怨念集結》があるため、デッキスペースを取るのは難しいか。墓地の枚数が足りなくてもとりあえずパワー低下できる点では一応こちらが勝ってはいる。

同じ効果を持ち、さらに十分墓地クリーチャーが増えていれば1コストまで下がる上にパワー8000のW・ブレイカーが残る《龍装鬼 オブザ08号》も大きな壁であろう。墓地にクリーチャーが6枚以上あり、あちらが3コストまで下がる状況では使い勝手で勝ち目がない。

また、2コスト上には同じくS・トリガーで確実に-12000ものパワー低下を放つ《九番目の旧王》が存在する。こちらは事前の準備が必要な上、S・トリガーで発動した時はコストアドバンテージという優位点すら失われる。

加えて、呪文である点が《タイム3 シド》《音奏 プーンギ》といった呪文メタに、墓地を参照する点が《ポクチンちん》などの墓地メタに引っかかりやすいのも痛い。

総じて癖が強く使いづらいカードではあるが、パワー低下呪文としてのコストに対する爆発力は計り知れない。積極的に墓地を肥やすデッキなら、受け札として採用する価値はあるだろう。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]