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呪紋の化身 R 自然文明 (6) |
クリーチャー:ミステリー・トーテム 6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、相手は「S・トリガー」を使えない。 |
※プレミアム殿堂 |
DM-07で登場したミステリー・トーテム。
S・トリガーを封じるというのは、デュエル・マスターズにおける重要な戦略の1つを潰せるということであり、それだけで非常に凶悪である。
パワー6000のW・ブレイカーと基本スペックも悪くはなく、全体的にかなり強力。いわゆるフィニッシャー格のクリーチャーの中ではかなりポピュラーな1枚だった。
他のS・トリガー封じの能力を持つカードに比べ、それほど重いわけでもなく、ビートダウンでもコントロールでも出すのは難しくはない。さらに、クリーチャーなので《母なる大地》などでいろいろと使い回しやすかった。
また、自身がW・ブレイカー持ちであり、常在型能力なので出した瞬間から誤算無く能力が効くといった面で非常に有能であり、様々なデッキタイプでフィニッシャーとして活躍。
単純ではあるが、「攻撃できる味方クリーチャー数>相手のシールド数+ブロッカー数」の状態で出せれば、深く考えるまでもなくほとんど勝ててしまった。特に《紅神龍ジャガルザー》を絡めれば一気に召喚酔いが解け、奇襲で瞬殺することも可能。
無制限時代は自然系の中速かそれ以下の速度の、攻撃が必要なデッキ全般で使われた。
このクリーチャー自身も攻勢に加われるパワーを持っているので、ビートダウンの補助としてももちろん有能。今後もフィニッシャーの代表格として間違いなく活躍し続ける1枚と言われていた。
だが、2008年4月15日に殿堂入りし、その後2009年12月19日にプレミアム殿堂入り。
確かに身も蓋もなく強いカードだが、2007年〜2009年の環境においてこのカードの使用率はそこまで高くなかったため、やや意外な禁止化と受け取られた。おそらく、DMの逆転要素であるS・トリガーを手軽に封殺してしまうことが好まれなかったのだろう。
また、自然の中量級フィニッシャーとしては間違いなく定番なので、他のカードに日の目を見せるための規制ともとれる。
その後、S・トリガーそのものを封じるカードとしては、《無双恐皇ガラムタ》が革命編環境における【イメンループ】で活躍し、そちらも最終的に殿堂入り。
王来MAX環境では条件さえ整えれば同じようなことができる《石像男》が【青黒赤緑邪王門】で活躍。
S・トリガーロックとしての調整の一定の終着点を見た《超神龍バイラス・カースド》を鑑みるに「完全S・トリガーロックとして軽すぎる」「ロックの発動条件が場にいるだけと緩すぎる」「現役時代は余りに広い範囲で使われ過ぎていた」という3点が問題と言える。
Cryptic Totem R 自然文明 (6) |
クリーチャー:ミステリー・トーテム 6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがタップされている間、相手は「S・トリガー」を使えない。 |