大魔王(だいまおう) ウラギリダムス》 [編集]

大魔王 ウラギリダムス SR 闇文明 (13)
クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 13000
シンパシー:自分の墓地にあるクリーチャー(自分の墓地にあるクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または自分のターンのはじめに、クリーチャーを5体自分の墓地から選び、このクリーチャーの下に重ねてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーが離れる時または自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーの下に重ねたカードを5枚、好きな順序で自分の山札の下に置いてもよい。

DMRP-11で登場したマフィ・ギャング/デーモン・コマンド

シンパシー墓地にあるクリーチャーの数だけコスト軽減できる能力と、cipターンのはじめに墓地のクリーチャー5体を自身の下に敷く能力、自身が受けた除去または自分プレイヤーの敗北を下のカード5枚を山札の下に置くことに置き換える敗北回避能力を持つ。

コスト軽減の条件となっている墓地肥やし手段が豊富だが、なかでも《不吉の悪魔龍 テンザン》との相性は格別。あちらのライブラリアウトの危険を見事に克服しながら、毎ターン相手のクリーチャーを破壊しつつ、除去や敗北からの延命ストックを確保することができる。

【Z-ファイル】でも墓地肥やしによる早期召喚が行いやすく、敗北回避能力もあって頼もしい。cipターンのはじめに墓地を減らしてしまうが、《「謎」の頂 Z-ファイル》の召喚時能力で下のカードごと破壊すれば問題ない。場を離れる効果も任意なのでリアニメイト時の融通が利く。

ルール [編集]

環境において [編集]

十王篇開始当初、フシギバースとの相性の良さから注目された。よしんばフシギバース先が除去されてもマナが増える時点で一仕事したことになるのも注目された一因であろう。十王篇終盤から王来篇初期にかけて、【オカルトアンダケイン】における制圧後の山札回復要因として其方のデッキに1枚差されていることも時々あった。

とはいえ本格的に注目されたのはDMBD-18終期に【グルメ墓地ソース】オリジナルを舞台に活躍してからである。黒赤緑カラーだが黒緑基盤でマナが用意しづらいそちらの型でマナ基盤を気にせずに召喚しやすい上に、コスト踏み倒しメタ除去することができ、バトルゾーンに出さえすれば耐性によってコスト踏み倒しメタ能力を貫通するフシギバース元として機能する。DMRP-22期の場合は、【JO退化】の激増など環境の高速化により1コストの差に泣くことが多くなったため、フシギバース元としては《暴走龍 5000GT》が優先され、こちらは2枚に抑えるケースがざらになった。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

  • 退化はクリーチャーをバトルゾーンに出すわけではないのでcipが使えず、ターン開始時能力しか使えない上、そもそも【青黒退化】は墓地肥やしも最小限にとどまり、事故を起こしているのでもない限り墓地に大量にカードが貯まる展開は期待できないため、相性は良くない。

その他 [編集]

  • 「かわりに」の能力は、後に登場した鬼S-MAX進化の効果と類似している。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • カード特性について

Q.下にクリーチャーカードが5枚置かれた《大魔王 ウラギリダムス》がバトルゾーンにいます。このうち、《大魔王 ウラギリダムス》のみがカードを指定する効果でバトルゾーンを離れようとした際、あえて《大魔王 ウラギリダムス》の能力を使用せず、再構築を行うことはできますか?
A.いいえ、《大魔王 ウラギリダムス》は進化クリーチャーではないので、《大魔王 ウラギリダムス》のみがバトルゾーンを離れる場合でも再構築は発生せず、下に置いていたカードは全て墓地に置かれます。
引用元(2020.7.10)

  • 3つ目の能力について

Q.自分のマナゾーンに闇文明のカードが5枚、墓地に《シバカゲ斎》が1枚あり、バトルゾーンに自分の《大魔王 ウラギリダムス》がいる状況です。自分のターンのはじめに《シバカゲ斎》の「マナ武装5」能力で、山札の上から5枚を墓地に置きバトルゾーンに出ました。その後《大魔王 ウラギリダムス》のターンのはじめの能力で、この墓地に落ちたクリーチャー5枚を選んで下に重ねられますか?
A.はい、できます。

+  (総合ルール 501.2)

引用元(2020.11.13)

Q.バトルゾーンに自分の、下に重ねたカードが5枚ある状態の《大魔王 ウラギリダムス》が1体います。自分の山札が3枚の状況で、自分は《百鬼の邪王門》を唱えて山札の上から3枚を墓地に置きました。山札が0枚になり、《大魔王 ウラギリダムス》の効果で下に重ねてあったカード5枚を山札にした後、《百鬼の邪王門》の能力で残りの1枚を墓地に置きますか?
A.いいえ、一度山札が0枚になったら、その時点で「山札を4枚墓地に置く」処理は終了します。4枚目は墓地に置かず、先に墓地に置いた3枚の中からクリーチャーを1体バトルゾーンに出せます。
引用元(2020.9.18)

Q.《終末縫合王 ミカドレオ》の「自分のターンのはじめに」の能力で自分がゲームに勝つ際、相手は《大魔王 ウラギリダムス》の「自分がゲームに負ける時、かわりに」の置換効果を適用できますか?
A.はい、置換効果を適用できます。相手のカードの効果や、ゲームのルールによって相手が勝つ場合、自分が負ける時の置換効果を適用できます。
引用元(2021.12.17)