《天幕船(てんまくせん) ドンデンブタイ》 [編集]

天幕船 ドンデンブタイ　R　水文明　(7)
クリーチャー：ムートピア/美孔麗王国　2000
G・ゼロ：自分の手札が7枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
ブロッカー（このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい）
このクリーチャーは攻撃できない。
自分のターンのはじめに、カードを1枚引いてもよい。

DMEX-13で登場した水のムートピア/美孔麗王国。
手札が7枚以上あるとG・ゼロで出てくるブロッカー。《ルナ・コスモビュー》と比べるとブロッカーを得た代わりに攻撃できなくなっており、奇襲要員としては使えない。

受けが弱いビビッドローのデッキでブロッカーはありがたい存在。チャンプブロックにしかならないことが多いだろうが、G・ゼロのおかげで数体並べられることを加味すれば、粘り強さは意外と高い。

ダイレクトアタックが迫った時は手札が7枚以上という状況も往々にして起こり得るため、コンボデッキ以外にも採用できるかもしれない。

パワーは火の1コストウィニーに一方的にバトルで勝てる程度はあるが、《霊峰 メテオザ-1》による火力であっさり退かされるラインなので油断は禁物。

ムートピアであるため《I am》の自己踏み倒しに貢献できる。自軍バウンスのデメリットもG・ゼロ達成条件に利用できるため相性は良好。

ルール [編集]

  • 厳密には、このクリーチャーのドロー能力と《ルナ・コスモビュー》のドロー能力は性質が異なる。こちらは自分のターン開始ステップ時にドローする能力だが、《ルナ・コスモビュー》は自分のターン中はじめてドローするカードの枚数を1枚増やす能力である。
    • こちらは自分のターン開始ステップにバトルゾーンに出た場合ドローができないが、《ルナ・コスモビュー》は自分のターン開始ステップにバトルゾーンに出てもそのターンまだ1枚もドローしていなければ、次にドローする時に1枚多くドローできる。

環境において [編集]

DMEX-18期のオリジナル環境で、これを採用した《樹食の超人》型【墓地ソース】（【グルメ墓地ソース】）がCSで多数上位入賞した。《反逆龍 5000typeR／無法頂上会談》を採用し、闇のリソース系やフシギバースをカットしてデッキカラーを従来の黒赤緑から青赤緑に変えた型も結果を残した。

単純に先攻2ターン目に出せる【我我我ブランド】対策のブロッカーであり、《凶戦士ブレイズ・クロー》などの1コストウィニー程度なら一方的にバトルで勝てる。よしんばバトルで負けても元々【墓地ソース】は墓地にクリーチャーを貯めるのが仕事なので全くディスアドバンテージにならない。

このクリーチャーで相手を牽制することで《樹食の超人》の安定着地ターンである4ターン目を迎えやすくなり、また後攻なら2ターン目に複数体並べることも充分現実的。そうなると【我我我ブランド】での3ターンキルは諦めざるを得なくなる。
置きドローとしても手札を大量消費する《樹食の超人》との相性が極めて良かった。

しかし、【グルメ墓地ソース】が殿堂入りによって消滅すると、それ以外で使われることのなかったこのカードも環境で見られなくなった。

その他 [編集]

  • DMEX-13収録カード公開の記念すべき1本目としてコロコロオンラインと公式Twitterにてカード画像が公開された。しかし該当画像のフォントの太さがそれぞれ異なっている。
  • カード名の由来は「どんでん返し」+「舞台」。また、天幕とは持ち運び可能な組み立て式巨大テントのことである。また美孔麗王国の命名ルールである「◯◯者」を破っている。どちらかというとムートピアの戦艦都市の命名ルールに沿っている。
  • DM23-RP1にて、あるてら氏による新規イラストで金トレジャーとして再録された。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]

タグ: クリーチャー水文明青単単色コスト7ムートピア美孔麗王国パワー2000G・ゼロG・ゼロ：自分の手札が7枚以上ブロッカー攻撃できないターン開始時ドロー置きドローRレアhatapugあるてら十王篇ブロック