天翼(てんよく) クリティブ-1(ワン) [編集]

天翼 クリティブ-1 UC 光文明 (2)
クリーチャー:ジャスティス・ウイング/ディスタス 2500
相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを山札の下に置く。
ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

DMRP-19で登場したジャスティス・ウイング/ディスタス

《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》から呪文側を抜き去りパワー+500とササゲールを得た、あるいは《制御の翼 オリオティス》のパワーはそのままにブロッカーを失ってプレイヤーを攻撃可能になったササゲール持ち。

そのメタ性能は、《奇石 ミクセル》を見れば明らかなように強力無比。B・A・D《ドラゴンズ・サイン》などの早出し手段を無力化できる。
【レッドゾーン】における《撃速 ザ・グナム》や、レクスターズデッキにおける《凶鬼77号 ビムナム》のように、ササゲールでディスペクターを出すまで相手を牽制する為のデザインだろう。

カード単体として見ると、やはり《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》がライバルになる。特に呪文面《ジャミング・チャフ》の存在は大きく、あちらの方が汎用性は高いだろう。

しかし、《奇石 ミクセル》と合わせて5枚以上デッキに採用する運用なら話は別。《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》は呪文側を使う機会も多く、踏み倒しメタの役割を《クリティブ-1》に任せて、呪文はあちらでケアという使い分けを行うこともできる。
パワーが500高いおかげで《ブルンランブル》《霊峰 メテオザ-1》などに倒されずに《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《我我我ガイアール・ブランド》をメタることができている。

強いて言うならば、ササゲールによる自壊と、場に残しておきたいシステムクリーチャーとしての性能が若干アンチシナジー。
とはいえササゲールを度外視してもデッキに採用できる場合があるというのは《霊峰 メテオザ-1》《月砂 フロッガ-1》が既に証明している。
付け加えれば、この手のメタクリーチャーが除去されずに居座り続けているということは、転じてお互いにマナを増やしているということであり、それはこのクリーチャーのメタ性能も落ちていると言い換えることができる。後半になって効力の薄れたメタクリーチャーをおまけでコスト軽減に転用できると見れば、悪いものでは無いだろう。

十王篇王来篇には《制御の翼 オリオティス》《奇石 ミクセル》が収録されていないため、ブロック構築であればそれらのかわりに採用できる。

環境において [編集]

登場当初のオリジナル環境では【赤白鬼羅.Star】で《奇石 ミクセル》と8枚体制にされていたが、DMRP-20期辺りになると【白青赤鬼羅.Star】《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》を4枚全て押しのける形で投入されるようになった。

【赤白ドギラゴン閃】でも同様5枚目以降の《奇石 ミクセル》としての運用がされていた。

DMPCD-01DMPCD-02期に【赤白我我我ブランド】オリジナルで流行すると、そのパーツとして存在感を示すようにもなった。この頃になると【赤単我我我ブランド】のウィニーに大方当たり負けしないパワー2500という《奇石 ミクセル》に対する優位点が光るようになった。

その他 [編集]

サイクル [編集]

DMRP-19で登場したアンコモンディスタスサイクル。全てフレーバーテキストにのみ登場していたクリーチャーが元ネタになっている。自然には存在しない(《賢樹 エルフィ-1》がそれにあたるか?)

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.自分のマナゾーンにカードが7枚で、自分の《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》(《天翼 クリティブ-1》を指定)と相手の《天翼 クリティブ-1》がバトルゾーンにいる状況です。この《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》が攻撃する時に《時の法皇 ミラダンテXII》の「革命チェンジ」の宣言をし、入れ替えました。この《時の法皇 ミラダンテXII》はどうなりますか?
A.その《時の法皇 ミラダンテXII》は「出た時」の能力を使った後、《天翼 クリティブ-1》の効果で山札の一番下に置かれます。《天翼 クリティブ-1》の能力は無視されていましたが、《時の法皇 ミラダンテXII》が出た時点で《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》は離れているため、能力がトリガーします。
引用元(2021.9.24)

Q.相手のマナゾーンにカードが7枚ある状況です。自分の《天翼 クリティブ-1》が相手を攻撃し、相手は手札から《ボルシャック・ドギラゴン》2体の「革命0トリガー」の使用を宣言しました。1体目の効果を解決したところ、山札の上から《偽りの王 ヴィルヘルム》が出て、その上に《ボルシャック・ドギラゴン》を重ねました。この時、2体目の《ボルシャック・ドギラゴン》の「革命0トリガー」と《天翼 クリティブ-1》の1つ目の能力、《偽りの王 ヴィルヘルム》の「出た時」の能力は、どの順番で解決しますか?
A.まず、《天翼 クリティブ-1》の効果から解決します。1体目の《ボルシャック・ドギラゴン》《偽りの王 ヴィルヘルム》を山札の一番下に置いてから、2体目の《ボルシャック・ドギラゴン》《偽りの王 ヴィルヘルム》の効果を解決します。
引用元(2021.9.24)