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希望のジョー星 R 無色 (3) |
D2フィールド:ジョーカーズ |
このゲームで使うカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて文明を失う。(無色となる) (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
DMEX-12にて登場した無色のジョーカーズD2フィールド。
すべてのカードを無色にする類を見ない能力。他のカードとの組み合わせ次第でサポート役にもメタにも成り得る。
前例のない特殊な能力を持つ為、使用の際は相手プレイヤーにも丁寧に説明出来る様にしてから使用するのが望ましい。
このカードの「使う」はキーワード処理ではなく、ゲームに使っている(使用している)カードという意味であり、「すべてのゾーンにあるカード」と言い換えることができる。
すなわち、お互いのプレイヤーの山札、手札、マナゾーン、墓地、バトルゾーン、シールドゾーン、超次元ゾーン、超GRゾーン、どこでもないゾーンにあるカードすべてが無色になる。
《ブレイン珊瑚の仙樹》や《完全不明》の能力テキストで定義されている「使う(使った)」とは意味が全く異なるため、注意。
文明を失うのは以下の3つ。
上記の通り文明を失うことによってもたらされる影響は計り知れず、マナ武装等を積極的に用いる有色デッキはこれ1枚で根幹の動きを封じられてしまう。そのようなデッキを使う場合は、このカードに対する対策は必至になってくるだろう。
当然、対策方法の一つとしては除去するに限るのだが、対策手段はカード指定除去、《ウォズレックの審問》など軽量ピーピングハンデス、他のD2フィールドでの張り替えなどが挙げられる。
十王篇環境では【ジョーカーズ】や【白青ギャラクシールド】系統を中心に使われている。主に疑似的な《薫風妖精コートニー》、【レッドゾーン】対策としての役割を持つ。
ただ、「デュエマのゲーム性を破壊する壊れ」という事前評価ほど環境で暴れてはいない。というのも、2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂以降の環境の主流はマジボンバー利用型デッキであり、マジボンバーには全く刺さらないためである。程無くしてカード指定除去ができるクリーチャー面を持つ《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》が登場したのも、思うように活躍できない理由として大きい。
DMBD-14では、マナゾーンにある文明のドラグハートを出すドラグナーが登場したことにより、【連ドラグナー】に能力が強烈に刺さることで、使用率が伸びた。《ヘブンズ・フォース》の早出しによって間に合わないこともあるが、その成功率はさほど高くないので、事故の合間を縫って出せればあとはほぼ完封できる。
DMRP-15以降では、【連ドラグナー】を対策するためだけに、デッキコンセプト的に合わないデッキに雑に投入されることもザラに増え、しまいには相性が絶望的に悪いはずの【レッドゾーン】にこのカードを投入した構築がデュエマフェスで優勝している。侵略はおろか通常の進化すらできない、《禁断〜封印されしX〜》の封印も外せない、という劣悪条件でも、2コストのウィニーや4コストのコマンドだけで文明を失った【連ドラグナー】にはそのまま殴り勝ててしまうのであった。
DMEX-13期になると、【レッドゾーン】以外にも文明を参照する能力を持つカードを重用する多くのデッキが、このカードの影響を受けないカードによるサブプランを取り入れる構築も増えた。
2021年2月にはこれが主力カードとなる【青黒赤トゥリナーツァッチ】が環境トップとなった。
公式Q&A
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあります。《虹速 ザ・ヴェルデ》がバトルゾーンに出た場合、この《虹速 ザ・ヴェルデ》は全ての文明を持っていますか?
A.いいえ、《虹速 ザ・ヴェルデ》は特性定義能力であり、《希望のジョー星》は特性定義能力ではありません。両方がバトルゾーンに存在する状況下において、《虹速 ザ・ヴェルデ》は常に文明を失います。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあると、「マナ武装」や「革命チェンジ」や「O・ドライブ」に書かれている文明も、「無色」と読み替えますか?
A.いいえ、能力に書かれている文章は変更されず、カードそのものの文明を失います。
なので、「マナ武装」や「革命チェンジ」や「O・ドライブ」のような能力は、その状況ではどれも解決することができません。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあると、多色カードをマナゾーンに置く場合、アンタップして置けますか?
A.はい、多色カードも色を失っているので、アンタップして置くことができます。
「マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。」とテキストに書かれていた場合でも、アンタップして置くことができます。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあると、封印されているクリーチャーは、コマンドをバトルゾーンに出しても封印を外せなくなりますか?
A.はい、封印がされているクリーチャーも、コマンドを持つクリーチャーも文明を失ってますので、その状況ではどの封印も外すことはできません。
引用元
Q.《希望のジョー星》の能力に書かれている「コスト」と「テキスト内のコスト」とはなんですか?
A.「コスト」はカードを使うために支払う必要のある左上に印刷された数字を指します。「テキスト内のコスト」は「キリフダッシュ」などで示される、テキスト内に丸で囲まれ、その中心に数字の書かれている「マナコスト」を指します。それらは文明を失い無色になりますが、「マナ武装」や「O・ドライブ」で示される、カード内に文字で書かれている文明を表す情報はそのままで、無色になりません。
引用元
Q.バトルゾーンに《希望のジョー星》と《邪眼死龍ゴルドノフV世》がいる場合、どうなりますか?
A.あとからバトルゾーンに出たカードによる効果が、以前から出ているカードによる効果を上書きします。(例:《希望のジョー星》を出した後に《邪眼死龍ゴルドノフV世》を出した場合、墓地のカードは闇となります。逆に、《邪眼死龍ゴルドノフV世》を出した後に《希望のジョー星》を出した場合、墓地のカードは無色となります)
引用元
Q.《希望のジョー星》が既にバトルゾーンにある状況で《透明妖精リリン / 妖精のプレリュード》をバトルゾーンに出しました。マナゾーンにあるスノーフェアリーはすべての文明を持ちますか?
A.はい、すべての文明を持ちます。
逆に≪透明妖精リリン≫のあとから《希望のジョー星》がバトルゾーンに出ると、マナゾーンのカードはすべての文明を失います。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあると、《S級不死 デッドゾーン》は「侵略」や進化をすることができなくなりますか?
A.はい、バトルゾーンにある闇のコマンドや闇のクリーチャーは文明を失っているので、それに「侵略」や進化をすることはできません。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあります。バトルゾーンにあるカードやシールドゾーン、山札、手札などすべてのゾーンのカードが文明を失い無色になりますか?
A.はい、両プレイヤーのすべてのゾーンのカードが無色となります。
なお、無色となるのは《希望のジョー星》がバトルゾーンにある間だけで、これがバトルゾーンを離れると元の文明に戻ります。
引用元
Q.バトルゾーンに《希望のジョー星》があります。自分の手札にある《神出鬼没 ピットデル》は、コストを支払うかわりに水のカードを2枚手札から捨てて召喚できますか?
A.いいえ、手札のカードは無色となるので、手札を捨てて召喚することはできません。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあります。«最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ»の「攻撃する時」の能力で、クリーチャーを選んで破壊することはできますか?
A.いいえ、できません。バトルゾーンのクリーチャーは文明を失っているので、この能力で選ぶことはできません。
引用元
Q.《希望のジョー星》がバトルゾーンにあります。《セブ・コアクマン》をバトルゾーンに出した時、自分の山札の《紺碧術者 フューチャー》を《セブ・コアクマン》の効果で手札に加えることはできますか?
A.いいえ、《紺碧術者 フューチャー》は特性定義能力であり、《希望のジョー星》は特性定義能力ではありません。バトルゾーンに《希望のジョー星》が存在する状況下において、山札の《紺碧術者 フューチャー》は常に文明を失います。
引用元