極仙龍(きょくせんりゅう)バイオレンス・サンダー》 [編集]

極仙龍バイオレンス・サンダー SR 水/闇/火文明 (10)
進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 12000
進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、カードを3枚引き、相手の手札を3枚見ないで選び捨てさせ、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。
T・ブレイカー

DM-25で登場した大型進化ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン

凄まじくオーバーキル能力を持ち、サボタージュ能力で3ドロー、3ハンデス、6000火力をそれぞれ放った上でT・ブレイカーを決める。

大量のアドバンテージを稼げるため、一気に優位に立つことができるだろう。
任意だが、3種の能力を全部使うか、1つも使わないかのどちらかしか選べない点には注意。

出すには非常に高いコストをどうするかが一番の問題。
召喚までの手間から、専用デッキの構築が求められる。進化元は対象が幅広く苦労しないので、マナが揃い次第《母なる星域》を使ってマナゾーンから引っ張り出してやりたい。
マナコスト重さは何らかのマナブーストでクリアしたいところ。

cipマナブーストしてそのまま進化元になる《飛散する斧 プロメテウス》《龍仙ロマネスク》との相性は良い。
前者は《母なる星域》マナゾーンから回収でき、後者は増えた4マナ《母なる星域》手札から唱えることができる。
その他、《セブンス・タワー》《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》などのを使えば速やかに10マナ圏まで到達できる。

種族に3種類もドラゴンを持つためサポートも多く、《コッコ・ルピア》などの各種ファイアー・バードの恩恵を受けられる。
進化元がいれば、自分の《爆竜兵ドラグストライク》破壊や、《幻想妖精カチュア》タップ能力等を使っても出せる。
特に前者は《爆竜兵ドラグストライク》破壊するための《腐敗勇騎ドルマークス》がそのまま進化元にもなり、早い段階で出しやすい。

また、《エマージェンシー・タイフーン》等で墓地に置いた後に《貴星虫ヤタイズナ》コスト踏み倒しするという手段や、《紅神龍バルガゲイザー》アタックトリガーを利用する方法も考えられる。

能力のタイミング上、使い勝手は《超竜バジュラ》よりも《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》に近い。
軽量ブロッカーの大群が相手の場合、なかなか能力が誘発しないことがしばしば。《反撃のサイレント・スパーク》《熱血龍 GENJI・XXX》ブロッカーを無力化したり、別のフィニッシャーと使い分けるなどして対応したい。

それを差し引いても能力イラスト共に豪快かつロマンに溢れており、切札にはうってつけのカード
多色クリーチャーが多く、強烈なマナブーストが可能な【5色コントロール】ではフィニッシャーの選択肢に数えることができる。

専用デッキについては「【バイオレンス・サンダー】」を参照のこと。

ルール [編集]

  • ハンデス能力のせいで間違えやすいが、攻撃のページを参照してわかるとおり、能力のタイミングは3ついずれも相手が「ブロックしないことを選んだ直後」であり、「シールドをブレイクした直後」ではないので、ブレイクした3枚までのシールドをこのクリーチャーの能力で墓地に送ったり、ブレイクして出た相手のS・トリガー獣除去したりという順番での処理はできないので注意。

そのコンボの手順は

1.《ダンディ・ナスオ》で《バイオレンス・サンダー》をマナゾーンへ。
2.5ターン目までに《バイオレンス・サンダー》と同じ文明クリーチャーを1体でも出す。
3.6ターン目に《龍仙ロマネスク》を出し、4マナ溜める。
4.残りの3マナ《母なる紋章》を唱え、2で出しておいたクリーチャーマナにおいて、《ロマネスク》の上に《バイオレンス・サンダー》を重ねる。

というもの。しかし、このコンボを決めるには5必要で事故も起こりやすいので、あまり採用率は高くない。上記のように《コッコ・ルピア》などを使ったほうが一般的。
現在は《母なる紋章》プレミアム殿堂によってこの手順は成立しなくなったが、後に《母なる星域》《緑銅の鎧》が登場。《緑銅の鎧》召喚して《バイオレンス・サンダー》をマナゾーンへ置き、次のターン《龍仙ロマネスク》《母なる星域》手札にあれば良いので、理論上はこれよりも早い4〜5ターン目に出せる。

  • しかし、あくまで「理論上可能」というだけであり、このコンボの成立は楽ではない。いずれにせよ《母なる星域》等のサポートの存在が大きく、コスト10ともなると普通に召喚しようとするとライバルが多いため、コスト踏み倒しを意識してまともに召喚しようとは思わない方がいいだろう。
    • 2018年1月29日に《龍仙ロマネスク》殿堂解除となり、このコンボを成立させる事も不可能ではなくなった。
      しかし、登場当初から既に10年をゆうに上回る年月が経過してインフレが進み、環境も高速化してアドバンテージの考え方やデッキビルディングのセオリーそのものが登場当初と大きく変わった。2023年現在の環境における『4ターン目』というのはもはやこのクリーチャーを上回る強力フィニッシャーが展開されている事も珍しくない段階であり、コンボが考案された当時のような『使いたいカードの為に下準備』をするような段階ではなくなってしまったのである。なので、手間暇かけてこのカードを出すより、単体で強力なディスペクターを始めとした非進化多色ファッティを出した方が勝利をつかみやすくなってしまった今「《バイオレンス・サンダー》を使いたい」という明確な目的意識がない限り、このコンボが日の目を浴びる事はないだろう。

その他 [編集]

  • 《龍仙ロマネスク》とは色が対となっており、噛み合いは良好ではないものの、マナ加速で10マナまで到達できることや自ら進化元になれるなどそこまで悪くはない。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

極仙龍バイオレンス・サンダー SR 水/闇/火文明 (10)
進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 12000
進化-多色クリーチャーまたはドラゴン
攻撃する時、カードを3枚引き、相手の手札をランダムに3枚捨てさせ、相手のパワー9000以下のクリーチャー1体を破壊する。
T・ブレイカー

DMPP-08で実装。進化元対象がドラゴンまで広がり、サボタージュ能力アタックトリガーに変更される強化を受けた。火力も9000に上昇し、大幅にスペックが向上している。
ブロッカーに弱かったのが、むしろこちらが先にブロッカーを焼いて突破口を開くことができるようになった。タップキル戦術と組ませれば猛烈な勢いで手札差・盤面差を広げることができる。
ドラゴンなので《幻想妖精カチュア》で出すのもいい。ターン終了時に進化元とともに破壊されてしまうとはいえ、早期に3ドロー、3ハンデス、9000火力で圧倒的なアドバンテージを得れば十分勝利に直結する。

ただし、強制効果になったため、ライブラリアウトには十分気をつけたい。残り山札が3枚以下になったら、このクリーチャーでダイレクトアタックして勝とうとする前に、先に自分の敗北が訪れてしまう。

  • 些細な問題だが、TCG版のサボタージュ能力なら《紅神龍バルガゲイザー》アタックトリガーで攻撃中の《バルガゲイザー》に重ねた場合、相手次第では「相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時」の効果を使用できた。デュエプレでは攻撃中の《バルガゲイザー》に重ねても《バイオレンス・サンダー》のアタックトリガーのタイミングは過ぎているので効果は不発となる。
  • デュエプレにデュアル進化が登場するより先にお披露目となった、進化元を指定されたいずれかから選べる進化クリーチャーである。
    • また、「(文明指定)または(種族指定)クリーチャー」という進化条件は、実装時点ではTCG版にも存在していなかった。
    • 後にTCG版でも同様の進化条件を持つカードとしてスター進化が登場した。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]

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