蒼狼(せいろう)王妃(おうひ) イザナミテラス》 [編集]

蒼狼の王妃 イザナミテラス P(R) 水/自然文明 (6)
クリーチャー:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 4000
このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。
▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。

DMBD-18で登場した/自然サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン

cipにより3000全体マナ送りか、手札マナゾーン山札の一番上を加えてから進化クリーチャーの踏み倒しのどちらかをモードで選べる。

1コスト重くなった代わりに進化先を供給する範囲がマナゾーンにも広がり、モードで全体除去も選べるようになった/自然《王来英雄 モモキングRX》ということで、非常に汎用性が高い。
種族もサムライオリジンドラゴンと優秀で進化先には困らないだろう。
ただ、コスト踏み倒し対象がマナゾーンの枚数に依存するので、マナブーストをほぼ行わないタイプの【ドギラゴン閃】のパーツにするには一工夫が必要。

踏み倒しメタカードがあっても《とこしえの超人》などの例外を除けば全体マナ送りで吹き飛ばせる為、どんな状況でも腐りづらい。
選択する除去ではない為、《異端流し オニカマス》も除去可能。

《甲型龍帝式 キリコ³》との相性も至って良好。このクリーチャーを《母なる星域》の代わりに使うことで、進化主体という事で採用せざるを得ないが《甲型龍帝式 キリコ³》の能力に引っかかってしまう《母なる星域》メインデッキからカットできるという利点がある。

もし《王来英雄 モモキングRX》よろしく【ドギラゴン閃】に投入したいなら、《バジュラ・ザ・スター》などの軽量ドラゴン指定進化進化クリーチャーと組み合わせるのが吉。単色文明指定ドラゴン非指定進化の場合、《王来英雄 モモキングRX》から進化できるがこのクリーチャーからは進化できないということが起こるためである。《アカシック・ファイナル》《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》のような多色指定も悪くない。

様々な種類の7〜8コストの文明指定の進化クリーチャーにも進化可能で、とりわけ《グレート・グラスパー》と相性が良い。偶数コストなので【チェイングラスパーループ】の強化パーツにもなる。このカードの登場から日が浅い2022年1月1日には新たな相方である《エンペラー・キリコ》殿堂入りに降格し、共に【チェイングラスパーループ】で共演することとなった。

ルール [編集]

  • 手札は非公開ゾーンだが、マナゾーンは公開ゾーンである。下のモードを選んだ時、マナゾーンに進化可能なクリーチャーがあるなら、必ずマナゾーン(または手札)からクリーチャーを踏み倒す必要がある。踏み倒したくない場合は、解決時に上のモードを選べば、踏み倒し自体は不発にできる。ただし、上のモードのマナ送りを実行することによって不利益を被る可能性があることには注意が必要。

環境での活躍 [編集]

登場当初は【アマテラス・キリコ】に進化元として採用されることはあったが、【アマテラス・キリコ】自体が環境トップに進出するほどの活躍を見せるに至らなかった。
しかし、《エンペラー・キリコ》殿堂解除されると、【キリコスクリプトループ】のキーカードとして環境入りを果たす。《スクリプト》の能力で《キリコ》をバウンスするとちょうど出せるコスト6であることが光った。
さらには《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》存在下で《グレート・グラスパー》を出すとちょうどこのクリーチャーが《チェインレックス》の踏み倒し対象になることが注目され、【チェイングラスパーループ】【キリコスクリプトループ】が融合した【キリコチェイングラスパー】が誕生。マナゾーンに一定数ある状態で《イザナミテラス》さえ出せればそのままフィニッシュすら可能なお手軽さから、環境で活躍している。

その他 [編集]

  • 『蒼狼』はナイトサムライの双方を持つクリーチャーが有するものであったが、このクリーチャーはナイトを種族に含まない。
    名前の由来から考えるに《イザナギテラス》と合わせて一つという事なのだろう。
  • 名前の由来は日本神話に登場する女神であるイザナミ。日本の神々の始祖とも言うべき存在であり、神産みや夫であるイザナギとの黄泉でのエピソードなどが有名。
    《母なる星域》のような能力を持つこのクリーチャーにはピッタリのモチーフと言える。
  • DM22-EX1で再録された際、レアリティがレアに変更された。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]