(ゼロ) [編集]

零 P 闇文明 (5)
クリーチャー:ドラゴンズ・ゼロ 5000+
パワード・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのパワーをこのクリーチャーに追加し、選んだクリーチャーのパワーを0にする。
自分のターンの終わりに、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
バトルゾーンに自分の零龍があれば、自分の闇のカードのコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

月刊コロコロコミック2019年10月号で先行登場し、DMRP-11で収録されたドラゴンズ・ゼロ

アタックトリガーパンプアップしつつパワー固定除去を放つパワード・ブレイカー。加えて、ターンの終わりセルフハンデスを放つ能力と、零龍と共にバトルゾーンに存在する時に限り自分のカードを1コスト軽減する能力を持つ。

場に出してターンを終えるだけでも、セルフハンデス能力を1回は発動させられる。
こちらが捨てるカードを選べないものの、相手が返しのターンでこのクリーチャーを除去したいと考えるならば、相手は除去カード以外を選んで捨てることになり、かつ次のターンに残しておいた除去カードを使うというところまで動きを強要できる。
相手がこのクリーチャー除去できなければ、相手はハンドアドバンテージを増やすのが困難になってくる。

アタックトリガーはあたかも選んだ相手クリーチャーパワーを奪うかのような能力
選ばれたクリーチャーパワーは0になるため、確定除去を受けたのと同様に破壊される。それだけでなく、《光器パーフェクト・マドンナ》《龍装者 ジスタジオ》のようなパワーを参照した除去耐性のほか、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》やリンクしたゴッド《煌龍 サッヴァーク》《幽影エダマ・フーマ》をつけたGRクリーチャーのように回数制限のある耐性を持つ相手すらも一撃で葬ってしまう。

パンプアップに関しても、パワーの一番高い相手クリーチャーを選んでおけば、残ったクリーチャーブロック攻撃曲げを受けたところでバトルに負けることはまずないだろう。
パワード・ブレイカーも併せ持っているので、パンプアップがそのままブレイク数増加に繋がる。パワー+1000だけでもW・ブレイカーと同等になる。
反面、パワード・ブレイカーにより前述のセルフハンデス能力を利用して「1枚のみブレイク→ターン終わり1枚ハンデス」という、手札を増やさせずにブレイクしていくことが狙いにくいのは欠点か。

コスト軽減であればカードタイプを問わない。条件となる零龍に該当する《滅亡の起源 零無》も制限系のデメリットは持たないため、
このクリーチャーの5コストドラゴンというサポートの多さも相まって、あらゆるデッキに同時投入しうる汎用性を持つ。
《滅亡の起源 零無》とのシナジーについては後述。

ルール [編集]

  • 何らかの事情でパワー0より小さい状態でバトルゾーンにとどまっているクリーチャー(《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》等)を選んだ場合、《零》のパワーがマイナスに加算されることはなく、パワーが+0される。(総合ルール108.1b)

他カードとの組み合わせ [編集]

その他 [編集]

  • 黒い返り血で隠されてテキストが読み取れないバージョンのものが存在する前代未聞のカード。複数のカードと照らし合わせることでテキストを読み取ることができる。
    コロコロチャンネルによると返り血の配置は18種類もあり、エピソード3シークレットカード以上にコレクター泣かせの仕様である。
  • 史上初のカード名が1文字のカード。《魂縛》《禁断》などの2文字のものを抜き去りデュエル・マスターズで最もカード名の短いカードとなった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • プロモ(P秘/Y18)
    またしても超獣世界に降り注いだ闇の星。その元凶は、この存在なのだろうか…?
  • DMRP-11
    黒い霧が闇の太陽を食らい、突如としてすべての文明を覆った。その雲が生み出した卵……それこそが、零。

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《零》は、相手のクリーチャーのパワーをいつの段階で見るのですか?
A.このクリーチャーが攻撃した時のパワーです。相手のクリーチャーが、相手のクリーチャーが攻撃した時にパワーが増える効果があったとしても、その効果の処理より先にこの効果が解決します。
引用元

Q.《零》で相手のパワーを0にした後、相手のクリーチャーのパワーを上げる効果がありました。どうなりますか?
A.パワーは0のままです。パワーを固定する能力はその数値から変化させなくします。
引用元

Q.お互いにこのターン《超神龍イエス・ヤザリス》を出していて、それによって進化ではないすべてのクリーチャーのパワーが500になっています。《零》で進化ではないクリーチャーを攻撃した時どうなりますか?
A.《超神龍イエス・ヤザリス》によって《零》のパワーは500に固定されているため、攻撃しても相手のパワー(500)を追加することはできず500のままです。相手のクリーチャーのパワーも500に固定されていますが、《零》の能力でパワー0に固定する効果に上書きされるので0となり破壊されます。
引用元

Q.《零》のプロモカードは使用できますか?
A.はい。拡張パック内のカードと同じテキストとして使用できます。
引用元

Q.《零》の効果の、コストを少なくするとはどのコストを少なくするのですか?
A.カードを使う時のコストです。バトルゾーンにあるカードのコストなどは変更されません。
引用元

Q.《零》の攻撃する時の能力で、パワーがマイナスの状態でバトルゾーンに残っているクリーチャーを選んだ場合、どうなりますか?
A. パワーがマイナスとなっているクリーチャーを参照する際、そのパワーは0として扱います。よって、《零》のパワーは増減しません。
引用元

Q.自分の「マナ武装」が発動している《爆霊魔 タイガニトロ》と、《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》がバトルゾーンにいる状況です。ターンの終わりに、先に《爆霊魔 タイガニトロ》の効果で相手の手札を1枚残して捨てさせ、その後《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》の効果で残りの1枚を捨てさせられますか?
類似例:《零》
A.はい、捨てさせられます。「ターンの終わりに」の能力が同時にトリガーするので、好きな順番で解決できます。

+  (総合ルール 605.1)

引用元(2021.9.24)