龍騎旋竜(りゅうきせんりゅう)ボルシャック・バルガ》 [編集]

龍騎旋竜ボルシャック・バルガ P(R) 火文明 (19)
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン/アーマード・ドラゴン 17000
G・ゼロ:バトルゾーンに自分の火のドラゴンが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、自分の手札からドラゴンを1体出してもよい。

DMEX-16で登場したボルケーノ・ドラゴン/アーマード・ドラゴン

ボルシャックの名を持つバルガ。コスト19という激烈な重さだが、ドラゴン4体を条件としたG・ゼロによって踏み倒しできる。
ただ、条件となる「火のドラゴン4体」をクリアするにはどうしても時間がかかりやすい。

同様の条件を持つ《バルケリオス・Gカイザー》G・ゼロで召喚させた後に自らもG・ゼロで召喚させるのが妥当か。
《ドラグハリケーン・エナジー》でドラゴンを増殖させて条件をクリアするのも手の一つ。

またスピードアタッカーT・ブレイカーを持ち、更にcip《メガ・ブレード・ドラゴン》と同様、相手のブロッカー全破壊を持つ攻撃的なスペック。
加えて、バルガ一族伝統のドラゴン踏み倒しも当然受け継いでおり、デッキトップから踏み倒していた先代たちと異なり、ドローした後に手札から踏み倒す。
手札の枚数を維持しつつ踏み倒し先を選べるのがポイントで、手札以外の踏み倒しを制限させる踏み倒しメタをすり抜けられるのも大きなメリットと言えるだろう。

バルガ特有の不安定さやタイムラグが全て解消された強力な1枚だが、ネックとなるのはやはりそのコスト。
G・ゼロの条件も厳しく、条件を満たすために《バルケリオス・ドラゴン》《バルケリオス・Gカイザー》といったほぼ準バニラのカードを採用するとデッキパワーやこのクリーチャーの踏み倒しの出力が下がってしまう。
なるべく《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》など、大量のドラゴンを踏み倒すカードと併用したい。

このカード自身がドラゴンかつボルシャックなので、自身のG・ゼロに頼らずともコスト踏み倒しすることはたやすいが、その場合《ボルシャックライシス・NEX》がライバルになるか。あちらはドラゴンの踏み倒し能力の質がやや低いが、ワールド・ブレイカーと自軍ドラゴン全員へのスピードアタッカーとドラゴン踏み倒し能力の付与を持つなど超攻撃的なクリーチャーである。こちらはcipによりブロッカーを一掃できる点で差別化を図りたい。

公式にも推奨されている通りDMBD-16との相性は非常に良く、特に《ボルシャック・決闘・ドラゴン》《ボルシャック・NEX》《ボルシャック・栄光・ルピア》と繋ぐだけでドラゴンが3体揃うため、そこにもう一体火のドラゴンを用意すればG・ゼロの条件達成となる。9マナある状態で《決闘・ドラゴン》を出せば《決闘・ドラゴン》→《決闘・ドラゴン》と繋がるため一枚から条件を達成可能。ただし、名目コストが膨大なせいでこのクリーチャー自身を《決闘・ドラゴン》から直接踏み倒すことは難しい。

もし【モルト NEXT】に投入するなら、《決闘者・チャージャー》手札に抱え込んでから革命0トリガーで吐き出した《ボルシャック・ドギラゴン》や繋ぎ役の《爆裂遺跡シシオー・カイザー》コスト踏み倒しメタ《モモキング -旅丸-》で条件を満たすのが無難な使い方になるか。ドラゴンの頭数稼ぎのために使うカードとして他に汎用性が高いのは初動に使える《ボルシャック・栄光・ルピア》が存在する。

コスト踏み倒し先として有力なのは《地封龍 ギャイア》あたりか。それに加えて、脇に立たせた《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》辺りから《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》革命チェンジしてクリーチャー呪文を両方ロックできれば安全に詰めることが可能。

《熱血の誓い》で味方をドラゴン化するのも運用における1つの手。この場合、《伝説演者 カメヲロォル》などの非ドラゴン初動リソース手段を無理なく採用できるようになる上に、非ドラゴン主体のGRクリーチャーG・ゼロ元にしやすくなる。

  • コスト19という値は、「マナコストを支払って召喚するデザインではないから、せっかくだし未登場のコストにしよう」という理由から(ソース)。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分の火のドラゴンが3体と、《龍世界 〜龍の降臨する地〜》がバトルゾーンにある状況です。自分は手札から《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》を「G・ゼロ」で召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。「~体」とは、クリーチャーの数え方です。この能力では火のドラゴン・クリーチャーが4体以上いる場合のみ召喚できます。
引用元

Q.自分の《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》の「攻撃する時」の能力で、自分の手札から《龍世界 〜龍の降臨する地〜》をバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。「~体」とは、クリーチャーの数え方です。この能力ではドラゴン・クリーチャーのみを出すことができます。
引用元

Q.バトルゾーンに相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》《腐聖 ベガ-2》がいる状況で、自分は《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》をバトルゾーンに出しました。コスト5以下のクリーチャーは《∞龍 ゲンムエンペラー》によって能力が無視されていますが、《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》の「出た時」の能力で《腐聖 ベガ-2》は破壊されますか?
A.はい、破壊されます。《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果でコスト5以下のクリーチャーの能力は無視されていますが、能力そのものは失われていません。
結果的に、《∞龍 ゲンムエンペラー》《腐聖 ベガ-2》の両方が、《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》の「出た時」の能力で破壊されます。
引用元