【ティーゾリスループ】 [編集]

《帝神龍装 ティーゾリス》置換効果による離れたトリガーの増幅を軸としたループデッキ。
《勇聖 アールイ-2》《凶鬼57号 ゴーチン》が相互に踏み倒せる点に着目し、それらを《百発人形マグナム》で破壊する事でループを起こす。
白黒赤3色で組まれており、DMRP-18期に誕生した。

帝神龍装 ティーゾリス VR 闇文明 (6)
クリーチャー:ドラゴンギルド/マフィ・ギャング 7000
このクリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
自分のクリーチャーが破壊された時またはバトルゾーンを離れた時にトリガーする自分のクリーチャーの能力はすべて、1度のかわりに2度トリガーする。
勇聖 アールイ-2 UC 光/火文明 (3)
クリーチャー:イニシエート/ヒューマノイド/ディスタス 2000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
このクリーチャーが破壊された時、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない。)
凶鬼57号 ゴーチン UC 闇文明 (4)
クリーチャー:マフィ・ギャング 3000
ウルトラ・セイバー:コスト3以下のクリーチャー(自分のコスト3以下のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)
このクリーチャーが破壊された時、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

主要カード [編集]

《帝神龍装 ティーゾリス》核。出せば勝てる
《勇聖 アールイ-2》pigでコスト4以下を手札から踏み倒す
《凶鬼57号 ゴーチン》pigでコスト3以下を墓地から踏み倒す
《百発人形マグナム》コスト踏み倒しメタ兼、コンボパーツ。
どちらにするかは、デッキの文明比とも併せて相談
《早撃人形マグナム》
《スピア・ルピア》pigドラゴンサーチ
《禁断U サベージ》cipで墓地肥やしし、クリーチャー1体をサルベージ
《黙示聖獣カラドリウス》cipでシールド追加。pigで自分のシールド焼却するブロッカー
序盤の時間稼ぎから、ループ時はpigを利用した盾落ちケアを行う。
《病に魅せられたヤミイシャ》と違ってcipは任意なので、ライブラリアウトによる自滅の心配も無い
《凶鬼38号 キリー》pigでサルベージ。能力の任意・強制や、文明といった違いがある。
どれにするかは、デッキの動きも比べて相談
《暗闇に潜む者バット・ドクター》
《護聖秘宝イーグル・カーゴ》
《聖黒 アシュライ-2》
《U・S・A・NNYAA》cipで手札補充。墓地を肥やす役割も
《勇愛の天秤》手札補充するS・トリガー呪文。墓地を肥やす役割も
《黒神龍ザルバ》エンドカード。ループさせてライブラリアウト

候補カード [編集]

《虹彩奪取 ブラッドギア》主要カードのコストを軽減する
《輝晶奇面アクロレイン》
《チャラ・ルピア》ティーゾリスのコストをさらに軽減する
《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》墓地肥やし兼、除去札
《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》墓地肥やし兼、リアニメイト
《ジャスティス・フォース》手札からコスト4以下を踏み倒しするS・トリガー呪文。
《プロテスト・ミスト》と違って文明問わずに出せる

このデッキの回し方 [編集]

序盤は《U・S・A・NNYAA》《勇愛の天秤》手札交換を行い、手札墓地にキーカードを揃える。

理想的な形としては3ターン目に《勇聖 アールイ-2》を出し、4ターン目に《アールイ-2》を犠牲に《帝神龍装 ティーゾリス》を召喚。
この際一体目は《マグナム》、次に《凶鬼57号 ゴーチン》を《アールイ-2》のpigで場に。
すかさず《マグナム》の効果で《ゴーチン》を破壊。pigでコスト3以下のクリーチャーを2体バトルゾーンに出す。

この際、バトルゾーンに《ティーゾリス》と《マグナム》。墓地に《アールイ-2》と《ゴーチン》、そこに《禁断U サベージ》が居ればループスタート。

なお、《凶鬼57号 ゴーチン》を犠牲に《帝神龍装 ティーゾリス》をバトルゾーンに出す事になっても、場に《マグナム》が居て、墓地から《勇聖 アールイ-2》と《サベージ》を出せる状況なら同じくループが成立する。

ループ手順について [編集]

  1. 《ゴーチン》のpigで《サベージ》と《アールイ-2》を場に出し、《サベージ》で山札を2枚墓地肥やしして《ゴーチン》をサルベージ。(もう一体回収する効果もあるが、この際は回収しなかった事とする。)
  2. 《マグナム》の効果で《サベージ》と《アールイ-2》を破壊
  3. 《アールイ-2》のpigで《ゴーチン》を再び場に。手札からもう1体を出す効果はすぐに使わず残しておく。
  4. 「1.」へ戻り、山札が1枚になるまでこの手順を行う。
  5. 山札1枚になったらコンボパーツを《サベージ》から《凶鬼38号 キリー》に変えてループを継続。この様にする事で《アールイ-2》の効果を無限にストックする事が出来る。
  6. 次に《アールイ-2》のpigで《キリー》と《黙示聖獣カラドリウス》を場に出し、またしても《マグナム》の効果で破壊。《キリー》のpigで自身と《カラドリウス》を手札に戻してこれをループさせる。この際、《カラドリウス》のcipを使わずに、pigだけを発動する事で自分のシールドを全て墓地に置く事が出来る。
  7. こうして墓地に《黒神龍ザルバ》を落としたら、《キリー》で回収するカードを《カラドリウス》から《ザルバ》に変えて、「6.」のループを行い《ザルバ》を無限に手札からバトルゾーンに出す。
  8. 《ザルバ》の効果を処理。相手は山札を全て手札に加える事となり、ライブラリアウトが成立。

また、「1.」の際に《禁断U サベージ》を使えなかったとしても墓地に《キリー》、手札か墓地に《U・S・A・NNYAA》があれば、こちらでもループが成立する。

つまり「1.~5.」の手順を《サベージ》から《キリー》に置き換える事で、《キリー》のpigで《ゴーチン》をサルベージし、もう一体を回収する効果をストックしておく事が出来る。
すなわち、最終的には《アールイ-2》と《キリー》のpigを無限にストックする事が可能。

この後、無限にストックした《アールイ-2》の効果で《U・S・A・NNYAA》をバトルゾーンに出し、手札交換と墓地肥やしを行う。(勿論、手札に《U・S・A・NNYAA》が無いなら無限にストックした《キリー》の効果を1回使って墓地から回収する。)
cipを処理したら《マグナム》の効果で《U・S・A・NNYAA》を破壊。無限にストックした《キリー》の効果で即サルベージする。

この様にする事で好きなだけ《U・S・A・NNYAA》の効果を発動出来、大量の手札交換墓地肥やしを行う事が可能。勿論途中で《ザルバ》が手札に加わったら「6.」のループを行い、ライブラリアウトに追い込んで勝利。

なお、《キリー》の効果で自身は回収できないが、もう一度バトルゾーンに出した《キリー》と、出し直す前の《キリー》は別のカードである事を利用すれば、間接的に自身を回収する事が出来る。

長所 [編集]

デッキの殆どが低コストなのに加え、手札補充墓地利用が多いので、デッキの動きが安定している。
4~5ターン目にはライブラリアウトに持ち込める。

ループデッキなので、殆どのコスト踏み倒しメタが通用しない。相手の効果を処理する前にライブラリアウトに持ち込めれば良い。
文明を参照しないので、《希望のジョー星》も平気。

レアリティの低いカードが多いので、デッキの構築費も安く済むのも嬉しい。

短所 [編集]

ループ発生の際、最低でも《勇聖 アールイ-2》《凶鬼57号 ゴーチン》のどちらかを場に置いておく必要がある。
その為、この2枚へ除去ハンデスを浴びせられ続けるとコンボを決めにくくなる。

また、こちらからの除去手段が《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》しか無い為、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》《ジャッジCREWニー》を出されると詰んでしまう。

参考 [編集]