【赤白速攻】 (デュエプレ) [編集]

火文明と光文明によって構成された、【速攻】デッキの一種。

クリーチャー [編集]

《凶戦士ブレイズ・クロー》至ってシンプルな性能だが、このカードの対策は《アクア・ガード》など汎用性の低いカードに頼らざるを得ない
《螺神兵ボロック》《ブレイズクロー》より退場してしまいやすい
《火之鳥ピルドル》進化ファイアー・バード/オリジン
《予言者クルト》パワー500のバニラ 攻撃制限がなく使いやすい
《希望の親衛隊ラプソディ》
《クック・ポロン》タップキルしか手段がないデッキだとこれで詰むことも
《紅風の盗賊ビューラー》召喚したターンでも、手札を使い切れば自動的にスピードアタッカーを得て打点になれる
《究極兵士ファルゲン》自分のマナが少ないと高パワー
《奇襲兵ブルレイザー》一長一短なパワー3000 好きな方を選択
《剣撃士ザック・ランバー》
《ピーカプのドライバー》タップスキルでブロッカーの召喚を抑制できるが、効果を使うターンは攻撃に参加できないのは玉に瑕
《双神兵カミカゼ》相互互換のコスト2S・トリガー獣
《ブラッドのカッター》
《特捜兵クロード》
《炎舌実況 DJ・ショー》クイズに当たればスピードアタッカー
《日輪の守護者ソル・ガーラ》呪文に反応してパンプアップ
《黙示賢者ソルハバキ》実質1マナクリーチャー
《血風神官フンヌー》/そこそこパワーの高いSAブロッカー
《増殖防御オンバル・チョコザイカー》連鎖
《早食王のリンパオ》スピードアタッカー
《解体屋ピーカプ》
《ピーカ・プッピー》
《襲撃者エグゼドライブ》バトルゾーンに残らないスピードアタッカー
《ブレードグレンオー・マックス》マナ進化獣
《予言者コロン》受け札になるS・トリガー獣
《転倒専機コロビナー》
《霊騎コルテオ》
《テンペストザウルス》
《爆獣ダキテー・ドラグーン》
《ピアラ・ハート》
《斬込隊長マサト》マーシャル・タッチで高パワーSAになる
《予言者カーラ》ホーリー・フィールドで高パワーブロッカーになる
《斬斬人形コダマンマ》cipで盾回収

呪文 [編集]

《火炎流星弾》《ヘブンズ・ゲート》を除き、試合中に出されるほぼすべてのブロッカーが射程圏内のブロッカー破壊
《ボルカニック・アロー》環境に《聖天使グライス・メジキューラ》など仮想敵が存在する場合に採用
《DNA・スパーク》【赤白速攻】を強力たらしめるS・トリガー呪文
《ホーリー・スパーク》
《ジャスティス・バインド》5枚目以降の《ホーリー・スパーク》
《地獄スクラッパー》《テンペストザウルス》など汎用性の低いS・トリガー獣を入れるくらいなら……という場合に採用

特徴 [編集]

短いキルターンと、比較的質の高いS・トリガーを使えることが魅力の速攻デッキ。

基本的に手札に来てしまったら役割がない《ホーリー・スパーク》を、《予言者クルト》《血風神官フンヌー》マナ基盤にできるということが大きなシナジーを生んでいる。

S・トリガーに弱いのが弱点であり、《地獄スクラッパー》で殲滅されると一気に厳しい展開になりがち。

立ち回り [編集]

先攻1ターン目に《凶戦士ブレイズ・クロー》などが引けた場合は、それを出すべきだろう。試合前に相手のデッキタイプを把握できている場合はこの限りではない。

後攻1ターン目や先攻2ターン目以降は、相手の公開情報をよく吟味し、何をマナゾーンに置き、何をプレイするかを考えつつ突っ走る。

環境において [編集]

DMPP-01期には、火文明のスピードアタッカーと《守護聖天ラルバ・ギア》を使用したデッキが登場したが、マイナーと言えるデッキだった。
DMPP-02DMPP-03期の【速攻】と言えば、《スナイプ・モスキート》《怒髪の豪腕》《無頼勇騎ゴンタ》などを採用した、安定したパワーで押し切れる【赤緑速攻】が主流であった。

DMPP-04期に、《予言者クルト》《血風神官フンヌー》が登場したことにより、環境の一角を占めるようになった。
同時期に【赤緑速攻】よりもパワー・安定性で上回る【ウェーブストライカー】が環境入りしたこともあって、【速攻】は平均パワーの高さよりも、《ホーリー・スパーク》で逆転の芽を掴める方が重要視されたのも大きい。

DMPP-06期に行われたデュエプレ第2回公式大会バトルアリーナでは、この【赤白速攻】が優勝した。S・トリガーに弱いことが弱点であった【赤白速攻】であったが、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の使用率が高いことから、S・トリガーの使用率が低下していたため、そこの穴を突いた形となった。まさにメタゲームならではの快勝である。また、序盤はクリーチャーを使わずに呪文でやりくりするデッキも多かったため、天敵である《地獄スクラッパー》を踏んでクリーチャーが一度殲滅させられても、ウィニーを再展開して押し切れてしまうことも珍しくなかった。
デッキタイプとしては認知度は非常に高かったが、試合数を重ねるうちに必ず敗北もしていくという性質も同様に知られており、大きな大会でこのデッキを使ったこと、そしてこのデッキで優勝したことに多くのユーザーが驚きを隠せなかった。
実際、公式大会の出場者2048人において使用率は1.0%=計算上使用者は20人〜21人[1]しかいなかった。

DMPP-07期以降も引き続き速攻デッキの一種として環境の一角を占めているが、DMPP-07期からは【赤緑速攻】が環境に再浮上し、DMPP-08期ではAll Divisionにて【黒緑速攻】が台頭してくるなど、速攻界での競争も激しくなりつつある。
DMPP-12期には《黙示賢者ソルハバキ》《火之鳥ピルドル》等を獲得し、オリジン軸の【赤白速攻】が成立した。

サンプルレシピ [編集]

公式Twitterより。BATTLE ARENA2ndで優勝したたくまん選手のデッキレシピ。10種×4枚積みの構築。デュエプレで調整され、(実質的に)強化されたカードを1枚も採用していない。[2]DMPP-05以降のカードは採用されておらず、DMPP-04までのカードのみで構築されている。

参考 [編集]


[1] 1.0%だと、四捨五入の関係で0.95%〜1.049%の範囲であるため。20人だと約0.98%、21人だと約1.02%となり、その表記と合致する。
[2] 強いて言えば《剣撃士ザック・ランバー》はデュエプレのマナ仕様の都合上、わずかに変更されているが、誤差に等しい