エピソード1(ワン)環境(かんきょう) [編集]

メタゲーム [編集]

DMR-01 [編集]

この弾の目玉である強力なサイキック・クリーチャー《ガイアール・カイザー》が登場。《超次元シューティング・ホール》との凄まじいシナジーが注目され(→シューティングガイアール)、《邪神M・ロマノフ》や、各種超次元を扱ったビートダウンが一気に強化される事になった。

また、新たに登場した《サイバー・N・ワールド》などのカードを投入した【サイバー・G・ホーガン】《無頼勇騎タイガ》《パワフル・ビーム》を戦力に加えた赤緑などもメタゲームの上位に浮上してくることになる。

その一方で殿堂入りプレミアム殿堂超次元コンビが施行され、失墜すると思われた【白青黒超次元】だが、《コアクアンのおつかい》等の代替パーツを組み込む事により、弱体化はしたものの依然としてトップメタに居座る事になる。
また、【白黒緑超次元】【青黒緑超次元】などの【超次元コントロール】も開発され、それぞれの公認大会でもそれらのコントロール系のデッキがほぼ独占する形となった。

それでも殿堂施行の影響は大きく、特定のデッキが延々と居座るような状況は殆ど無くなった。様々なデッキタイプが大会に入り乱れる事が多くなり、以前と比べ多種多様な環境になったと言える。

DMR-02 [編集]

強力な能力を持った《永遠のリュウセイ・カイザー》が登場し、細々と組まれていた【星域キリコドラゴン】が再びトップに躍り出る。
カード《ヴォルグ・サンダー》《復活の祈祷師ザビ・ミラ》とのシナジーを生かした【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】や、《超次元ブルーホワイト・ホール》など4コスト超次元呪文サイクルを使った【白青緑超次元ビート】など、新たなデッキが開発され、活躍した。【エンペラー・キリコ】【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】版である【ザビ・ミラキリコ】というものも成立した。

また、フルホイルパックが発売され、強力な効果を持つ《レッド・ABYTHEN・カイザー》《豪遊!セイント・シャン・メリー》、かつての凶悪カード《無双竜機ボルバルザーク》をリメイクした《ボルバルザーク・エクス》が登場。同じ頃、公式大会のエリア予選が始まり、こちらは前回と同じ形式で「E1マーク限定レギュレーション」となった。大会では、【赤緑速攻】【セイント・シャン・メリー】【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】などが登場したものの、それらを押しのけ、【Nエクス】がトップをほぼ掌握した。

《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》《ミラクル・リ・ボーン》を使った、かつての【ロマノフサイン】を彷彿とさせる【ロマノフリボーン】も開発されたが、墓地利用を封じる《サイバー・N・ワールド》の横行により目立った活躍は無かった。

DMR-03 [編集]

《超電磁コスモ・セブ Λ》《ドンドン吸い込むナウ》の登場により、ビートダウン系列のデッキが大幅に強化され、特にその中でも【青赤緑ビートダウン】は一気にトップメタに上り詰めるほどに。
だがそれと同時に《エンペラー・キリコ》《邪神M・ロマノフ》も強化されたため、依然として頂点の座は揺るがずにいた。

その後、2012年3月15日付けで《エンペラー・キリコ》《邪神M・ロマノフ》《母なる紋章》プレミアム殿堂《カラフル・ダンス》殿堂入りになったため、【エンペラー・キリコ】を代表とするデッキはすべて消滅、墓地利用と入り【超次元ビートダウン】は弱体化することとなった。

その穴埋めとしてトップに台等してきたのは、ライバルの減少で繰り上がった【ラムダビート】《エンペラー・キリコ》のギミックを搭載した【Nエクス】と、新たに登場した《紅蓮の怒 鬼流院 刃》をフィニッシャーにすえた【紅蓮ゾルゲ】コンボデッキながらもあまりパーツを必要とせず且つ手軽にコンボを決めることが出来たため、瞬く間にトップメタに躍り出た。
同時に《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》《墓守の鐘ベルリン》を新たに取り入れた【白黒緑超次元】や、《戦略のD・H アツト》をエンジンとして組み込んだ【青黒メルゲ墓地進化速攻】等も活躍の場を広げ、デッキタイプが激しく入り乱れる環境に変化していった。また、3月13日の裁定変更により、【紅蓮ゾルゲ】が更に強化された。

2012年1月22日、全国大会であるビクトリー1が開催された。レギュラークラスはベスト8の8人中6人が【エンペラー・キリコ】系統を使用していたが、オープンクラスは徹底的にメタられていたため8人中1人の使用にとどまった。前者の優勝は【Nエクス】、後者の優勝は【マーシャルビートダウン】

DMR-04 [編集]

この弾の最大の目玉である多色サイキック・クリーチャーが登場。いずれも凄まじい汎用性を誇っているが、中でも《勝利のガイアール・カイザー》《勝利のプリンプリン》ビートダウンコントロール共に幅広く活躍の場を広げており、もはや超次元を扱う上では必須パーツとなり得るほど環境に影響を与えている。
他にも《次元流の豪力》《カモン・ピッピー》との抜群の相性を採用され、大会でも上位に食い込んだ《勝利のリュウセイ・カイザー》、軽量炸裂サイクル等の小型クリーチャーを何度も使いまわすことで新しいエンジンの道を開いた《激天下!シャチホコ・カイザー》等、更に超次元中心の環境を後押しした。

その一方で《問答無用だ!鬼丸ボーイ》《ミスター・アクア》等、超次元に対してメタとなるカードも増加。中でも《偽りの名 シャーロック》はその強大な能力パワーを評価され、【ミラクルとミステリーの扉】《獰猛なる大地》を扱うデッキで大きな活躍を見せた。

総合的に様々なデッキが強化されたと言えるが、依然としてトップを張るのは【紅蓮ゾルゲ】【Nエクス】【ラムダビート】。研究が進み、《セブンス・タワー》等で大量にマナブーストした後《蛇手の親分ゴエモンキー!》でマナから大量展開する戦略や、《獰猛なる大地》《父なる大地》で相手の《サイバー・N・ワールド》を利用するメタ戦術も多く見られた。
また、《ボルバルザーク・エクス》等積まれ易いカードが多くなることを読み《天使と悪魔の墳墓》を使用するデッキも急増。それを利用する【白青黒超次元】【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】も活躍の場を広げることになる。

当時の主流デッキ(通常環境) [編集]

有力カード [編集]

参考 [編集]