クロスギア [編集]大きく分けて二つの意味がある。 元々前者と後者に大した意味の違いはなかったが、2014年1月の《トンギヌスの槍》等の裁定変更に伴い、大きく意味が分離することとなった。 テキスト上は「バトルゾーン以外の場所のクロスギア」を指す場合は前者、「バトルゾーンのクロスギア」を指す場合は後者の意味で解釈する必要がある。 たとえば、《アクア・ツバメガエシ》や《蒼狼の始祖アマテラス》が指す「クロスギア」は前者、《紅神龍ガルワインド》が指す「クロスギア」は後者である。 本項ではカードタイプとしてのクロスギアを中心に解説する。 クロスギア(カードタイプ) [編集]いわゆる「装備カード」。 ジェネレート、クロスの2段階を踏むことでクリーチャーに装着し、効力を発揮することができる。 イラスト枠が五角形になっているのが特徴。
クリーチャー同様、バトルゾーンに出して使うカードタイプ。1度バトルゾーンに出せば、何らかの指示が無い限りはそこに残る。 バトルゾーンに出すためには、「ジェネレート」という手順を行う。クリーチャーの召喚と同様に、手札からジェネレートするクロスギアを公開し、決められたマナコストを払うことで完了する。 多くのクロスギアはクリーチャーにクロスすることで能力を発揮する。クロスするには、そのクロスギアのマナコストをもう1度払えばいい。 汎用性はそれほど高くはないが、使いこなせれば強力なカードタイプである。 ルール [編集]
ゲームにおいて [編集]
変遷 [編集]クリーチャー、呪文に続く第三のカードタイプとして、転生編で登場。
と、一通りのギミックは揃っていた。しかし、ジェネレートとクロスの手間から、一部を除いてそれほど使われなかった。2枚ランデスが可能となる《バジュラズ・ソウル》(【バジュラズブルー】や【除去バジュラズ】などで広く使用された)と、システムクリーチャーを厄介極まりない存在にする《ペトリアル・フレーム》くらいしか環境での活躍はほとんど見られなかった。 そんなこともあって、不死鳥編と極神編では1枚も収録されることがなくなった。しかし、戦国編でクロスギアの扱いに長けたサムライとともに大きくフィーチャーされて復活した。一部のサムライクリーチャーは侍流ジェネレートという能力を持っており、コスト踏み倒しでジェネレートを行うことができ、クロスするのに手間がかかる問題はだいぶ解消された。 しかし、それでもメタゲームに切り込むだけのカードパワーは無かった。一応《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》をはじめとして派手なものが多く、各種サムライクリーチャーとともにそれなりに使われていた。《維新の超人》や《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》のような相性のいいカードの登場もあり、【維新ワンショット】などのデッキを生み出していく。 また、かつて活躍した《バジュラズ・ソウル》は、侍流ジェネレートとの相性の良さもあっていよいよ暴走することが危惧され、戦国編環境で殿堂入りされるに至った。 結局戦国編が終了するとまたもやクロスギアのプッシュもされなくなり、下火の時代は続いた。以降は新規カードや再録もそれほど多くなく、冬の時代を迎えていくこととなる。 エピソード2に入ると、《至宝 オール・イエス》をキーカードにした【オール・イエス】が台頭。トップメタの一角として活躍した。しかし、エピソード3で登場した《暴走龍 5000GT》との相性の悪さから、それ以降は目立った戦績は挙げてはいない。 その後、ドラゴン・サーガでは新たなる装備品的カードとしてドラグハート・ウエポンが登場。 ドラゴン・サーガ以降、ドラグハートや禁断がフィーチャーされる中で、反動的にドラグハート・フォートレス、フィールド、封印や禁断メタとしてのカード指定除去の拡充も進んだ。クロスギアもこの煽りを受け、かつてほど場持ちのいいカードタイプとは言い難くなっている。 クロスギアが登場して何年も経過した超天篇ではジェネレートの要領でバトルゾーンに出すとクリーチャーにクロスされた状態と同じ状態にできるオレガ・オーラが登場。 その他 [編集]
参考 [編集]クロスギア(能力) [編集]クロスギア(カードタイプ)が持つ能力。 ※当Wikiではカードの性能を掲載する際、この能力の記載は省略する。
クロスギアの使い方に関する定義がなされており、ほぼ注釈文のような扱い。(ただし、説明が省略されているカードもある)
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