プラマイ 零 [編集]

漫画「ビクトリー」及びアニメ「ビクトリーV3」の登場キャラクター
名前の書きは同じだが漫画とアニメそれぞれ別のキャラクターであるため、個別に記述する。

  1. アニメ版
  2. デュエプレ版
  3. 漫画版

プラマイ (れい)(アニメ版) [編集]

第4話(それ以前にも第1話からのOP、ED映像でも先行登場している)から登場した、切札 勝太達のクラス5年2組の転校生。
声優は桑島法子氏。

パンクファッションのような服装をし、常にタブレット(後に第39話で壊してしまうも、第48話では修理に出したのか再び所持していた)を携帯している。
左頬には紫色の0(ゼロ)のタトゥーらしきものがある。
語尾が「〜なのだ」となる喋り方。
一人称は「私」、若しくは「あたし」。覆面デュエリストとしての一人称は「僕」。

小学生ブロガーで、自分のブログへの集客のため「アウトレイジオラクルのカードによる事件を調査して、その全貌をネットに公開する」という目的の下、勝太達を巻き込む形で探偵団を結成する。

  • アウトレイジの書の写真もブログで掲載しており、機密や秘密に対する危機意識は薄いようである。しかし、第6話での発言からルールやマナーに対する意識が薄いわけではない。これについては、オラクルのスパイであったからとも言える。

実力は高く、登場早々にべんちゃんを破るほどである[1]
勝太戦でも、ビートダウンを続ける勝太トリガーした《インフェルノ・サイン》で追い詰める。しかし、手札《頼むぜ!カツドン》があることを知っていながら、カツドンスピードアタッカーであるのを忘れ、敗北するなど詰めの甘さも窺える。

名前は「零」だが使用するデッキ闇文明中心で、最初期のものは《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》《悪魔神バロム・エンペラー》《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》といった大型デーモン・コマンド切り札とした、黒城 凶死郎に近いデッキだった。

ブータンをよく痛い目にあわせているが、本人は喜んでおり、呆れている。しかし彼がヨミに踏みつけられた際に激昂しており、仲は悪くない模様。

  • 第14話にてプラマイ 零=覆面デュエリストということが発覚。勝太に近づいたのはアウトレイジの書の動向をヨミにリークするためのスパイ活動であった。しかし、オラクルの側につきながらアウトレイジに選ばれたり、そもそも何故オラクルの側についたのかは明かされなかった。
    相反するふたつの勢力のはざまで迷いに迷っていたが、ブータン勝太らが彼女を心配していること、謝ればきっと許してくれること、零は零自身だということを聞かされて遂にヨミと袂を分かつ。
  • 第16話で頬にあるゼロのタトゥーはイズモが仲間の印としてつけた物と判明した。この時、オラクルの側についた理由を語ろうとしたがカットされた。
  • 第17話では夏休み中のデュエマ探偵団事務所にプリンプリンの家を選び、これを巡って二度デュエマをする。この時も単色アウトレイジがメインとなるデッキを扱っていた。だが最初のデュエマでプリンプリンに「オラクルカードは使わないの?使ってももう大丈夫でしょ?」と指摘された。それを受けて知らんぷりしてるあたり、勝太らには正体を明かしていない模様。勝太達もこの会話をなんとも思わずスルーした。ヨミが消えて皆が安心しきったためだろうか。
    その後、大型プール施設のハワイランドでプリンプリンと二度目のデュエマの際、「あなたはもう探偵である必要ないでしょ?」と痛い所を突かれたが、「始めたから最後までやるのだ」と返している。
  • 公式では、オラクルとなる前の彼女を零、オラクルとなった彼女をレイと呼んで区別している模様。
  • 第43話以降、超神類と化してから冷たい態度を取るイズモに寂しさを感じ、妹として兄に尽くそうとアウトレイジの書を勝太達から奪うが、第45話でアウトレイジの書に吸い込まれて零とレイの心が分離、どちらが本物の自分かを決めるべく、決死の対決を始める。
    自分同士の戦いの結果は零が勝ち、レイの意識は遠く離れていった。
  • その後はイズモ勝太が倒した際、レイの精神がイズモの精神と寄り添うように登場。この時のイズモはかつての優しい心を取り戻しており、オラクルとして生まれた二人の精神は幸せそうに消滅したのであった。
  • その後はプリンと水道橋 彩とアイドルグループ「デュエマ・シスターズ」を再結成。地球を去っていくプリンのお別れ会を盛大に飾ったのであった。
  • アニメ「VS」第11話では、勝太の家に「デュエマ探偵団事務所」の看板(にしていたサーブボード)が置かれていたのをぶっちゃけが発見した。また、勝太が掘り出したタイムカプセルに入っていたデュエマノートには零の似顔絵と共に「レイをぜったいとりもどす!」という当時の決意が書かれていた。このため「ビクトリーV3」までとの繋がりが窺えるが、タイムカプセルには他に、漫画のみのもの(夏に勝太がレオと3日間不眠不休で対戦して取り合ったアイスクリームの容器、プラマイ零(ゼロ)との戦いに備えて夏休みに勝太を特訓したボン婆の写真)があり、この話の時点で過去のアニメとの関連がよく分からなくなっている。
  • その後は「VSRF」第37話のBパート開始前のアイキャッチでブータンと共に姿が見られたのみだったが、第44話の勝太るるの結婚式にて通信で登場。声は変わらず桑島氏が演じている。そこでなんとヨーデルと結婚して名前も「世出原 零」に改めたという衝撃の告白をして勝太ぶっちゃけべんちゃんおよび多くの視聴者を驚愕させた。公衆の面前でキスしようとしたヨーデルに張り手を食らわせるなど、その強気な性格は相変わらずのかかあ天下なようである。ちなみによく見ると、ちゃんと左手の薬指に結婚指輪を嵌めている事が夫のヨーデルと共に確認できる。
  • 今となっては失礼な話だが、桑島氏が演じるヒロインだった事から、氏を知る視聴者からは「重要局面で死んでしまうのでは」と言われた事もあった。彼女の使う文明クリーチャーはよく死亡するが、すぐ生き返るので心配は無用である。その後彼女も蘇生を果たした。

戦績 [編集]

アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」 [編集]

プラマイ (れい) (デュエル・マスターズ プレイス版) [編集]

DMPP-21で登場。《神聖牙 UK パンク》シークレット版を入手することでスキン等が使用可能になる。
基本的な設定はアニメ版を準拠しており、CVもアニメと同じく桑島法子氏が担当している。

DMPP-21時点ではメインストーリーシティバトルレジェンドバトルのいずれにも登場していなかった。

デュエル・マスターズ プレイスでの使用デッキ [編集]

闇単アウトレイジ [編集]

  • 2023年10月7日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第2話」開催中のレジェンドバトル「VSプラマイ零【初級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが1枚必要。勝利時に消費。

火闇ブータン [編集]

  • 2023年10月7日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第2話」開催中のレジェンドバトル「VSプラマイ零【中級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが2枚必要。勝利時に消費。

無色UKパンク [編集]

  • 2023年10月7日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第2話」開催中のレジェンドバトル「VSプラマイ零【上級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが5枚必要。勝利時に消費。

プラマイ (ゼロ)(漫画版) [編集]

名前の読みは「プラマイ "ゼロ"」。
フルネームで言われない時は、カタカナで「ゼロ」と表記される。

切札 勝太らとは別のクラスの5年3組の不良少年
逆立った髪型で黒いパーカーを着用し、バットを所持している事も。

エグザイル・クリーチャーに秘められているレイジクリスタルを狙っており、それを持つカツドンを巡って勝太とデュエルする。
《武闘龍 カツドン》自爆特攻による破壊で《豚魔槍 ブータン》《地獄魔槍 ブリティッシュ》ドロン・ゴーさせ、勝太の動きを封じた。
そして《大邪眼B・ロマノフ》を召喚し、一気にダイレクトアタックを決めると同時にカツドンのカードを八つ裂きにした。

勝太ヨミとのデュエマの後、カツドンが強力なレイジクリスタルの持ち主だと知り、勝太に宣戦布告。
今のままでは勝太に敵わないため、夏休み中に近所のカードショップで修業し、最終日にドラゴン龍と対戦・圧倒して準備を整えた。
勝太との対戦は通算3戦目にして初めて敗れる。

その後はイズモに立ち向かうべくキャラ紹介されているが、それからは一切出ることは無かった。

  • 「VS」最終話の扉絵では登場している。
  • 余談だが、顔つきはどことなく後に登場する鬼札 アバクに似ている。

History [編集]

元々進学校に通っていた成績優秀・スポーツ万能の優等生であった。
ある日他の生徒から友達が0人であることを馬鹿にされ、それに怒り生徒を殴りにかかったが、他の生徒に集団で返り討ちにされ肉体的・精神的に深い傷を負った。
それ以降勉強やスポーツに意欲を無くし、テストで0点を取るようになった為進学校を退学、勝太の小学校に転校した。
そんな時ブータンと出会い、強力なレイジクリスタルの存在と、それを利用して世界の王になる企みを知った。
それに対してゼロは「こんな(底抜けにアホな)ブタに支配された世界はどんなんだろう? 今のこの世界よりはマシかもしれん………もしかしたら心の底から、笑えるかもしれねー。」と思い、共にレイジクリスタルを探す事に決めた。

関連カード [編集]

参考 [編集]

タグ [編集]


[1] 別の話ではオラクルのカードの影響を受けているとは言えゲストキャラに負けたことも。
[2] 事前にブータンを排除された状態での勝負を余儀なくされている。