単色デッキ限定戦 [編集]

SPルールレギュレーションのひとつ。

お互いに単色のデッキで試合を行う。
デッキに2つ以上の文明が含まれていると使用不可となる。よって多色カードは1枚も使用できない。

ルール [編集]

第1回(2020年11月5日〜11月14日)開催時点の特徴 [編集]

DMPP-06時点では705種から選んで組むことができたカードプールから、一気に128種まで激減するため環境の幅はかなり狭い。

さらに、「このルールならでは」といったカードはほとんどなく(せいぜい《タイラーのライター》サイクル程度)、通常環境でも活躍している高レアリティカードを複数枚持っているプレイヤーが圧倒的に有利となる。
逆に、高レアリティの枚数が不足しているならそれがそのままデッキの弱さに直結する。例えば光単色デッキを組みたい場合、《聖霊王アルファディオス》を1枚も持っていない状態で組むのと、《アルファディオス》を2,3枚持っている状態で組むのではどういった違いが生まれるかを想像してみるとわかりやすいだろう。

無課金でポイント報酬をコンプリートしたい場合、敗北してもポイントが貰えることを利用して、試合数を稼ぐのがベターだろう。
例えば、《タイラーのライター》を活用した火文明デッキなら高レアリティはほとんど必要なく、勝つにしろ負けるにしろ1試合が短く済む。
また、通常環境でも使えるカードなら、生成してデッキの質を高めるのもあり。

当時のカードプールにおける考察 [編集]

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第2回(2024年1月11日〜1月22日)開催時点の特徴 [編集]

  • 今回、ルールに微調整が入った。
    • 1つの文明のカードだけでデッキを組んでデュエルを行います。
      ※多色カード・無色カードは使用できません。
      但し、デッキに編成するカードが無色カード以外で、カード効果によって無色カードが出てくるものは使用可能です。

      ※超次元ゾーンのカードは、最もコストの小さい面の文明のカードとして扱います。
    • 一部の除外カードは、今回の「SPルールマッチ」では使用できません。

第1回時点では、そもそもデュエマのゲーム性で単色というのはただの「縛りプレイ」もしくは「一部の環境デッキが流用可能(例:【青単ツヴァイランサー】)」の二択という強烈な格差があった。
《暗黒秘宝ザマル》のようにカード単位では単色デッキで強いものがあっても、デッキ単位で強いデッキになるかは怪しい。

しかし、この時期になれば各文明にマナ武装が配られ、初動・受け札・フィニッシャーがある程度揃っている。前回よりは対戦環境は改善されているだろう。

《アクア・エリート》が使用禁止なのは、単純に強すぎるからだろう。

ただし、自然文明だけは圧倒的に不遇である。

無理のない範囲でできることといえば【ダイヤモンド・ブリザード】【サソリスビート】(リンク先はTCG版のもの)の2種類となるが、前者は《DNA・スパーク》《アポカリプス・デイ》・後者は《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》《機神勇者スタートダッシュ・バスター》あたりのタッチを採用できない(だけでなく、相手目線でケアが必要ない)のでデッキパワーが数段落ちる。

理論上可能なコンボデッキは《超神星ジュピター・キングエンパイア》マナ進化を組み合わせて《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》を高速で踏み倒すというものがあるが、要求値が高くて4ターン目にはまず出せない。
《始英雄 ザウロディレクス》型も、《熱血龍 パラスラッガー》《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》といったスピードアタッカー付与を採用できないので実用性に欠ける。

受け札も貧弱であり、【サザン・ルネッサンス】【白単天門】《天命王 エバーラスト》に龍解されようものなら、数少ない除去である《古龍遺跡エウル=ブッカ》などマナ送りが完全に無効化されてしまうので大型ブロッカーで事実上の詰みになってしまう。

ビートダウン、コントロール、コンボ、3つの要素が他4文明が組んだ専用デッキにデッキパワーで劣るということで、使うのであれば試合の勝利ではなく試合を楽しむ目的で戦いたい。

参考 [編集]