準バニラ [編集]全く特殊能力を持たないバニラとは異なり、S・トリガー、パワーアタッカー、W・ブレイカーのような、バトルゾーンに出してもゲームに影響を及ぼさないような単純な能力、あるいは実戦上意味のない能力を持っているクリーチャーのことを指す。 バニラと同じくアドバンテージを稼ぐことができないため、多くのデッキで採用を敬遠される。デュエル・マスターズのルール上、シールドをブレイクするにはパワーが関係ないため、それならば何らかの能力を持っている方が明らかに有利なためである。 例えば、同じS・トリガー持ちでも《ハビエルネイチャー》と《アクア・サーファー》の利用価値の差は明白。前者はバトルゾーンに出るだけでは特に何の仕事もしないが、後者ならば相手のクリーチャーをバウンスして防御を行うことができる。 実戦上意味のない能力を持っているため準バニラ扱いされるケースは《デプス・ノーブル》、パズルを解けていない《パーロック〜交差の石板〜》、ドキンダム・ガチャが使えない会場での《轟烈X ベガスダラー》などが挙げられる。 DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」では、バニラサポートである《アクア・ティーチャー》と《駱駝の御輿》が登場。だが、ブレイカーなどは能力の1種であるため、準バニラは恩恵に与ることができない。4コスト以上の中途半端な準バニラは、その辺のバニラよりも不遇な存在となってしまった。 デッキビルディングにおいては《大神秘イダ》のようなコストパフォーマンスのよいものが僅かに使用される程度である。有力なカードもあるが、大体は肩身の狭い存在である。 準バニラの定義 [編集]この準バニラの定義はかなりあいまい。 たまに、スピードアタッカーのみを持ったクリーチャーも準バニラと呼ばれたりもするが、バトルゾーンに出たターンに影響が及ぶため、これを準バニラと呼ぶかは個人差がある。 また、ワールド・ブレイカーやG・ブレイカーのような大型ブレイカー能力のみを持っているクリーチャーも、流石にシールドを1つしかブレイクできないのと、すべてブレイクできるのとでは、ゲームに与える影響がかなり違うため、これも準バニラと言っていいのかは怪しいところ。
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