除去置換効果 [編集]

置換効果のうち、クリーチャーのバトルゾーンを離れることを置き換える効果の俗称。破壊置換効果の上位効果。

光器パーフェクト・マドンナ R 光文明 (5)
クリーチャー:メカ・デル・ソル/エイリアン 2500
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。
「非道」の鬼 ゴウケン齋 SR 闇文明 (5)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
煌龍 サッヴァーク MDG 光文明 (7)
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 11000
ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

「(バトルゾーンを)離れる時、離れるかわりに〜」「離れる時、かわりに〜」等のテキストで表される。
バトルゾーンを離れる場合に、バトルゾーンから直接、指定されたゾーンへ移動する、またはバトルゾーンにとどまる。

ルール [編集]

  • 複数のクリーチャーが同時に除去される時に、一部のクリーチャーに除去置換効果が発生した場合、先に除去置換効果を処理してから、他のクリーチャーの除去に入る。
  • 同じタイミングで除去置換効果が複数発生する場合、ターン・プレイヤー側から好きな順で効果を処理していく。置換効果が同時に処理されるということはない。
  • 味方のクリーチャーを除去を置き換えることのできる「自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに」という効果は、自分のクリーチャー1体につき1回だけ適用される点に注意。(総合ルール609.9b[1]
    • 例えば、自分の《煌龍 サッヴァーク》がいる時に、自分のクリーチャーが2体同時にバトルゾーンを離れる時、2体ともバトルゾーンに残したければ、シールドゾーンにある表向きのカードを2枚墓地に置く必要がある。1枚だけ墓地に置いても、バトルゾーンに残せるのは1体だけである。
    • セイバーウルトラ・セイバーも同様で、セイバーの対象となっている複数体のクリーチャーが同時に除去される時も、自身を犠牲にして守れるクリーチャーは1体のみである。
    • もし、「自分のクリーチャーが1体以上バトルゾーンを離れる時、かわりに」とテキストに書かれてあれば、自分のクリーチャーが複数体同時に除去される時に、1回の置換効果ですべて守ることができるが、現時点でそのような能力を持ったカードは存在しない。

参考 [編集]


[1] 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。