《クリスタル・ランサー》 [編集]

クリスタル・ランサー UC(R) 水文明 (6)
進化クリーチャー:リキッド・ピープル 8000
進化−自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
このクリーチャーはブロックされない。
W・ブレイカー

DM-02で登場したリキッド・ピープル

ブロックされない大型W・ブレイカー。登場から長きにわたって活躍した。

明らかに登場時点の他のクリーチャーより飛び抜けて高い性能を持っており、アンコモンで入手もしやすいことから一躍強力カードとして有名になった。《アクア・ガード》から進化して7マナスピードアタッカーのように使ったり、能力を使い終わった《アクア・ハルカス》から進化してそのまま攻めたりと大活躍した。

《アングラー・クラスター》《ブラッディ・イヤリング》などのブロッカーに囲まれたときにこのクリーチャー攻撃で一気に攻め込む光景もよく見られた。

《アストラル・リーフ》殿堂入りによって一気に姿を消したが、リキッド・ピープルデッキでは切札として使われ続けた。

しかしその後、主体のビートダウン【青単速攻】や、【ラムダビート】のような展開が早く種族を縛らないものにシフトしてしまい、6マナと重いこのカードは考慮されない場合が増えた。手札進化《クリスタル・アックス》や1マナ軽い《クリスタル・スーパーパラディン》の存在も向かい風となる。

さらに、パワーは下がったが進化元が緩く4マナで出せる《大船長 オクトパスカル》まで登場。そちらは2マナ《アクア・エボリューター》《一撃奪取 マイパッド》から綺麗に繋がる。

とどめを刺すように、DMR-17では侵略によってコスト踏み倒しが可能な《侵略者 バロンスペード》《奇天烈 レイズ》が登場。特に同コストの後者は《クリスタル・ランサー》よりもパワーが3000高く、おまけに擬似モヤシ能力まで備えており種族以外のあらゆる点で凌駕している。

このようにインフレが進んだ結果、初期に登場したこのカードで太刀打ちするのは厳しくなっている。

その他 [編集]

  • 古くからDMを始めたプレイヤーでなくともDM-01のカードリストを見れば、当時どれだけこのアンコモンが驚異的な性能だったか察することは容易だろう。
  • リキッド・ピープルでも珍しい完全不定形のクリーチャー。で構成された体躯を持つ、翼のあるケンタウロスである。「ランサー」の名の通り、槍を得物にしている(DM-18版では片手は盾になっている)。
  • バトルアリーナ/サバイバル参加賞のプロモ版は当時大会開催の母数が少なかったこともあり、希少価値が高い。

サイクル [編集]

DM-02アンコモン進化クリーチャーサイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMX-03DMPP-01DMPD-06
    だから遅すぎると言っている!――クリスタル・ランサー
  • プロモ(P33/Y4)
    陸上への進出をもくろむ文明。彼らは海溝深くに電脳世界を築き上げ、他者を操り、他文明同士を争わせようとしている。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]