《ハイドロ・コミューン》 [編集]

ハイドロ・コミューン UC 水文明 (3)
呪文
S・トリガー
種族をひとつ選ぶ。選んだ種族の自分のクリーチャーを好きな数、バトルゾーンから自分の手札に戻す。その後、その数以下の相手のクリーチャーをバトルゾーンから選び、持ち主の手札に戻す。

DM-19で登場したコミューン呪文
種族を限定する代わりにコストが軽くなり、S・トリガーがついた《ショック・ハリケーン》

バウンスでは《アクア・サーファー》《スパイラル・ゲート》と言った鉄板が存在する。それらから枠を奪うには展開力に長けたデッキで使うべき。

軽量種族で組み、相手の大型獣を数体バウンスするようにしていけば時間を稼ぐことができる。が入るならば同弾に《トラップ・コミューン》があり、そちらが優先されることが多い。使い分けが肝心である。

《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》とは好相性。この呪文自体があちらのG・ゼロの条件を満たすため、実質ノーコストで数を水増しできる。【ハイドロ・ハリケーン】を使うための時間稼ぎにしてもいいだろう。
詳しくはあちらのページに譲るが、この場合闇を入れる必要はない。《トラップ・コミューン》との差別化としては十分。

その他、cipを多用する種族デッキでも採用を見込めるか。バウンスは基本的に時間稼ぎにしかならないので、得られたテンポアドバンテージをうまく活用できる構成を心がけたい。

環境において [編集]

登場からしばらくは癖が強いことから採用頻度の高くないカードであったが、《知識の精霊ロードリエス》が登場して以降は《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》《巡霊者ウェビウス》を戻して再展開することで除去ドローを行えるため、専ら【ハイドロ・ハリケーン】に採用された。

その後は自身のクリーチャーを複数体バウンス出来ることを活かして【天門ループ】【知新ジャスティス】といったループデッキでの採用が見られた。

2021年末のオリジナル環境では【白青赤鬼羅.Star】のパーツとしてチャンピオンシップ優勝を果たした。終盤にたくさん並んだクリーチャーコストに大量の除去を放てる他、cipの再利用ができるのも大きい。

その他 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ハイドロ・コミューン C 水文明 (1)
呪文
S・トリガー
自分の最多種族を持つクリーチャーの数以下のコストを持つ、ランダムな相手のクリーチャー1体を手札に戻す。(最多種族が複数あるなら、そのうちのひとつの種族を参照する)

DMPP-07で実装。TCG版から全く別の効果になった。

普通に使うだけではコスト1や2のクリーチャー1体しかバウンスできない。盤面を限界まで同一種族で埋め尽くしてやっとコスト7以下をバウンスできるようになる。
《光輪の精霊 ピカリエ》などのコスト4をバウンスするだけでも、《クリスタル・ツヴァイランサー》G・ゼロと同等の「同一種族4体以上」という厳しい条件が課される。

その時点で実用性が怪しいが、なんとバウンスするクリーチャーは自分で選べない。
ランダムであるメリットを考慮しても、デュエプレで特に優秀なアンタッチャブルである《光器ペトローバ》バウンスが現実的ではないため、このカードにお呼びがかかることはないだろう。

基本的には素直に1マナ多く支払って《スパイラル・スライダー》を使う方が汎用性が高い。

1コストという軽さに着目して進化などの妨害に使おうとしても、バウンスの性質上、相手への影響力はかなり小さい。
《クリスタル・ツヴァイランサー》の進化元になる《アクア・ガード》《アクア・スクリュー》《超神星マーキュリー・ギガブリザード》の進化元になる《鋼鉄大使ジャンボ・アタッカー》などは手札に戻しやすいが、コスト1や2のクリーチャーを1体戻したところで次のターンに簡単に出し直しできてしまう。というか同一種族のクリーチャーを2体以上出した上で、手札のコスト1呪文を乱射していたらあっという間に息切れしてテンポアドバンテージすら得られずじまいになるだろう。

  • 「最多種族」についての詳細は「コミューン」を参照のこと。

サイクル [編集]

DM-19DMPP-07コミューン呪文

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-07
    超獣達による激突と古代兵器の起動によって生じた時空の裂け目に旧世界は吸い込まれ、1万年の時が過ぎた。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]