《ファントム・ベール》 [編集]

ファントム・ベール R 闇文明 (1)
呪文
次の相手のターン中、相手のクリーチャーはすべて、可能であれば攻撃する。
+  DM22-EX1以前の旧テキスト

DM-05で登場した呪文
次のターンに必ず相手クリーチャー攻撃させることができる。

あらかじめシノビを握っておいたり、ブロッカーを展開しておくと攻撃してきたクリーチャーを返り討ちに出来、返しのターンで攻撃すれば場の相手クリーチャーを減らすことができる。
他にも、わざとシールドを割らせる事で効率的に鬼タイムオシオキムーンに繋げたり、《星龍の記憶》等と組み合わせる事でS・トリガープレイを狙う事もできる。
選んでいる訳ではないのでアンタッチャブルも貫通する。アンタッチャブルを間接的にタップさせるのに効果的ではある。そのようなことから、《異端流し オニカマス》新章デュエル・マスターズ環境の中心に立った際、注目されていた。

継続期間は1ターンのみなので、この手の呪文は制圧というよりも相手の計算を狂わせるなどの方が向いている。《コッコ・ルピア》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》など、なかなか攻撃してこないシステムクリーチャーをおびき出したい。

ただしこのカード、何枚もデッキに積むのには向いていない。前もって準備してから唱える事で威力を発揮するのであり、何も考えずに唱えてもただ殴られるだけで成果が出せないのである。この呪文を唱える事でハンドアドバンテージが-1されているのも地味に大きい。
肝心の場面以外ではお荷物になりがちなので、デッキに入れる枚数には気を付けておこう。

ルール [編集]

  • この呪文を唱えてからバトルゾーンに出たクリーチャーには効かない。

環境において [編集]

登場からしばらくは「わずか1コストでブロッカー対策になる」「疑似ドロー盾落ちシールド送りのケアに使える」という肯定的意見と「普通のデッキには使い道がない」「《粛清者アイザク》などの無限ブロッカーと組み合わせても仕方がない」という否定的意見の2つに分かれた。当時低年齢層が多かった関係上、これを唱えるまでもなくごり押ししてくるプレイヤーもそれなりに多かった。

評価が高まったのは極神編辺りからで、この頃になると《光器ペトローバ》で強化したブロッカーや《予言者マリエル》への対策になるとして隠し味的に採用されるケースが散見されるようになった。

【カウンターマッドネス】が環境に進出すると、そのパーツとして環境でよく見かけるように。

【ヘブンズ・ゲート】カウンター基盤が成熟するとそちらにも投入されるケースが見られるようになり、「デュエル・マスターズグランプリ-6th」でベスト8入賞した【白青黒天門】には2枚投入されていた。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

比較対象 [編集]

流通・再録について [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ファントム・ベール UC 闇文明 (3)
呪文
次の自分のターン開始時まで、相手のクリーチャーはすべて、「可能であれば攻撃する」を得る。

DMPP-10EXで実装。レアリティアンコモンに下がりコストが3に上がったが、次の自分のターン開始時まで有効になったため、相手のエクストラターンにも効果が持続するようになった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-05DMPP-10EX
    嘘であるほど、耳に優しく響くもの。
  • DM-18
    偽りの優位に踊らされた者は、すぐにその愚かさを思い知らされる事になる。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]