《ヘラルド・ルドゥーテ/ローズ・セレモニー》 [編集]

ヘラルド・ルドゥーテ R 闇文明 (4)
クリーチャー:マフィ・ギャング 13000
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
自分の墓地にクリーチャーが6体以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。
ローズ・セレモニー R 火文明 (3)
呪文
自分の手札をすべて捨て、その後、それと同じ枚数、カードを引く。

DMRP-09で登場したマフィ・ギャング呪文ツインパクト

攻撃制限を持つ上面と《ニンプウ・タイフーン》を彷彿とさせる手札交換を持つ下面に分かれている。

「クリーチャーが墓地に6体以上」という条件を達成できるのであれば《百万超邪 クロスファイア》がいるのが向かい風。あちらは1体限定だがG・ゼロで出せる。W・ブレイカーで打点は1少ないが、スピードアタッカーなので奇襲性は高い。

呪文面も、手札を多めに用意できる状態でなければ《ほめほめ老/ホメホメ老句》《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》で事足りてしまうため、デッキスペースに余裕でもない限りそちらを優先しがちになる。

2ターン目に《ほめほめ老/ホメホメ老句》、3ターン目にこのカードの呪文面と繋ぎ(この呪文を唱えた時点で先攻なら手札は4枚)、1枚《一なる部隊 イワシン》を落とせば、それだけで(呪文を唱えた後に墓地に落ちたカードを合わせて)9枚の墓地肥やしができる。
これだけ書くと強力に思えるが、この動きだと墓地回収が無いのが痛い。その点では同コストの《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》に劣るだろう。

さらに、低コスト高打点の闇クリーチャーという点でも、同弾の《闇の破壊神ゼオス》がいる。強烈なデメリットを持っているが、能力が自己完結しているうえにコンボにも使いやすい。

パワー12000以上のクリーチャー面があるため、《ジャンボ・ラパダイス》でも回収可能。そちらを軸とした【墓地ソース】を構築するならそういう意味で一考の余地がある。

総じて一芸に秀でたカードとは言い難い。が、【墓地ソース】で高打点のクリーチャーが多めに欲しい時は1枚から2枚の投入を検討してもよいだろう。

  • クリーチャー名の由来はヘラルド・ファン・スペンドンク+ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテであろう。どちらも植物画家であり、特にルドゥーテは「バラの画家」として著名であった。
  • イラストでは、《ヘラルド・ルドゥーテ》自身と、それに魅了されている数人の女性型クリーチャーが描かれている。不気味な絵の多いマフィ・ギャングとしては異色の、コミカルなイラストになっている。

サイクル [編集]

DMRP-09で収録されたレア多色ツインパクトサイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMRP-09
    最後の一本を受け取ったものは幸せか不幸になる。

収録セット [編集]

参考 [編集]