腐敗聖者(ふはいせいじゃ)ベガ》 [編集]

腐敗聖者ベガ C 光/闇文明 (5)
クリーチャー:イニシエート/ゴースト 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を新しいシールドとして、自分のシールドゾーンに裏向きにして置く。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

DM-26で登場したイニシエート/ゴースト

対抗色cip多色クリーチャーサイクル5枚の中の1体であり、このカードハンデスシールド追加能力を持つ。

DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」友好色cipサイクルも含めた全10枚の中でも、特に強力な1枚。
どちらの能力も、ゲーム序盤から終盤、そして相手のデッキタイプに左右されにくい。
何も破壊しないので、目先のフィールドアドバンテージがとれないのは難点だが、もともとコントロールデッキに積まれることが多いので大きな欠点ではない。

イニシエート/ゴースト種族にも恵まれており、クリーチャーであるため、このクリーチャーを出した次ターンに流れるように《聖霊龍王 ミラクルスター》《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》への進化を決めることができる。
この対抗色同士は、コントロールに多い白青黒に無理なく組み込めるのも利点。《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》などの多色進化の進化元としても使いやすい。

また、《拷問の影カワハギ・ジャケット》を使ったゴースト種族デッキでも活躍できるだろう。5コストのゴーストには《炸裂の影デス・サークル》《絶叫の影ガナル・スクリーム》などの役者が揃っている。

環境において [編集]

極神編で登場するなり【キング・アルカディアス】【ボルメテウスコントロール】で出番を貰った。

登場当時のカードプールでは打点形成が貧弱になりがちだったので、5マナで1枚シールド追加と1ハンデスという能力だけで十分にテンポアドバンテージを稼ぐことができた。当時の環境の速度を考えるとこの能力で5コストというのは寧ろ軽いぐらいであり、何ならゲーム最初のアクションが5ターン目のこのカードであっても当時のコントロールでは事故と呼ばれないほどであった。【キング・アルカディアス】系統では多色指定の進化に利用できるのが売りであった。

出すのに進化元と進化先の2枚が必要な進化クリーチャーを扱うデッキが相手の場合、出すのにそれ1枚だけで済む非進化クリーチャーを中心とするデッキが相手の場合よりもハンデス効果が刺さる。【キング・アルカディアス】対面がまさにそれであった。

しかし神化編環境末期に【キング・アルカディアス】系統は消滅に至っており、さらに覚醒編になって【ボルメテウスコントロール】は環境から姿を消した。

それでも能力は変わらず優秀なため、その後も【ボルメテウスコントロール】の愛好家筋の間では、環境に影響を及ぼさないながらも引き続き使われている。

その他 [編集]

  • DMC-68再録された際のイラストでは、全身で「あっかんべー」をするという筆舌に尽くしがたい衝撃的な姿が描かれている。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

腐敗聖者ベガ R 光/闇文明 (5)
クリーチャー:イニシエート/ゴースト 2000
バトルゾーンに出た時、相手の手札をランダムに1枚捨てさせる。その後、自分のシールドが5つ以下なら、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。

DMPP-09で実装。レアリティレアに格上げされ、シールドが5つ以下のときのみシールド追加できるようになった。

  • 第二回にじさんじコラボでプライズ版が作られた。カードイラストは夜見れなとなっており、ボイスも彼女が担当している。
    • 夜見れなは白と黒のアシンメトリーの髪色が特徴的な外見であるため、を併せ持つ《腐敗聖者ベガ》はイメージ的にはマッチしたチョイスと言える。
    • また、プライズ版と同時に登場した夜見れなのスキンにて彼女の腰に着けられているデッキケースは通常版の《腐敗聖者ベガ》の頭部をあしらったデザインとなっている。

サイクル [編集]

DM-10DMPP-03友好色

DM-26DMPP-09対抗色

詳細は多色cipサイクルを参照。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]