崩壊(ほうかい)(かげ)デス・タギア》 [編集]

崩壊の影デス・タギア R 闇文明 (5)
クリーチャー:ゴースト 1000
相手は呪文を唱えた時、自分自身の手札を1枚選んで捨て、自分自身のマナゾーンからカードを1枚選んで持ち主の墓地に置く。

DM-09で登場したゴースト。相手が呪文を唱えたとき、ハンデスランデスを行う。

呪文制圧能力は極めて高く、黒い小型の《光神龍スペル・デル・フィン》もしくは《聖霊王アルカディアス》として機能する。
《フェアリー・ギフト》経由で3ターン目に出てくると一方的に呪文を使えずに終わることすらある。

《トリプル・ブレイン》等のドローカードをほぼ完全に無力化し、除去ランデスデッキ等は出されるだけで苦しいだろう。

パワーが小さく除去されやすいが、呪文を使って除去した場合には使った呪文に加えて手札1枚マナゾーンカード1枚を持っていかれるので、3:1という交換比率になってしまう。使われたら出来るだけクリーチャー能力で対処したい。

呪文をあまり使わないデッキに対してはただの木偶の坊のため、そういったものを相手にする場合は素直にマナゾーン行きになるだろう。

多少違うが《爆鏡 ヒビキ》《ミラー怪人 ドテラバラ》の合体クリーチャーとも言える。年月によるパワーの差は見るより明らかだが、ハンデスランデスを一枚で行うのはやはり強力。

デュエパーティーで使うのも面白い。普通のハンデスランデスカードは1人しか狙えず効率が悪くなりがちなのだが、相手が増えれば増えるだけ相手が呪文を唱える機会も増えるため、このカードは効率が落ちない。
更に急いで除去しなくても誰かが処理してくれるまで呪文を温存しておけばいい、自分より呪文を多用するプレイヤーの妨害のため生かしておいていいという心理から、多人数戦ならではの生き残りやすさもある。

環境において [編集]

登場直後もその重さと受動的な効果のためか、あまり使用されなかった。

戦国編環境【ナイト】が進出するとその対策として注目された。ところが《ローズ・キャッスル》が登場すると評価が下がった。

ドラゴン・サーガ環境になると《爆鏡 ヒビキ》《ミラー怪人 ドテラバラ》が登場。以降はこれらのカードに立場を譲った。【グレンモルト】などの場合、重いこのカードを使うよりも龍解剤を稼ぐために《爆鏡 ヒビキ》《ミラー怪人 ドテラバラ》を両方並べた方がデッキコンセプトと合致した。

その他 [編集]

  • 相手が呪文を唱えた瞬間に能力のストックは蓄積される。それの解決のタイミングは、呪文効果が完全に終わった後。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-09
    「死の支配者たる我々に勝てると思うな!」 ――崩壊の影デス・タギア
  • DMC-19
    半端な覚悟じゃ通じやしない。

収録セット [編集]

参考 [編集]