カードプール [編集]

特定の条件下において使用可能なカードの種類のこと。
比較する場合には「広い」「狭い」と示される。

単純にカードプールと言った場合、アドバンスのものを指すことがほとんど。
これまで販売されたカードすべてがカードプールとなり、新しいカードが登場するたびに広くなっていく。

フォーマットが変わるとカードプールも変わる。例えば、アフタージェネレートリーグではDM-14DM-18DMC-27がそのカードプールに相当する。

ブロック構築は1年ごとに使えなくなる弾が出てくるため、カードプールの把握はより重要となってくる。

実際のカード選定には殿堂入りプレミアム殿堂なども影響するため、公式ホームページなどで事前に確認するようにしたい。


カードプールが変化すると、デッキビルディングに大きな影響を及ぼす。

カードプールが広がれば、新たなデッキタイプが生まれることもある。
一方で上位互換の登場などにより淘汰されるカードも出てくる。そのカードもまた、新しいカードとの組み合わせにより新たな利用法が生まれることもある。

逆にフォーマットの変更や殿堂入りによってカードプールが狭まると、それまで組めたデッキが組めなくなる場合もある。

カードプールは同時に、相手の使ってくるカードを想定する鍵にもなる。
例として、ブロッカーが存在しないフォーマットの場合、相手がブロッカーを使ってくる事はありえない。このためブロッカー除去を入れる必要は全くなく、パワーの低いアタッカーを搭載する事は通常のフォーマットよりも有利になる。
他の例として、強力なコスト踏み倒しメタが登場すると、コスト踏み倒しを利用するデッキは環境において不利になる。ブロック構築の場合、そのコスト踏み倒しメタカードがブロック落ちすれば再び幅を利かせることができるようになる。

カードプールと環境は密接に関わっているため、メタゲームを意識したデッキビルディングをしたいならカードプールの把握は必須と言える。

  • デッキビルディングの際は、カードプールをよく把握し適切なカードを選択するようにしたい。デッキレシピ投稿サイトなどで色々なレシピを見ていると、思わぬカードを発見することもあるだろう。
  • デジタルゲームは他の媒体と対戦することができないため、必然的にそのゲーム単体にデータとして存在するカードがそのままカードプールとなる。また同時にゲームごとにもカードプールは異なるということになる。
  • カード資産の事を指して「カードプール」と言うこともある。

参考 [編集]

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