レアリティ [編集]

そのカードがパックから出てくる希少度を表す、カードの特性の1つ。
アルファベット(最大3文字)でカードの右下に表される。

基本的なレアリティは6段階あり、希少度が高い順に

となる。
ベリーレア以上はフォイル加工されている(一部例外あり)。

スーパーレアより上のレアリティ(トップレア)は時期によって変化する。平均的におおよそ3年に一度のサイクルで交代する。

これらトップレアには派生レアリティも存在する。

レアリティの表記 [編集]

前述の通り、レアリティは最大3文字の英字でカードの右下に示される。
公式サイトのカード検索でも、レアリティの名前ではなく英字表記の一覧から選んで検索を行うことになる。
全てのレアリティの表記については下の一覧表を参照。

当wikiでは基本的にこれと同一のレアリティ表記を行うが、以下のレアリティには当wiki固有の表記を用いる[1]

また、以下のレアリティは公式にそのレアリティを示す固有文字が存在しない。これについても当wiki固有の表記を用いる。

また、再録されても原則的にレアリティは変わらないが、稀に一時的ないし永続的に変更されるカードもある。その場合は「変更前のレアリティ(変更後のレアリティ)」と表記する(《アクア・サーファー》などを参照)。


新章デュエル・マスターズ以前のカードは、実物では文字列ではなく記号でレアリティが示されている。

これ以外のレアリティには記号が存在しない。ただしそのようなカードはより目立つ位置に特徴的なシンボルが描かれていることがあり、それである程度判別することが可能。これも後の一覧表を参照されたし。

希少度・封入率について [編集]

レアリティはあくまで通常のパックからの出やすさを示すものであり、実際の価値・希少度には他にも様々な要素が影響する。
強力で人気のあるカードだと、レアでもスーパーレア以上の価値になることはザラにある。再録されていない古いカードが、新しいコンボの発見によって突然脚光を浴びると、コモンですらスーパーレア並みの価値に跳ね上がることもある。
これらを考慮しないとシャークトレードが起こってしまうこともあるので、トレードを行う前には自分のカードの価値をあらかじめ調べておいた方がよい。

  • また王来MAX以降は20周年トレジャートレジャーとして、通常拡張パックに特殊な再録枠が設けられるようになった。
    環境で活躍したカードや再録が少なく絶版となっていたカードが再録される機会が増え、カードの入手がしやすくなっている。トレジャーでの再録は早くて1年程度で行われるため、様々なカードの入手機会が増えることになった。

レギュラーエキスパンション1BOX・30パックあたりにおける封入率の比較
※ただし、ビクトリーエキスパンションによって封入率が大きく異なるのでここでは省く。

カード番号について [編集]

1エキスパンションの中では、カード番号はレアリティが高いカードほど早い番号が振られる。
スーパーレア以上は、通常エキスパンションではレアリティ別のグループでナンバリングされる(詳しくはカード番号を参照)。ただし特殊エキスパンション構築済みデッキではそれらのカードも通しで番号が振られることがある。その場合でもレアリティが高いカードほど早い番号というのは変わらない(例えば、スーパーレアベリーレアよりも早い番号になる)。

スーパーレアよりも上に複数存在するトップレアは、収録のタイミングが異なるためトップレア同士でのレアリティの優劣はつけづらい。
ただし、カード番号の優先度はおおむね決まっているらしく、特殊エキスパンションなどで同時に収録された際は以下の順番で振られる。なお、同率としたものは厳密な順番が不定、もしくは不明なもの。

  1. 最終禁断レジェンドカードマスター・ゼットカード(両者の厳密な順位は不明)
  2. ダブルビクトリー
  3. ビクトリー
  4. 禁断レジェンドカード
  5. レジェンドカード
  6. 大先生レア[8]
  7. キングマスターカード
  8. マスターカードマスター・ドラゴンカードマスター・ドルスザクカードマスター・ハザードカード(順不同)
  9. マスター必殺カード
  10. スペシャルスーパーレア[9]

レアリティなしはエキスパンションによって「ダブルビクトリーの前」「ベリーレアとレアの間」のいずれかに配置されている。
DG、KGR、オーバーレアは他のトップレアと同時に再録された事がないため不明。

レアリティに準ずる仕様 [編集]

レアリティではないもののそれに近い、準レアリティとも言うべき仕様も存在する。
レアリティと違い、同一のカードでもこれらの仕様になっているカードとそうでないカードが存在する場合が多い。

これらに該当するカードは、レアリティの高いカードと同じく、フォイルラミネのような派手な加工がなされたり、特殊なアイコンが書かれたりし、希少度も高めになっている。

シークレットカードの場合、純粋なレアリティ基準ではなくシークレットカードのグループとしてカード番号が振られる場合が多い。

その他 [編集]

  • スーパーレアより上のレアリティは登場時期のシリーズの象徴であり、後述のように性能面でも各々のカードと強く結びついている。そのため、例えばビクトリードラゴン・サーガよりに再録されても、その時の最上位レアリティに改められた事例はない。今後もそうそう変動する事はないと思われる。
  • 総合ルールではレアリティシンボル[10]という言葉が登場する。おそらくカード上でレアリティを示している英字/記号部分を指すのだろうが、具体的な解説はない。

レアリティに関連する能力を持つカード [編集]

一覧表 [編集]

名称英字表記[11]レアリティを示す特徴備考
コモンC最も低いレアリティ
アンコモンU(UC)
レアR
ベリーレアVRフォイル(これ以降のレアリティも同様)
スーパーレアSRフォイルベリーレアとは光り方が異なる)覚醒編までは最高レアリティだった。
ビクトリーVICビクトリーアイコン≡V≡(Vの両サイドに羽が生えたようなマーク)がカード名またはマナ数の位置にあしらわれるエピソード1から、スーパーレアより上のレアリティとして設けられた。
ダブルビクトリーWVCビクトリーアイコンが2箇所にあしらわれるビクトリーの上位レアリティ。
レジェンドカードLEG歯車のマークと”LEGEND”の文字があしらわれる革命編からビクトリーに代わって登場したトップレア。
禁断レジェンドカードKDL禁断文字で「XLGND」の文字があしらわれるレジェンドカードの派生レアリティ。
最終禁断レジェンドカードFFL禁断文字で「XLGND」の文字があしらわれる。ただし「X」の書体は禁断レジェンドカードと異なるレジェンドカードの派生レアリティ。
マスターカードMAS紋章のようなマークで上部にMASTER、下部に大きくM新章デュエル・マスターズからレジェンドカードに代わって登場したトップレア。
DGDG-一応マスターカードの派生レアリティ。
マスター・ドラゴンカードMDG紋章のようなマークで上部にMASTER-D、下部に大きくM「DM」マスターカードの派生レアリティ。
マスター・ドルスザクカードMDSマスター・ドラゴンカードに同じマスターカードの派生レアリティ。
マスター・ハザードカードMHZマスターカードの紋章にあたる部分に《始虹帝 ミノガミ》の紋章が描かれているマスターカードの派生レアリティ。
マスター必殺カードMSS紋章のようなマークで上部にMASTER-S、下部に大きくMマスターカードの派生レアリティ。
マスター・ゼットカードMSZ紋章のようなマークで上部にMASTER-Z、下部に大きくM、紋章の部分にかかる様に大きなZマスターカードの派生レアリティ。
キングマスターカードKGMKING-MASTER 👑十王篇からマスターカードに代わって登場したトップレア。名前上はマスターカードの派生レアリティだが、扱いは異なる
(名称不明)KGR-2021年時点で《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》のみが持つ。一応キングマスターカードの派生レアリティ。
オーバーレアOR文明色の炎のような紋様と、その上にOVERの文字ゴッド・オブ・アビスからキングマスターカードに代わって登場したトップレア。
スペシャルスーパーレアSR(SSR)-DMC-67DMC-68限定で登場したスーパーレアの派生レアリティ。
大先生レアDSR-DMEX-15で登場したカードにのみ存在。
レアリティなし(P)-

参考 [編集]


[1] こうなっているのは、当初の公式のレアリティ表記が後述のように記号を用いており、それがアルファベット表記に改められるのに先んじて、当Wikiが独自のアルファベット表記をレアリティの表記に用いていた、という歴史的背景に起因する。とはいえほとんどのレアリティ(SR、VR、R、Cなど)は同一の表記が採用された
[2] 公式カード検索ではSR(スーパーレア)扱い
[3] 実際のカードでは表記なし、公式カード検索では『レアリティなし』表記。『P』表記はプロモーション・カードを由来とするが、プロモーション・カード以外にもこの表記を用いる
[4] 正方形を十字にかたどったようなマーク
[5] ●の中に☆
[6] DMR-22のみ3枚
[7] 十王篇~王来篇は3枚
[8] 暫定。ビクトリー未満マスターカード超なのは確定している
[9] 暫定。スーパーレアより上なのは確定。ただしナンバリンググループはスーパーレアと同じ
[10] 総合ルール Ver1.26 208.1a
[11] 括弧は当Wiki内での表記