《スゴ(うで)プロジューサー/りんご(むすめ)はさんにんっ() [編集]

スゴ腕プロジューサー VR 水文明[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 3000
ブロッカー
このクリーチャーが出た時または離れた時、GR召喚する。
りんご娘はさんにんっ娘 VR 自然文明[ジョーカーズ] (6)
呪文
S・トリガー
このカードを出す。
このターンの終わりに、このカードをバトルゾーンから自分のマナゾーンに置く。

DMRP-11で登場した/自然ジョーカーズ/ワンダフォースツインパクト

クリーチャー面は出た時離れた時GR召喚する5コスト3000ブロッカー

呪文面はクリーチャー面のコスト踏み倒しターン終了ステップで自身をマナ送りにする能力を持つ。

S・トリガーで出るだけで原則2回GR召喚できるのは優秀。ブロッカーとしての仕事はもちろんのこと、チャンプブロックしなければ1マナブーストができるため、S・トリガーとしては得られるアドバンテージは大きい。手札から呪文面を唱えたとしてもGR召喚2回と1マナブーストという結果が得られ、次ターンにはフィニッシャーの揃う8マナ帯に到達するので悪くない。
呪文面を介さずにクリーチャー面を素出しするのも1つの手。マナが増えない代わりにブロッカーとして睨みを効かせることができる。

自己マナ送りの後のGR召喚《マリゴルドIII》が捲れれば、そちらのコスト踏み倒しによって再びバトルゾーンに出ることができることも評価点。

微々たる恩恵ではあるが、呪文横取り能力で相手に唱えられても、バトルゾーンには自分のクリーチャーとして出ることになるので、自分が唱えたのと効果に差がない。

種族がジョーカーズなのも【ジョーカーズ】には嬉しいところ。《グレープ・ダール》Jチェンジできるというのが種族的な恩恵としては代表的なところである。パワーも3000と比較的低めなので、マッハファイター持ちによるJチェンジから繋げて自爆特攻することによって離れた時のGR召喚を能動的に発動することが容易。

コスト5のブロッカーなので《ハッチャキ》でもコスト踏み倒しできる。但し、《ハッチャキ》の早出しと重量級マナドライブアンチシナジーである上に、このカードは自然を含み色事故の要因になりやすい。

ルール [編集]

  • 「このカードをバトルゾーンに出す。」の能力についてはこちらを参照。

環境において [編集]

登場から《BAKUOOON・ミッツァイル》軸の【オボロティガウォック】に防御札兼展開札として採用されている。

それ以上に、【青赤緑ミッツァイル】【4色ミッツァイル】成立の契機となったことがこのカードの功績としては大きい。カウンターで2体を盤面に並べた上に1枚のマナを増やすので、運次第では《BAKUOOON・ミッツァイル》が速攻にも間に合うようになる。

DMRP-11ベリーレアの中で最強と名高いが、最強の名を受けた背景には、このカードと同じ弾に登場した《マリゴルドIII》《天啓 CX-20》など、インフレしたGRクリーチャーの存在がある。

その他 [編集]

  • 呪文面のカード名は音楽ユニット・電気グルーヴのスタジオ・アルバム『30』の収録曲「いちご娘はひとりっ子」に由来する。両面のコストがそれぞれ5と6なのも、5×6=30ということなのだろう。
  • クリーチャー面のカードイラストにはジューサー型のジョーカーズが描かれており、呪文面にはリンゴジュース型の女性ジョーカーズが3体描かれている。
    恐らくアイドルである《りんご娘》を《プロジューサー》がプロデュースしているものと思われるが、実際には彼女らを差し置きプロデューサーが前線に登場する。
    ちなみに「プロデュース(produce)」には農作物という意味もある。
  • 青森県のご当地アイドルとして「りんご娘」というグループが実在するが、名前が被っているのは恐らく偶然と思われる。そちらのメンバーはこのカードが登場した時点で4人である。
  • 超天篇環境での活躍と枚数が必要な性質上、ベリーレアだが全盛期はトップスーパーレア以上の値が付く事もザラにあった。結果下手な本物のジューサーを買うより高いという逸話すら生まれてしまった。
    • 後に再録とGRクリーチャーへの締め付けから、DMEX-17期には高レアリティストレージクラスのレートとなった。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • カード特性について

Q.相手のバトルゾーンに《奇石 ミクセル》がいます。自分のマナゾーンにカードが3枚の時に、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の呪文側の効果でこのカードをバトルゾーンに出しました。クリーチャーとして出したわけではなく、カードとして出したので、《奇石 ミクセル》の能力で山札の下に置かなくても大丈夫でしょうか。
A.いいえ、バトルゾーンに出た時はクリーチャーとして出ているので《奇石 ミクセル》の能力の対象になります。
引用元(2019.9.20)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の「Jトルネード」でコスト6のジョーカーズを手札に戻しました。次のターン、相手が《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えた場合、効果で《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をバトルゾーンに出すことは出来ますか?
A.はい、バトルゾーンに出すことが出来ます。クリーチャーをバトルゾーンに出す際、ツインパクトカードであってもクリーチャー側のコストのみが参照されます。
引用元(2019.12.11)

Q.自分の《不可思議 ビダダ魔ン》の「攻撃する時」の能力で、相手の墓地に置かれた《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の呪文側を自分が唱えました。この《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》は自分のクリーチャーとしてバトルゾーンに出ますか?
類似例:《超奇天烈 ギャブル》
Aいいえ、相手のクリーチャーとしてバトルゾーンに出ます。GR召喚も、相手が行います。
引用元(2020.10.23)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の能力でコスト5のカードがバトルゾーンに出せなくなっています。この状態で《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を唱えるとどうなりますか?
A.呪文の効果でカードをバトルゾーンに出そうとしますが、《スゴ腕プロジューサー》のコストは5なので出せず、そのまま墓地に置かれます。
引用元(2020.7.10)

Q.《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をバトルゾーンからマナゾーンに置く際、タップ状態で置かれますか?
A.いいえ、アンタップ状態でマナゾーンに置かれます。《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》は多色カードですが、クリーチャー側は単色です。バトルゾーンにある間は《スゴ腕プロジューサー》は単色のクリーチャーとして扱われていますので、マナゾーンに移動した際もアンタップ状態で置かれます。
引用元(2021.10.22)

Q.相手の《とこしえの超人》と、下に《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》がある自分の《不夜城艦 クランヴィア》がバトルゾーンにいる状況です。この状況で《不夜城艦 クランヴィア》が攻撃し、《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えた場合、《スゴ腕プロジューサー》はバトルゾーンに出ますか?
類似例:《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》
A.はい、バトルゾーンに出ます。バトルゾーンで唱えて、そこから出るのでゾーンを移動したことにならず、《とこしえの超人》の置換効果は適用されません。また、《スゴ腕プロジューサー》の「出た時」の能力もトリガーしません。
引用元(2021.10.22)

  • クリーチャー面2つ目の能力について

Q.バトルゾーンに相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》が1体いる状況で自分の《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》が破壊された場合、《スゴ腕プロジューサー》の「離れた時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。カードがバトルゾーンを離れたことでトリガーする能力は、そのカード自身について移動する直前のバトルゾーンにあった状況を参照します。
バトルゾーンで《スゴ腕プロジューサー》の能力は無視されていたので、「離れた時」の能力も無視され、使えなくなります。
引用元(2020.9.18)

  • 呪文面2つ目の効果について

Q.《目的不明の作戦》の効果で、墓地から《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の呪文側を唱えました。バトルゾーンに出た《スゴ腕プロジューサー》《目的不明の作戦》の効果で山札の一番下に置かれますか?
A.いいえ、置かれません。

+  (総合ルール 400.8)

引用元(2021.2.5)

  • 呪文面3つ目の効果について

Q.《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えて《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をバトルゾーンに出し、その上に《ワッショイ万太郎》を進化しました。ターンの終わりに《りんご娘はさんにんっ娘》の効果でマナゾーンに置くカードはどれですか?
A.《ワッショイ万太郎》がマナゾーンに置かれます。《りんご娘はさんにんっ娘》により付与された「ターンの終わり」の効果は《ワッショイ万太郎》に引き継がれ、《ワッショイ万太郎》のみがマナゾーンに置かれ、《スゴ腕プロジューサー》が再構築されることになります。
引用元(2020.7.10)

Q.《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えて《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をバトルゾーンに出した後、《スゴ腕プロジューサー》が封印された場合どうなりますか?
A.バトルゾーンに置かれたままです。封印されたクリーチャーは無視されるので、ターンの終わりにマナゾーンに置かれることもありません。
引用元(2020.7.10)

Q.自分の《暴徒-da-bummer》がバトルゾーンにいる状況です。
自分は《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の呪文側を唱えて《スゴ腕プロジューサー》をバトルゾーンに出し、そのターンの終わりにマナゾーンに置きました。
この時「メガ・ラスト・バースト」を使ってマナゾーンから再度《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えた場合、出た《スゴ腕プロジューサー》はいつマナゾーンに置かれますか?
A.この場合、《スゴ腕プロジューサー》は呪文の効果ではマナゾーンに置かれません。
ターンの終わりに《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えた場合、その効果である「このターンの終わりに」の能力がトリガーするタイミングは過ぎているため、《スゴ腕プロジューサー》はバトルゾーンに残ったままそのターンを終了します。
この能力がトリガーするのは《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えたターンの終わりのみなので、次のターン以降も能力はトリガーしません。
引用元(2023.12.15)