下町(したまち)のナポレたん》 [編集]

下町のナポレたん R 火文明 (6)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 2000
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、すべてのクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃でき、攻撃クリーチャーは、可能ならクリーチャーを攻撃する。

プロモおよびDMEX-14で登場したジョーカーズ/チーム切札

S・トリガーを持ち、cipで次の自分のターン開始ステップまで敵も味方もすべてのクリーチャーアンタップキラー付与し、加えてクリーチャーへの攻撃が可能であればプレイヤーを攻撃対象に選べなくする能力付与する。

この能力は、召喚酔いしていてもアンタップしているクリーチャー攻撃が可能になるため、アタックトリガーJチェンジなどをすぐに使う事が可能。
ただし、タップしているクリーチャーに対しては召喚酔いが解除されていないと攻撃できるようにはならないので注意。

守りにも使える……が、正直S・トリガーとして使うのは利敵行為になるリスクが高い。

まず、自分のクリーチャーがある程度いないと、全く意味がない。
例えば自分の場に1体もクリーチャーがいない状態で《ナポレたん》を登場させても、相手は《ナポレたん》をバトルで破壊し、クリーチャーがいない更地にしてしまえば、「クリーチャーへの攻撃が不可能」「よってプレイヤーに攻撃できる」ようになってしまう。

GRクリーチャーなどが大量にいたとしても、相手はアンタップした小型を一掃できるようになっているため、自分が攻撃されなくなる代償があまりにも大きい。

極めつけに、「攻撃するかしないか」はターン・プレイヤー依存である。
こちらに大型だけがずらりと並び、相手は攻撃してもバトルに勝てないと判断したら「攻撃しない」という選択ができてしまう。

自分のターンに出したら、持続期間の都合上、次の相手のターンにもアンタップキラーが使われてしまう。
《調和と繁栄の罠》のような先置き防御札となることも、デメリットとして機能することも考えられる。

使うとすれば【6軸ガチロボ】か。アンタップキラー付与により《ガチロボ》のアタックトリガーをすぐに使う事が可能で、ささやかな防御札にもなると考えれば使えなくはない。ただ、《ガチロボ》も《ナポレたん》も強制なので、予期せぬタイミングでアンタップキラー付与したり、相手の高パワークリーチャーを越えられず攻撃できない、などといった裏目もある。
《終剣連結 アビスハリケーン》との組み合わせで利用するコンボも考えられるが、先に展開しないと両者の効果を活かしづらいため、若干厄介である。

  • 「可能であればクリーチャーを攻撃する」効果と、「可能であれば相手プレイヤーを攻撃する」効果が重複した場合、攻撃するプレイヤーが攻撃対象を自由に選べる。
  • カード名の由来は三和酒類の麦焼酎のブランド「いいちこ」の愛称「下町のナポレオン」から。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMEX-14
    ジャオウガに深手を負わされ、治療はもはや不可能と思われていたスパ。だが、そこに下町のナポレたんが現れ、「我輩の辞書に不可能の文字はないナポ!」の言葉とともに見事治療を成し遂げた! 決め手は下町秘伝のケチャップ。
  • プロモ(P68/Y19)
    十王篇クライマックス! すべてを奪う鬼、ジャオウガを討て! モモキングReVo!!

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.相手のターン中、相手は《下町のナポレたん》をバトルゾーンに出しました。
次の自分のターン中、自分が「スピードアタッカー」を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した場合、そのクリーチャーも《下町のナポレたん》の効果で相手クリーチャーを攻撃しなければいけませんか?
A.いいえ、《下町のナポレたん》の効果は、出た時点でバトルゾーンにいるクリーチャーのみに適用されます。
ですので、新たにバトルゾーンに出たクリーチャーには影響を及ぼしません。
引用元(2021.2.19)

Q.相手のターン中、自分は「S・トリガー」で《下町のナポレたん》をバトルゾーンに出しました。「出た時」の能力で相手のクリーチャーは自分のクリーチャーに攻撃しなければいけなくなりますが、そのターン中、バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいなくなった場合はどうなりますか?
A.その場合、相手のクリーチャーはプレイヤーを攻撃できるようになります。
引用元(2021.2.19)