悪魔神(あくましん)バロム・エンペラー》 [編集]

悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

DM-26で登場したデーモン・コマンド進化クリーチャー

《悪魔神バロム》の新たなバリエーション。1コスト軽くなったことで格段に召喚しやすくなった。
「エンペラー」の称号とは裏腹にパワーが小さくなっているが、以外のクリーチャーすべてを除去するcip能力は変わらない。

先代の《悪魔神バロム》に対しては専用の構築にしなくても十分に扱える点が強み。《悪魔神ドルバロム》に比べるとどうしても効果は地味だが、7コストならデーモン・コマンドを扱うデッキの選択肢の1つとして、片手間に召喚を狙えるレベルである。

デーモン・コマンドの7コストの進化クリーチャーとしては《死神明王ガブリエル・XENOM》《悪魔神グレイトフル・デッド》と枠を争うことになるか。

  • DM-26の看板カードの1つとして、色違いのシークレットVerが存在。そちらの色づかいは橙系で、体のパーツが少し減っている。
  • アニメでは「ゼロ」第8話で、黒城が勝舞を相手に使ったのが初登場。「強化カード」と言われたが、なんの強化カードかは説明されていない。それ以降は黒城の切り札の1つとして、元祖《悪魔神バロム》以上の頻度で登場。1つのデュエルの中で、このエンペラーと元祖バロムの両方が登場する事もある。
    「クロス」第24話や第43話でのザキラ戦でも登場しているが、ザキラのデッキも闇が多いため、ザキラのクリーチャーを全滅させる事はできず、どちらの話でも黒城が敗北している。
    第60話では、《悪魔神バロム》《悪魔神ドルバロム》と3枚揃って手札に加わっていたが、この話では《悪魔神バロム》のみ登場した。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
進化-デーモン・コマンド
自分の墓地にあるデーモン・コマンド1枚につき、このクリーチャーの召喚コストは1少なくなる。ただし、このクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。
バトルゾーンに出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

DMPP-09で実装。デーモン・コマンドで墓地肥やしすれば5ターン目にも出せるようになった。
3ターン目に《ロスト・チャージャー》《悪魔神ドルバロム》を墓地に置きつつマナ加速、4ターン目には進化元になるクリーチャー、5ターン目には墓地の《ドルバロム》1枚により1軽減され、6マナで《バロム・エンペラー》に進化できる。

【バロム】【アポロヌス・ドラゲリオン】などの5ターン目ごろにフィニッシャーを着地させるデッキへの回答札を得たという点が非常に大きいように思われた。

ただし、《邪霊神官バーロウ》を使って《悪魔神ドルバロム》を出すのと異なり、バトルゾーンにデーモン・コマンドの進化元を出しておかないと出すことができないというのがかなりのネックとなっている。
DMPP-09最軽量にはコスト4の《憤怒の猛将ダイダロス》(All Divisionのみ)、《地獄の門番 デスモーリー》(All Divisionのみ)、《虚空の翼ダークモルダー》(All Divisionのみ)、《血土の無僧ザハク》《無敵悪魔カースペイン》準バニラに近いクリーチャーしかおらず、結局《バロム・エンペラー》を使わずに耐久かマナブーストしてから《ドルバロム》を出すのが手っ取り早いため、《バロム・エンペラー》の採用率は低い。

自身のコスト軽減の能力に関しては、DMPP-12にて《カラフル・ダンス》が登場したため、大量墓地肥やしがやりやすくなった。
黒緑には《無敵死神ヘックスペイン》《腐敗妖精ダチュラ》など相性の良いカードがあるのでそのカラーが適しているだろう。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-26DMPP-09
    時の流れの中で、王者だけがその力を研ぎ澄まし、次の世界を見据えていた。
  • DMC-55DMC-66
    伝説の王者が目覚めし時、渦巻く闇が世界を包み込む!
  • DMX-12
    夜だ。この国に、おまえ達に!我が夜をもたらしてやるのだ!!

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]