武家類武士目(ぶけるいもののふもく) ステージュラ》 [編集]

武家類武士目 ステージュラ VR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍 11000
G・ゼロ−バトルゾーンに自分のスノーフェアリーが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、スノーフェアリーを好きな数、自分の墓地またはマナゾーンから手札に戻してもよい。
自分のスノーフェアリーが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい。

DMR-20で登場した自然ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍

スノーフェアリーに関する強力な能力を3つ有する。

1つ目はスノーフェアリーに対応したG・ゼロ。発動に要求される数は3体とやや多めだが、スノーフェアリーは軽量かつ大量展開の得意な種族なので、この点はまず気にならないだろう。相手が積極的な除去をしてこない限り、3〜4ターン目にはパワー10000越えのW・ブレイカーを降臨させられる。タマシードフィールドなどの非クリーチャーは参照できないので注意しよう。

2つ目は墓地及びマナゾーンスノーフェアリーを一気に回収する豪快なcip能力
《霞み妖精ジャスミン》を筆頭に、マナゾーン墓地に関する能力の多いスノーフェアリーシナジーが強い能力である。破壊されたスノーフェアリーの再利用は勿論のこと、マナゾーン落ちたスノーフェアリーの再利用にも役に立つ。《カラフル・ダンス》などの墓地肥やしを連打した後で出せば、大型クリーチャーの残る強力なドローソースの様にも使える。

同じポジションには《ダイヤモンド・ブリザード》《ダイヤモンド・カスケード》が存在するが、それらと違いこちらは回収する数を調整する事ができるため、マナゾーンが空になってしまったり、墓地からマナゾーンに送るスノーフェアリーが1体も無くなる等という心配もなく、小回りが利きやすい。

3つ目は《爆竜勝利 バトライオウ》の様なバトルを肩代わりする能力。基本的に非力なスノーフェアリーにとってこの能力は非常に有難く、擬似的に全てのスノーフェアリーパワー11000となった感覚で動かせるようになる。《ダイヤモンド・フォール》パンプアップしたり、《護聖妖精トビ・ゴンゴン》タップしたりするとより効果的。

難点は除去耐性を持たない点と、自身がスノーフェアリーではない為に《ダイヤモンド・ブリザード》《ダイヤモンド・カスケード》回収できない点か。《天真妖精オチャッピィ》《きぐるみ妖精ユッキー》を活用するか、他文明も加えるなら《プライマル・スクリーム》《白骨の守護者ホネンビー》辺りを用意しておきたい。

総じて、スノーフェアリーの性質とこの上ないほどにマッチしたクリーチャーである。スノーフェアリーは定期的に強力なクリーチャーを輩出しており、このクリーチャーの将来性も高い。今後の【スノーフェアリー】における新たなフィニッシャーになりうるだろう。

環境において [編集]

2017年頃の環境では《ベイB ジャック》《桜風妖精ステップル》の存在によって【緑単ステージュラ】というチェイン・コンボによる高速ワンショットデッキが成立。チャンピオンシップなどでもそこそこ結果を残しているデッキタイプとして名前が知れ渡るに至った。

【緑単ステージュラ】が《ベイB ジャック》のプレミアム殿堂によって見られなくなった後は、このカードと《“轟轟轟”ブランド》のコンボを巧みに使用した【轟轟轟ステージュラ】が結果を残している。結局《“轟轟轟”ブランド》も殿堂入りしてしまったが、このクリーチャーのポテンシャル自体は高いので、相性の良いカードを見つけたら環境に舞い戻ってくるに違いない。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

その他 [編集]

  • カードイラストでは、《雪精 X-girls》の3人が背中に乗っている。彼女たちの「ステージ」となる「ジュラ」シック・コマンド・ドラゴンということだろう。また、《X-girls》はハラグロXを元に作られたクリーチャーであることから考えてみると、女に使われる男はいずれ「捨て」られることも名前の由来の一つかもしれない。
  • 「武士」の部分は「ぶし」ではなく「もののふ」と読む。意味自体はどちらも同じ。ハラグロXの元ネタから察するに、名前の由来はアイドルグループ・ももいろクローバーZの熱狂的なファンを意味する「モノノフ」からだろう。また「武家」はぶっちゃけの本名(武家茶太郎)にちなんだものと思われる。
    サムライを髣髴とさせるネーミングだが、種族には含まれていない。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]